奇を知り偶を知れば百戦殆からず。

私皆様の記事を読んでいて大変なことに気付きました。
一人だけ自由帳だからとは言え自由に書きすぎちゃいませんか、と。

なので、今回は曖昧な状態から復活した虎眼先生ばりに真面目に。
テーマは打たずに台を理解する、です。

機械割が何で決まるかは皆様ご存知の通り、入れたメダルに対する払い出しの枚数です。

その差をつけるために各機種様々な工夫を凝らしていますが、大事なのは自分が打とうとしている台はどうやって機械割の差をつけているかです。

それを頭の片隅に置いていただきながら問題を1つ。
以下のテーブルはある台(非スマスロ)のモード振り分けです。何の台でしょうか？

※一撃様のサイトより

…ちょっとサービス問題すぎましたかね？
正解は閃乱カグラBURST UPでした。

見ていただくと分かる通り、モードAとBの振り分けに相当な設定差があります。6なら天国+モードBが約7割。
この台のAT突入ルートは殆どがゲーム数CZからとなるため、CZまでのゲーム数が長くなるモードAの振り分けが即ち設定差となっています。



この調子で続けて問題を1つ。
以下はある台(非スマスロ)のCZ突破率です。何の台でしょうか？

※ちょんぼりすた様より。忍は出典も自由自在

…これは少し難しかったかもしれません。
正解は閃乱カグラBURST UPでした！

CZ突入率に殆ど差がない一方で、CZの爆乳ハイパーバトル勝率に極めて大きな設定差があります。
道中のアイコン等でカバー出来る要素があるにしても勝率15%以上の差は凄まじいです。
(CZスルーによる内部的なバトルレベル上昇も込み込みの数値と思われるので体感もっと差があります)


この2つを踏まえると

低設定の場合は、「CZが突破出来ない上に深いゲーム数やモードが選択されやすい」

と負のループとなり


高設定の場合は、「CZが突破しやすく突破出来なくても次回CZまでのゲーム数やモードが優遇されやすい」

と正のループになることが予想されます。


また、初回CZ突破率が低い→低設定の可能性が高い
モードA選択率が高い→奇数の可能性が高い

とも考えられます。


そしてこの台、その推測を後押ししてくれるかのように道中のポイント集めゾーンで設定示唆(含む偶奇示唆)が出てくれる親切仕様。

荒い台のように見えて選択されたモードと偶奇示唆の2つをしっかり抑えていれば大火傷することは少ない台でした(勝てるとは口が裂けても言えません)



昨今の台は台そのものに出してくれる情報が多岐に渡ります。

一見良く分からない情報でも頭の良い開発者が敢えて表に出してくれている以上、そこには何かしらのヒントが隠されていると私は考えます。

ヒントから予想して考え打つ。いつもと違う違和感を見逃さず高設定を確信して最後に示唆で正解だったと知る。

これがスロットの醍醐味の1つなのでは無いかなと思います。





…まぁ、とは言えいくら予想しても設定入れてくれないと意味がないんですけどね……

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