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パチシュタゲで初めて云々
パチシュタゲで初めて云々
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ザンボさん
サラリーマンでありながらいかにパチスロと深く付き合えるかを模索してたら10年が過ぎてしまいました。 いかに勝つかではなく、いかに楽しめるかをメインに打ち続けています。よろしくお願いします。 - 投稿日:2015/10/26 19:32
本来のタイトルは
「パチスロシュタインズゲートで初めてパチスロを打とうと思う人へを見てパチスロを打つまいと思う人へ」でした。
タイトル長くなって略せざるを得なかったの残念。
せっかくこういったページを頂いたので、反論?というものを書いてみたいという気になりました。
事の始まりは今日ツイッターで流れてきた1つのタンブラ記事。
「パチスロシュタインズゲートで初めてパチスロを打とうと思う人へ」
http://bit.ly/1R8h7Zj
要約すると
・昨今のパチスロは絶対に負ける仕組みになっている
・お前らオタクはカモにされてんだから自覚もて
・打ちたいんだったら導入後1か月経ってからの低貸しかアプリか実機買うかにしろ
・シュタゲが好きで打つなら他の台は打つな
と言ったところでしょうか。
要約なので厳しい口調で書いていますが別に記事自体は優しく諭すように真っ当なことを言っていますし、ネタのセンスも良いです。ちょっと長話ですが読んで無駄とは思わないでしょう。
自分がこの記事を読んでつぶやいた1発目の感想は
「ツインエンジェルは堀江由衣主役じゃない やり直し」
でした。そこだけは許すことができない。絶対にだ。
さて、こう言うビッグタイトルが世に出た場合、当然それ目当ての新規層が現れます。
これを見てくれているベテランの方もそうですが、こんなところにまでわざわざ訪れていただいたパチスロ未経験の貴方。そう貴方に向けて記事を書いています。
先述した記事を確認してどう思われたでしょうか。おそらくその感想は「パチスロこわっキモッ近寄らんどこ」辺りだと思います。ここで書かれている方と同レベルのキチガイである自分から見ても、出来るなら遠ざけたいという意志を感じます。
正直な所、自分も素敵な趣味とは言い難いと思っていますが、もう少し歩み寄っても良いのではという気がしています。
と言う訳で、項目ごとにフォローと反論を付けたいと思います。
対象はこれからパチスロを打とうと思っていたけど怖いのでやめとくか…と思っている方としています。
1.自分語り
9年前というと丁度4号機(というジャンル。iPhone4とかそういう感覚で見てください)と5号機が入り乱れていた時期。そこで1年半で100万負けた…というのは相当熱くなるお方。自分も月単位で10万以上負けることも多々ありますが引退は考えたことはありません(クズ証明)
2.パチスロシュタゲについて
>”おそらく面白くないし死ぬほど負けられる台になります”
ここで補足したいのは「PVよりは」おそらく面白くないということと、
死ぬほど負けられるし、死ぬほど勝つときもちょっと負ける時も勝つことも有る
ってことです。割合的に2:1:5:2くらいでしょうか。負け7の勝ち3です。
特にここのメーカーはじわじわ負けさせることに長けていて、ときどき出てくる宝くじで4等くらいの確率の大当りで取り戻すようなシステムを作っています。おそらく今回のシュタゲもそうでしょう。
繰り返して言いますけど、毎回死ぬほど負けられることはありません。お金のやり取りは大前提の話なので後にも続きますが、ここは大事な部分で考えてほしいです。
3 なぜ危険なのか
本題です。ちょっと長くなっていますが、まず重要な部分で言うと、
>仕様を見る限り一日で数万円が消し飛ぶような台じゃないです。
>ですが勝てるか勝てないかで言えば絶対に勝てません。””絶対に””勝てません。
ここ。反論というからにはそういう訳じゃないんだろ?と期待されるかもしれませんが、この点に関しては完全に合っているという考えを持ってほしい。特に「絶対に勝てません」ってくだりは2の項でも挙げげいるとおりその通りの展開です。
昨今のパチスロはお上に叱られつつ、それでいて打ち手の意見を取り入れた結果、
・1時間でン万円吹っ飛ぶような性能にせず(お上の意向)
・1時間でン万円稼げるような性能にせず(お上の意向)
・トータルで見て額面上だけでも派手に勝ち負けしない性能にしつつ(お上、打ち手の意向)
・でも滅茶苦茶勝ちたい!!!!!!!!(打ち手の意向)
っていう無理難題を取り入れた結果のバランスになっています。この滅茶苦茶勝ちたい、ってのがさっきの宝くじ4等に相当するものです。いわゆる「プレミアフラグ」とか「事故」とか呼ばれています。
定期的にこのプレミアフラグを引いて行かないと、じわじわ負けるのが常習化します。かなり無理いっていますがそれが今のパチスロなのですね。
で、この当たりやすいけどじわ負けのシステム、特に萌え台に顕著だったりします。この記事にもあるような”辛い”に置き換えてもいいと思います。ただし当たりやすいことは往々にして「甘い」と表現されます。この皮肉なかなか不思議すね。
先述したツインエンジェル(特に話題になった2作目が)、自分のスペックを「スイートスペック」と題した辺りから、萌え台はそうあるべきという風潮になっています。
特に当たりやすく作っていたToHeart2なんか「ハートフルスペック」が「ハートフルボッコスペック」などと揶揄されていました。
当たりやすい、ただし増えづらいという飼い殺し的展開がオタクにマッチすると考えているのでしょう。実際いっぱい当たった方が楽しいですしね。
ですので、それなりに打てばそれなりに楽しめはします。勝てるとは言っていません。
元記事では失う金額が5万円が最低ラインと書かれています。残念ながらおそらく正しい。ただ、その密度をちょっと考えてほしい、というのが自分が書いたこのコラムの最も伝えたいところです。
ここで唐突に私の機種別収支を一部ご紹介します
[パチスロ収支]
・スカイガールズ2 : -53,400
・魔法少女まどかマギカ : -36,600
・戦国コレクション2 : -9,400
収支は今年の6月からつけだしたので、実際にはもっとボロボロです。
やっぱりひどい目にあっているんだな…とお思いの貴方、こちらも併せて見てください。
[パチスロ遊技時間]
・スカイガールズ2 : 45時間14分
・魔法少女まどかマギカ : 20時間59分
・戦国コレクション2 : 29時間48分
[パチスロ時給]
・スカイガールズ2 : -1,180
・魔法少女まどかマギカ : -1,744
・戦国コレクション2 : -315
時給換算するとかなり負けている類のスカイガールズでも1000円ちょっと、戦コレに至っては-300円です。負け収支がこれですよ。ゲームセンターの方が使うんじゃないかって言うレベルです。
同じメーカーのストライクウィッチーズは勝ってるので今回載せてませんが同じような感じです。
最低5万負けるのは正しい、ただしそこに至るまでに十分楽しむ時間はある。ここが最も大事なのです。
今でこそやれレアガチャだやれカリオストロだとソシャゲ界隈で恐ろしく加速度の早い消費ケースがありますが、こと昨今のパチスロであれば、その角度はソシャゲよりもかなり緩やかであると言えましょう。
自分の例で申し訳ないですが、5万円負けてもそれで40時間以上同じ台に座っていて、それでも楽しめてないと思いますでしょうか?アニメで言えば80話も集中して見てる時間ですよ。もう十分ではないでしょうか。自分ならば十分楽しめたと思いたいです。
ここを皆様に一番考えていただきたいのです。負けるのは確かにつらい、しかし「使う」という観点で見れば、時間対効果としてはそこまで低いコストパフォーマンスではない、と考えます。
そこを踏まえたうえで、元記事のアドバイスに戻ると
>①まずパチスロシュタゲを1か月忘れましょう。
>②低貸しで導入するお店を探します。
>③アプリ化(ゲーム化)を待ちます。
>Ex.実機を買う。
理屈は確かにどれも通ります、ですが、先ほどの「お金を使って楽しむ」という観点では、①②以外はお勧めできません。個人的には②もちょっと。
まず、実機を買うのとアプリ化、付け加えるならゲームセンターで遊ぶというのは絶対にNO。元々お金を稼ぐために、そういう(今から儲かるよー!という)演出バランスで作られているのに、それの目的のところから覆してしまうと、途端にチープな出来になります。実機を買っているのはパチスロそのものが好きな方だからです。真のクズにとってようやく実機購入が視野に入るのです。
低貸しなのはお財布との相談ですが、アプリ化の理論と同じで、多少なり生活に影響のある範囲であるべきだと私は考えます。例えば1000円で10万円分遊べるみたいなお店があったとして、それはゲームセンターと何が違うのでしょうか?勝ってうれしいですか?と自己問答が走る可能性があります。
仮に月々のお小遣いが10000円しかないのでスロットに使えるのは3000円まで!とかの状況下の場合、低貸でもヒリ付く闘いとなるので歓迎すべきですね。
①の1か月忘れましょう、ということについては個人の問題なので否定も肯定もしません。
新しいアニメが出た時になんとしてでも最新で見たいという人、数か月遅れて無料動画で見た方が楽な人、どちらが好きかは個人の趣向でしょうし。
まあ確かにパチスロに関しては、暫く経った後の方が解析(攻略法みたいなもの、この時はどう打てばいいの?みたいなのが時期により判明します)が出るためより楽しめたりもします。
さて、ここまで見ておいてだいぶ矛盾じみたことを言っていると思われる方も多いでしょう。
「あんまり負けない」って言っておきながらさらにリスクを抑える手段を否定するってどういうこと?と思うのも無理はありません。
だって、それがギャンブルですから。
パチスロは、どう言いつくろってもこの一言と矛盾を楽しむ為にあると自分は思っています。
トータルで見ればじわじわ負ける、ただ短期的にはそれなりに勝ったり負けたりするのを楽しみましょうということです。好きなアニメや漫画でいろんな演出が付いてきて、ちょいちょいお金が入ったりする、それだけでいいじゃないですか。
勝ち逃げても良し、最初に死ぬほど負けたのでもう2度と打つもんかでも良し。ただもうちょっと付き合ってみれば別の一面が見られるかもしれない、そうやって沼ってハマっていくもんじゃないかなー、と思います。
なんかきれいごと言ってますけど程々にって精神を持っていればという話は付けておきたい。あと今の説明はパチスロに限った話で今のパチンコ、特にMAX台というハイリスク台は正直恐ろしいと思ってます。
さて、そんな条件を踏まえたうえで、本当に打ってみたいと思っている方への私からのアドバイス。
これちょっと前に「ストライクウィッチーズ打つために100万円おろしてきた」って方へのアドバイスでもあったんですけどね。
そのアドバイスが下の3つ。
1.詳しい人と一緒に行く
2.素人であることを自覚する
3.負ける前提で行く
この3つがあれば、少なくとも気持ちよく打てると思います。特に詳しい人と一緒に行くのは重要。この方が勝ち負けにそこまでこだわらない方だとなお良いですけどね。
パチスロは1から9までグレーなゾーンに属しているので、暗黙の了解的なものがいくつもあります。素人なので通ぶらず、一緒に来た方に頼って打つのがベストです。
あとは負ける心構えですね。先ほどの方もぼろ負けすると思って100万円おろしたら初日10万円以上勝ったらしいですし。謙虚な姿勢って大事。
イメージは、負けたらちょっとつらい思いをするけど、買ったらほんの少し贅沢できるぞ、ってレベルのレートで、それを目指しつつ好きな作品のキャラが動き回ったら、面白いじゃん?って感じでしょうか。
…なんか長文書いてまとまり切れなくなってきた気がするのでこの辺でいったん納めておきます。あとで適当に編集するかも。
ちなみに、この方の記事、他のも秀逸で
「クレアの秘宝伝について」
http://bit.ly/1H4e7b0
この記事とか素人には1ミリもわかんない内容になっていますけどわかる人にはすごく良く分かります。
でもなんか楽しそうに見えるでしょう?気持ち悪く見えるでしょう?沼にハマる、って、こういうことなんですよね。
ここまではあれですが、是非皆さんも少しだけ興味を持っていただければ、と思います。
ではまた。
5
ザンボさんの
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このコラムへのコメント(4 件)
ありがとうございます!なんか思いのままに書いちゃったのでわかっていただけるか不安でした。
ストパンもなかなかに重くて続かない、赤城かフリーズ待ちって台でしたが、それなりに楽しむ分には良いと思います。
まだ打ってないので盛大に手のひら返すかもしれませんけどな!
シュタゲは個人的に下半期いちばん期待している台で、PV見て「すげえ面白そう! 新規書き下ろしシナリオ!! ラボメンコンプシステム!!」とかワクワクしながらスペック表を見たら「お、おう…」となりました。
たくさん回るけど天井深い、ボーナスからのAT当選率低い、ボーナスもパチンコのMAX機並みに重い。この3つが非常に重たくのしかかっていますが、とりあえず負けるつもりで5万円くらい突っ込むと思います!
ベテランの方だ!ありがとうございます。
初心者でも楽しめるようにメーカーさんもいろいろ考えているはず(結果に出るかはともかく)なので、
是非無駄にしてほしくないものですね。
ツインはくぎゅが主役とか能登こそ真のヒロインとか言う方々が居るので片っ端からわからせてやらねば…
激しく同意する点が多々ありました。
ツインの主役はほっちゃんではない。
(↑ここも重要w)