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斜陽を浴びて追懐せり ③.アレックス
斜陽を浴びて追懐せり ③.アレックス
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リッチさん
5号機後期からスロット打ち始めた新参物。 基本ノーマル機かまったり遊べるA+ART機打ってます。 アクロス島の住人。 引用や出典明示が多い文章ばかり書いてますが、ライトユーザーです。 - 投稿日:2022/08/16 18:14
※この記事に貼ってあるurlは参考にしたデータや公式のホームページへのモノです。
飛ばなくてもいいよう書いていますが、ソースは大切。
【第1章 ~前書き~】
3記事に渡る私のスロット機の好みと考え方。トリを飾るのはアレックスだ。
5.9号機以降はノーマル機を打つ機会が増え、8:2(ノーマル:その他)ほどの比率を占める。
前記事(url)のあとがきに書いたが、各記事で”どこに注目するか”を考えた。
①.のジャッカスチームは”遊戯性”
②.の攻殻機動隊 2nd GIGでは”システム”
③に当たるこのコラムではスロット機がスロット機たらしめる”リール”だ。
制御表とにらめっこしながら打つほどの熱量があった機種ではないが、アレックスは私が求める”ちょうどよさ”と”曖昧さ”、”心地よさ”に近い感情を抱く台であったのだ。
【第2章 ~台の説明~】
http://a-project777.com/arex_2018/ (公式H.P)
細かい仕様は、公式H.Pを見て頂けると幸い。
パチ7のユーザー皆様は打った人も多いだろう。
ユニバーサルエンターテインメントの"A PROJECT"の最後の5号機Aタイプ。
BB335枚/RB116枚 RT/ART非搭載、ボーナスのみで出玉を増やす。
【第3章 ~変遷~】
アレックスを打ったのは導入されてすぐだが、その時は”ハマる”というほどではなかった。
コロナウイルスの影響で2020年はがっつりパチスロを打つことは無かったため、空白期間があるが撤去される最後まで遊んだ台である。
章タイトルにある通り、アレックスに至る変遷が大切になる。
・2016年春頃 ゲッターマウス(5号機) を打つ
├元ライター現A PROJECTの広告塔を担う小野P(オノル)さんの動画が打ち始めのキッカケ
│
・2016年夏頃 クレアの秘宝伝~眠りの塔とめざめの石~ にハマる
├ここら辺から”設定”を意識し始める、クレア2は4でも割りが高かったため結構勝てた。
│
・2017年終わり頃 ハナビとバーサスにハマる
├小役をしっかり数え始めノーマル機でちゃんと勝とうと考え始める。
│
・2018年夏頃 ディスクアップおじさんと化す
├通常時の目押しを意識するようになる。
│
・2019年初め アレックスにハマる
大体こういう変遷を辿っていたと思う。時系列は前後するがサンダーVリボルトだったりクランキーセレブレーションにハマったりと、アクロス島の住人になっていく。
上記の変遷でアレックスを打ったからこそ、このコラムを書くに至っていると考えている。
【第4章 ~スロットのちょうどよさって?~】
ノーマル機は順押し/順ハサミ/中押し等々通常時の消化方法があるが、私は順押し一辺倒だ。
ハナビもディスクアップも順押しロータリーだ。ハサミ押しが嫌いという訳ではなく、純粋に
3rd中リールでスイカ等の15枚役を狙うのが面倒くさいので順押しでタイミング押ししている派なのだ。
ただどんなスロット機も一番面白く作るべきは順押しだろうという思想もある。
ディスクアップで通常時の目押しを意識し始め、滑りコマ数などを考えるようになった。
チェリー付き鳥枠上ビタの場合は、小役ハズレ目だが1コマ以上滑っていればハズレ目でも止まってしまう。
予告音ありで中リールブドウの付いていない赤7上段ビタ押し4コマ滑りはブドウ確定。
私の目押し力だと特定の図柄を毎回ビタ押し出来るほどではないため、”曖昧さ”が生まれる。
だがその”曖昧さ”を楽しめる余裕が生まれていた。スロット機に対する造詣が深くなっている事を強く実感できたのだ。
ジャッカスチームのコラム( https://pachiseven.jp/columns/column_detail/19356#contents )でも語ったが、スロット機は”音”も重要な要素になる。
ノーマル機の場合は、AT/ARTより演出が少ないためよりストップ音やボーナス中、演出時に発生するSEなどがより印象に残る。
アレックスのメイン演出は”消灯”と”予告音”だ。
打った人は分かると思うが”消灯”は主張しない。”予告音”はほどほどに主張する。
「気疲れしない」はノーマル機においてとても重要だと思う。長ければ13時間8,000-9,000回転
という試行回数を積んでいくものだからだ。
・主張しない演出とその期待度
・リールの制御と目押し力に比例する曖昧さ
・技術介入要素の簡単さ
アレックスは、これら構成する私が思う”ちょうどよさ”にちゃんと応えてくれた。
だから好きだったのだ。
【終章 ~あとがき 探求者達へ~】
知識と意識というのは面白いものだ。共に行動に結実する要素だが作用の仕方が異なる。
私個人的な考えだが知識は継続性を、意識はキッカケを作る。
スロットは1回打って終わりではない、以前の経験を知識とし新しい楽しみ方を意識して探しに行くのが面白いのだ。
創作的側面を持つジャンルではその道の険しさと終わりの無さから”探求”と表現される。
私はアレックスという始祖鳥との出会いでスロットの探求の仕方を覚えた。
私の探求の旅はまだまだ続くのだろう、今やっと火を灯しただけだ。
4
リッチさんの
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このコラムへのコメント(6 件)
各々で感じる場所は違うでしょうけど、滑りコマ数による小役成立の変化はやっぱりノーマル機の特権ですね。
個人的には知りたい瞬間も多々あるので、ボタンで任意に確認できるシステムは標準搭載してくれるとやる気が出ますw。
最近のパチンコもスロット明滅が激しすぎてすぐ目疲れちゃうんですよねぇ、わかります。
まったり増える台はそこら辺も抑え気味で作るか、パチンコみたく輝度設定出来るようになったら嬉しいですね。
シンプルな作りなのに飽きない。
卵焼きだと思ってます、ちょっと良い店で出る。
現ノーマル機の十分条件ともいえる"消灯"/"予告音"だけでこんなにも面白いものが出来るのかと感心しましたね。
台の面白さはメーカーもさることながらユーザーも探して行くべきなんでしょうなぁ~。
最近は終日荒波なパチンコやスロットを打ち切ると夜寝付けなかったり次の日露骨に影響あったりと寄る年波に負け続けているのですが、A-PROJECTの台は終日打ち切った際の翌日の負荷がいくらか少なくありがたいです
スロットって、こうゆうので良いんだよなぁ。
こうあるべきってのは傲慢ちきだけど、シンプルに楽しめて、更に奥が深いってのをこれからも欲してしまいますな。