緊急事態宣言

今回は真面目なお話です。全く先の見えない新型コロナウイルス。1月7日には一都三県に、さらに拡大し本日現在は、地元岐阜を含めた一都二府八県に。

そんな中、ワイドショーなどで再度、パチンコ叩きがありました。「1月11日のゾロ目に多くのパチンコファンが集合」したと。昨年春の緊急事態宣言の報道まで酷くはありませんが、それでも一般の視聴者には「パチンコファンの異常な行動」として植え付けられたでしょう。

昨年はコロナウイルスが未知の感染症であること、対策が見えていなかったこと。消毒、マスク、三密が大きく取り上げられたこと。特に三密を守らないことが大きく問題視されました、

パチンコ店経由での感染者、クラスターの発生はない。もともと換気能力は高い。人と長時間にわたり向き合って話したり、濃厚接触する場面は皆無。衝動や飛沫防止対策が出来ている。このことから、間違った報道は訂正されていきました。

あれから数ヵ月、政府のGoTo強行や後手後手の対策。コロナ慣れしてしまったこと、無症状者が街中に繰り出すなどして感染は拡大、現在に至ります。

先述の1月11日の報道ですが、まさにコロナ慣れではないでしょうか？ パチンコ店のコロナ対策は他業種より優れている、パチンコ店経由での感染者、クラスターの発生がないことで「パチンコ店は安全」のような流れになっていませんかね？

決して「パチンコ店だから、行列や三密でも大丈夫」とお墨付きが出たわけではありません。あの報道は、パチンコ店やパチンコファンの気の緩みに対する戒めと捉えるべきでしょう。パチンコ店の行列で感染したなんてことになれば、マスコミやコメンテーターは鬼の首を取ったかのように「それみたことか、あの異常な状態では当然だ」と言われることでしょう。

パチンコ店では消毒、マスク着用は徹底していますが、検温はやっていないところが多いはずです。地元の店舗で懸案をやっている場面は見たことがありません。これも面倒だったり、気の緩みでしょう。パチンコファンも密になると思ったら「少し離れるように対処してください」とお店に訴えてみるとか。

せっかくパチンコ店のコロナ対策が評価されているのですから、台無しにすることのないよう、ホールとパチンコファンには気を付けていただきたいです。

7