こんな台もあったねと【パチスロ大海物語 with T-ARA】

どうも、去年の願い「パチンコ台枠のシンプル化」がバッキバキにへし折られたばだばーです。
いや本当にどうなってるんですかね？ナタとか団子(まだ導入先)とか相撲の行司軍配(まだ導入先)とか台にぶっ刺してどうなると言うのか。
あと枠のゴチャゴチャさで言えば新しい地獄少女もだいぶヤバそう。


閑話休題(それはそれとして)


今回は「こんな台もあったねと」と題して皆様の記憶にうっすらいるかいないくらいの、目立つ高評価も低評価も特別されずにひっそり消えていった台についてつらつらと書いていこうかと。
本当は6号機移行でピンチになったジャグにかこつけて北電子の5号機振り返りとかやろうと思ったんですがちんたら書いてるうちに出ちゃったので……


とにもかくにもまずは台紹介。
海物語系スロットではたぶん唯一の純ボーナスを積んでない純増2.8枚のAT機です。クジラッキー？彼はスピンオフみたいなもんだから……

台の特徴はとにかくパチンコメインの人を取り込もうとしたことがわかる作りですね。
狙わなくてもこぼしなし、当たりを確変と通常という2つに分けてパチンコナイズすることで確変当たりなら絶対続くというのが分かりやすい普段スロット触らない人にも優しい作り。
当たりは確変も通常も1セット基本100枚でこれがループする形。通常でも引き戻しがノーチャンスではないのも○。当たり中にストック取れることもあるし。

とまぁ良いところだけ書くと割と受けそうな気がしなくもない今作。いったいなぜ受けなかったのか？
答えは実にシンプル。【出ない】とにかく【出ない】。

確変にループ率が55%,75%,85%の3種類あるんですがフリーズ以外はほぼ55%を選択するのでまぁ伸びない。初当たり1回平均200～300枚では流石に厳しいものがあります。
設定5,6だけは通常時からの75%ループ当選率が優遇されてますが……(それでも5で5%、6で10%)

一番のクソポイントは【減少区間がある】でしょうね。6号機かな？(唐突な6号機ディス)
この台確変通常問わず当たりが終わった後に保留玉なるものを5つもらってそこを消化する間に確変なら絶対当たる、通常なら引き戻しチャンスというシステムを搭載しています。「保留玉5つ」です、「5ゲーム」ではありません。ここ重要。

んでこの保留玉消化中、一切ベルナビが出ない。現状維持ぶんすら出ない。もりもり減ります。
そして前述した保留玉5つがここでじわりと効いてくるのです。保留玉5つ消化し終わる頃にはクレジットが半壊してます。
つまり1セット100枚の当たりは実質1セット80～90枚くらいということになるのです。上に書いた平均200～300枚も実際は160枚～280枚ということであってまぁキツイ。
1セットの獲得枚数がそこまで強くないのにこの削りは非常に痛い。三洋は電サポ中のクソ釘による削りを再現していた……？(いらない)


そんな扱き下ろしまくったこの海T-ARAですがなんとホールにまだ現存しております。(全国8店舗)
京都には2店舗残ってますから京都府民の方々はチャンスですよチャンス！
寿命でいうとあと半年ちょっと(サラ番より少しだけ長い)。寿命が先か、稼働つかずに撤去が先か……

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