【第10回】打たないとセンスは磨かれない！センス無くして良ホールはない！

お客さんが来て欲しい・・・。

お客さんが来て欲しい・・・。


地元の常連さん、遠征から来てくれるお客さん。

老いも若きもひっくるめて、お客さんが来て欲しい！


全国のホールが共通で思っていることは変わりません。

でも、

お客さんのことをどんなに思っていても、接客サービス完璧にしていても、

『打ち手の心理がわかっていない』

ここがわかっていないと、ほんと、どうしようもない。


そのひとつが『撤去台』にまつわるエトセトラ！


休みの日。

打ちに行ったら

「あの機種を打ちきたのに、無くなってる！！」

こんな経験は、打ち手なら誰しもあるんじゃないでしょうか？

これが本当に悲しく、悔しい。


もちろん、その撤去する理由がどうしようもないときもある。

例えば、

・みなし機、設置期間オーバーで設置ができない。
・高射幸機設置の30％規制で泣く泣く撤去。

これは、如何ともし難い理由。


ただね？

ホールコンピューターの数字上だけで

・『この期間、あんまり稼働がないから撤去』
・『もう古いから』
・『他の認定台』をもっと増やそう

と、撤去してしまう選択もある。


間違いではない。間違いではないのだけど・・・。


お客さんが、通い慣れたホールへ遊びにいったら、打とうと思った台が撤去されている。

ふと、調べると撤去された機種が隣ホールにあるのを発見！

打ちに行ったら、隣ホールでその日が楽しめた！


こうなると、お客さんの心の動きは簡単ですよね？

隣のホールの常連になる理由をわざわざ作って、大事な常連さんを移動させてしまう。


これが1機種1人と考えるなら、とーっても、浅はか。

人気機種や新台を取り揃えるばかりの時代じゃないからこそ

「このホールは他店舗と違う」の理由付けになる機種がホールのカラーのひとつとなっていたり、

そもそもエリアで少数設置で、思っている以上に、プライスレスな価値が出ている場合もある。


そうなれば、その撤去。正解だと思っているのは、ホール側だけかもしれない。

別に、希少台やレア台を残してくれって話じゃない。

ホール以前に、そのエリア的に好まれない機種の場合は入れ替えるのは、正しい。

そうじゃなくて、新台をいれる以上に、

撤去台によってもお客さんが動くところまで考えていないとしたら、それはセンスがない。

静かなAタイプの隣に喧しいART機を置くくらいセンスがない！


この理由のひとつじゃないかと思うのが、そもそも、「打ってないんじゃないの？」という疑問。

パチンコ、スロットの仕事をする上で、打たなくちゃいけないという決まりはないけど、

打たないで「お客さんの気持ちがわかる」なんて、ちゃんちゃらおかしいし、わかるわけないから、「なんでいれたの？」という謎の入替えをしてしまうのではないかと感じる。


良質なサービスを心がけるなら、

まず機種を扱う人がお金を使って打つ。打ち込む。

負けなきゃ負けた苛立ちはわからない。

勝たなきゃ、ここ一番の喜びもわからない。

こだわる理由もわかりゃしない。

数字や人の話だけで、楽しさ、つまらなさがわかるわけないんだから。

それは打ち手にならないと絶対わからない。

パチンコ、スロットの仕事人は、まずは打って。

「お客様目線」を語るのはそれからだ！
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最後まで読んでくれてありがとうございました！

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コース作りの試みと、お店の想いと、難しさ。

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