【第9話】ムダムダムダァ！なサービスは、誰もいらない。

「お客様目線！」「お客様至上主義！」とか、なんとか。

いかにも「お客さんのことを大切にしていますよー」ワードを見かけます。

ちゃんちゃら、ちゃらちゃらオカシイZE！

宙に浮いているどころか、店内にも見当たらないホールは数知れず。

例えば、たまーに見かけるのだけど

ホールの自販機にストロー、いる？？？

まぁ！まぁ！まぁ！まぁ！

ストローがあったほうが飲みやすい人もいるよ？

年配層が多ければ、使うおじいちゃん、おばあちゃんもいるよ？？

そういうところなら適材適所。間違ってないお客様視点。

・・・でもさー、聞きたいの。

1日に何本使われているか、お店は把握しているの？と。


入っているストローがスカスカか、ぎゅーぎゅー入れすぎ、

ホコリかぶってる以前に、なんかベタベタする。

そういう自販機をみると、

『他でやってて、良さげだったから真似してみたわー！』全開としか思えない。


というか、本数を把握してるなら、そのお客さんがどの方かまでスタッフで共有して、

いっそ声がけするチャンスにすればベストだし。

そもそも、ストローパックのジュース置けばいいのに。


だーれも触ってないホコリをかぶったストローがくっついた自販機を見て思う、ホールストローを例にあげましたが、

こういう『お客さんのためにやってみた☆』サービスが空振りするの、ほんとムダムダムダァ！サービス。


勘違いサービスの理由はとってもわかりやすくって、


「サービス」に先に目がいって、

それを受け取る「お客さん」の顔に目を向けていない。


これだけ。


「稼働数」に目を向けるばかりで、

来ている「お客さん」に目を向けていないのも同様。


喜んでほしい「人」に視点あわせて無いのに「サービス」だなんて、チャンチャラおかしい。


「それ、いる？」みたいな事をしているホールを見かけるのは、そういうことなのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・。


「それ、いります？？」


3階男子トイレ前に構えている


本人と同じ身長の等身大パネルは、必要か怪しいストローと背比べではあるものの・・・

ひとつのインパクトになっているとか、いないとか・・・。


【今週の当たり前ひとこと】

サービスは、それを受け取るお客さんが必要じゃなければ、いらない。

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