【第5話】クイズ！「好きな店」「知らない店」「嫌いな店」の中で、お客さんが１番行かないのはどのお店だ？

（前回のあらすじ）

俺の名前は乱！スロライターだ！

ただのバラエティじゃない、

スロ好きによる、スロ好きのためのコンセプトコーナー新装開店。

スロースタートに満席となった初日。

入れ替わり立ち替わりが早い印象に

「魅力的な機種ばかりを集めて、設定も考えたのにぃぃぃ‼」

柱から念を送る黒い仕掛け人の影がいることに、俺は気づいていた‼

この事件の犯人は…

『信頼のなさ』だけでなく『知られていない』だ‼（ダダン‼）

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「…いつまでコナンもどきを続けるんだ」

そんなツッコミはさておいて。



タイトルのクイズの答えは、

ずばり『知らない』店なのです。



一見、『嫌いな店』となりそうだけれど、

「いやよ、いやよも、好きのうち♡」の言葉よろしく、1回イメージが変われば、

嫌いは好きに転じる可能性がまだ残されている。

嫌いよりも究極なのは『無関心』『知らない』で

気にもされない、知ろうともしてくれないとなってしまうと、こちらは完全に見えない扱い…やってない…存在しない…oh。


知ってもらうことから始まる、our story～♪


知ってもらうには知らなくてはいけない。

そう思い、リニューアル初日から、お客様の声がわかるように「お客様ノート」というものを始めたけれど「理由がわかれば解決できる」なんて、事件簿は簡単なものではなかった。


人はとても理不尽な生き物。


・「設定を使って欲しい」　→　高設定を確信するまでまわさない（判別しない）

・「遊べる機種が欲しい」　→　甘い機種を置いても好みじゃないと打たない

・「わかりにくい」　　　　→　わかりやすく装飾に凝っても疑う


などなど。

もちろん改善して良くなることもあるし、気づけることもあるけれど、

お客さんの声をそのまんま聞いてやっても戦略ではないし、正解でもないと知る。

だから、参考にしても、コンセプトの軸がぶれたら意味がない。

お客さんの言いなりが良い店作りじゃないと肝に命じて、

まずは、集客が見込める日から気づいてもらえるように、知ってもらえるように、


とにかく地道にコツコツ続けました！


リセットをかけ、据え置きを考え、

設定を決めて稼働を見て。

毎月入替えを行い、機種の設置場所も考えて4ヶ月。

「設置している機種が好き」な人達が打ってくれるコースに徐々に変化‼

（この頃で平均IN枚数は2000～4000とアップ。還元だけでなく、利益も達成率を下回らない結果に）



ただ、私、知りました。


設定というものは「生きている」のだと…。


思うどおりに、まぁならない！

高設定いれても赤字になるわ、

出ないと思っていたところで万枚が出るのは当たり前。

「打ち込んで欲しい」と思った機種に座ってもらうのも、1日打ってもらうのも、

ただ設定を入れたら良いというものだけじゃない難しさを知りました。

一筋縄にはいかないの…！

雑誌ライターをしていた時に「お店はもっと機種を大切にー‥」と簡単に言っていた自分が、なんと浅はかだったことか…（反省）。

１日くらいじゃ思う通りにならない。これは本当にそう。

確定画面が出やすい機種が多いとはいえ、高設定でも出ない時は出ないのが確定画面。

地道に稼働があがりつつも、きちんと、数字で物事がわかるようにならないといけない。

「数字から理解をしなくては」とホールコンピューターの数字を見るだけじゃなく、計算から出来るようになりたい。

掛け算九九の7の段が怪しい自分が「計数」を学び始めたのでした。


次回へつづく…！
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コラムにある『コンセプトコーナー』は現在も進化・成長真っ最中！
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