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バチ7演芸場その3
バチ7演芸場その3
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インプロレスGMさん
20年程打ち散らかしてまいりました。私は何を得たのか、そして何を失ったのか。そんな事を微塵も考えずに今日も打ちます。明日も打ちます。そして呑みます。 - 投稿日:2018/05/29 21:49
塙 「どうもナイツですー。」
土屋「よろしくお願いしますねー。」
塙 「僕達、黄門ちゃまに見えても」
土屋「『こう見えても』って言いたかったのかな。それ大分むりあるし、黄門ちゃまよりむしろお付きの2人の方だよね、見えるとしたら。」
塙 「あぁそうか。」
土屋「あぁそうか、じゃないですよ。今回はこちらのパチ7さんの方で漫才させて頂くんですから。」
塙 「そうなんですよね。ですので、さっそく私の好きな『そんなKABAな』という台について約1時間程お話させていただきますけれども。」
土屋「塙さん、それ!」
塙 「はい?」
土屋「いや、はいじゃないでしょう。何でいきなりそんな古い台を。また微妙にマイナーな」
塙 「いや、だって好きなんですから。」
土屋「塙さん。そこなんですよ。」
塙 「え?」
土屋「このパチ7さんは若い方が多いんですから、もっと若い方にも分かるような今の台とか人気のある台とかの話をしないと。」
塙 「あー、はいはい。例えば何になりますかね。」
土屋「まぁミリオンゴッドとかは今だに人気ありますよね。」
塙 「確かにね、あのシリーズは誰も真似できない唯一無二のブランドですよ。私もゴッド打ちながらいつも思ってますものね。『MEGA』揃わねーかなーって。」
土屋「塙さん、塙さん。」
塙 「まぁ、確立が8192分の1ですからね。そりゃ揃わないんですけどね(笑)。」
土屋「塙さん、それゴッドじゃないなぁ。」
塙 「え!?どういう事ですか?」
土屋「どういう事っておかしいじゃないですか。ゴッド打ちながら『MEGA』揃わねーかなーなんて思うの。それ『メガミリオネア』だから。」
塙 「じゃあ、ミリオンゴッドがパクったって事!?」
土屋「逆、逆。『メガミリオネア』が思い切りパクってんの。まぁ、パクるという言い方はアレかもだけどもね。実際、メーカーさんの試打動画でメーカーさんが『MEGA』図柄を『GOD』って言っちゃってる位なんだから。」
塙 「あー、だまされたー。」
土屋「うん。誰にだまされたのかさっぱり分からないけども、他にもあるでしょ。『北斗の拳
』とか。」
塙 「はいはい、あれも打ちましたね。闘神バトルが面白かったですね。」
土屋「そんなのありましたっけ?」
塙 「また、ギースが強いんですよ。なかなかエンディング見れなかったなぁ。」
土屋「うん、塙さんそれも違うな。」
塙 「え?違う?」
土屋「それ『龍虎の拳』なの。うん。あのね、塙さん、そういう所だからね。さっきから微妙な台の話ばかりしてるけども。そんなの誰もわからないから。『バジ絆』とかはどうなの?』
塙 「まぁ昔からありましたけど最近は減りましたね。」
土屋「え?そんな事ないでしょうよ。」
塙 「え?盤面押してエラー出したり、コイン入れる順序でビッグが成立しちゃったり、フラグコピー出来たりする例のアレでしょ?」
土屋「それ『マジでキズ』な台の話でしょうよ!やめなさいよ、キズ物の話なんて!塙さん全然駄目じゃないですか!」
塙 「しょうがないんですよ!マイナーな話が好きなんだから!」
土屋「じゃあね、分かりました。今日は思い切り塙さんの好きな話していいです。その変わり誰にもウケなかったらもうしないで下さいよ。」
塙 「いいの?」
土屋 「とりあえずやってみたらいいんですよ。そしたらどれだけウケないか分かりますから。」
塙 「でしたら、すいません。お話させて頂きますけどもね。」
土屋「すいませんね、少し付き合って下さいね。」
塙 「今って、五号機じゃないですか。まぁもうすぐ6号機になりますけどね。やっぱり4号機時代は凄かったんですよ。純増枚数や上乗せが半端なかったんですから。今のって物凄く派手な煽りで乗るのは10ゲームとかじゃないですか。昔は500,1000とか半端なかったんですから。」
土屋「まぁ、昔の話ですからね。」
塙 「それでもスロット好きですから打つんですけどさすがに今はAタイプがメインですね。知ってます?『ジャグラー』って?」
土屋「ここパチ7ですから。」
塙 「ちゃんと高設定を入れてるお店で長蛇の行列も苦にせず並んで設定を推測しながら打てば、それだけで万枚が出るフラグが立つって話なんですよ。」
土屋「ふーん、そうなんだ…。」
塙 「まぁ、打ってすぐ設定なんて分からないですから暫くはデータ集めの為打ち続けるんですけども、昔は設定示唆というかまんま設定が書いてある札を台に挿してくなんていうサービスがありまてね。」
土屋「あら、そうなの。」
塙 「その札を挿すタイミングかお店次第なんで何時にとかは分からないんですよ。で、自分の打ってた台が飲まれそうだから、そろそろ止めようかなと思ってたら『456札』が挿さるんですよ!そしたらもう止められないですよね。なので、その時打っていたのが『カイジ』なんですけど、そっからガンガン投資ですよね(笑)。」
土屋「どこらへんに笑いどころがあったのかわかりませんでしたけどね。」
塙 「今、思い出してみれば4号機の『カイジ』ってそんなに爆裂する機種でも無かったんですけどね、どっちかと言うと中途半端な台でしたね。」
土屋「そんなことも無いと思いますけどね…。よく分かりませんけど。」
塙 「まぁ良く言えば「ポンコツ台」ってやつですよ(笑)。」
土屋「多分、フォローという意味を履き違えてるとはおもいますけど。」
塙 「そんな「ポンコツ台」が私は大好きで4号機時代によく打っていたのが『ポパイ』なんですよ。」
土屋「だいぶ、珍しい人だったんですね。」
塙 「もうあの時は『ポパイ』『ポパイ』一色でしたね。毎日の様に電車で「グリーンピース」というスロ屋に通っては打ってましたねぇ。」
土屋「グリーンピースは佐々木先生のコラムを読んで頂ければと思いますけども。」
塙 「グリーンピースさんは『ポパイ』に限らず色んな「ポンコツ台」が揃ってましてね。ほらそういう「ポンコツ台」好きを「ポコナー」って言うじゃないですか(笑)。」
土屋「全くの初耳ですね。」
塙 「ですから「グリーンピース」さんは我々「ポコナー」にとっては聖地なんですよ。そりゃ全ての台に高設定は望んでないんですよ。設定1でいいんですよ。1でも打てればいいんですから。」
土屋「もう重症だね。そりゃ。」
塙 「まぁ、4号機終わりの辺りは『ポパイ』もそうでしたけど通っていた「グリーンピース」にも時代というか終息感みたいなのが店内に漂い始めましてね。だけど「グリーンピース」さんは我々「ポコナー」の為に長期で使ってくれましてね、チョーすげーですよね(笑)。」
土屋「塙さん、もういいかな。」
塙 「え?」
土屋「え?じゃないでしょう!ずーっと聞いてたら大して笑いどころは無いしオチも無いのに自分だけ笑ってるし。聞いてられないよ!」
塙 「駄目ですか?」
土屋「我々も芸人なんですから。ちゃんとオチのある話をしないと。寄席でも落語さん達の話とか聞くでしょ?」
塙 「聞きますよ、落語好きですもの。」
土屋「そしたら落語の話芸を学ぶじゃないですけどもサゲ、まぁオチだよね。そういう話の1つも出来ないと。」
塙 「あ、あの話好きですよ『寿限無』」
土屋「あれは有名ですよね。産まれたばかりの赤ちゃんに名前をつけてもらおうと思って和尚さんにお願いしにいくんですよね。」
塙 「で、その和尚さんがスロットが好きで」
土屋「いやいや、何言ってるの塙さん。スロット好きの和尚さんて何ですか?ちゃんと知ってます?『寿限無』」
塙 「えーと10ゲーム、10ゲーム五号機の上乗せ…」
土屋「寿限無、寿限無、ごこうのすりきれ!全然違いますよ。その後が、かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ、うんらいまつ、ふうらいまつ。」
塙 「マイジャグ推測の行列待つ、万枚出す、フラグ出す」
土屋「言ってたなぁ!そんな事。で、続きが、
くうねるところに、すむところ」
塙 「飲まれる頃に、これ456」
土屋「やぶらこうじのぶらこうじ!」
塙 「やたらカイジに俺投資!」
土屋「嘘でしょ。で、パイポ、パイポ、パイポのしゅーりんがん」
塙 「ポパイ、ポパイ、ポパイの終息感」
土屋「しゅーりんがんのぐーりんかん」
塙 「終息感のグリーンピース」
土屋「ぐーりんだいのぽんぽこぴーのぽんぽこなーのちょうきゅうめいのちょうすけ!」
塙 「グリーンピースはポンコツ台をポコナーの為に長期で使ってチョーすげー!」
土屋「おかしいよ!」
塙 「あれぇ違ったかな。」
土屋「全然違うでしょ。だいたいその話サゲはどうなるの?」
塙 「もうサゲにもサゲようがないんですよ。」
土屋「うん?どういう事?」
塙 「最初から1ですから。」
土屋「もういいよ。ありがとうございました〜。」
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このコラムへのコメント(20 件)
ありがとうございます!
こういう時ですねぇ、スロット打ってて良かったと思える時って。
スロネタには困らなかったですから。
そう思えば今までの負けなんて安いものです!
…嘘です(笑)。
スロネタも秀逸でした!
面白かったです!
ありがとうございます!
やったぜ!
何が嬉しいって脳内再生出来ましたよってのが嬉しい限りです!
基本、ナイツさんの漫才をなぞってるだけなので、そりゃそうなるわなって話なんですが、書いてみると難しかったりします。
なので、ちょっとガッツポーズが出ます(笑)。
今回も脳内再生完璧でした(*´Д`*)
おー!『そんなKABAな』に反応してくれる方がいた!
そうなんですよ、足し算リーチ目という斬新なアイディアでしたよね!
まぁ…それだけの台でしたけども(笑)。
ありがとうございます!
いやいやナイツさんには全く程遠いですよ!
まぁ、そりゃ当たり前な話なんですけどね(笑)。
とりあえず漫才シリーズはこれで完結です。
個人的にも大満足です。
いやー、趣味全開で書けるこの場所が大好きです(笑)。
ありがとうございます!
いやいやそんな…アレですよ。
なんとなくそんな風に思えるだけですよ!
読み返してみたらまぁ強引な事。
そして自分が思っていたよりもまぁ長文な事(笑)。
ハライチ サンドウィッチマン ナイツ
いやー いいですねー( ˘ω˘ )