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夏の昔話のお時間
夏の昔話のお時間
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タイルまんさん
世の中で一番必要ないものって知ってる? お金だよ。 お金さえなきゃ戦争だって起きず平和になるんだ…。 だから皆のお金を処分してあげるからオラに皆のお金をわけてくれ! - 投稿日:2015/08/18 01:34
なんか…変わってますな。
ビーストバーストのものなのでしょうか?
よく分からないので放置しときます。
さて…昨日怖い体験書いてて思い出した夏の思い出をもう一つ。
それは確か前に書いた恐喝事件の前日。
仙台に行く為に上野に到着。
その時の彼女は既に仙台入りしていたので自分はゆっくり行こうと思い、上野で打っていきました。
当時専門学校の友達が昔は上野のオリ○ンタル○サージュは神だった的な事を言ってたのでそこで打ったのですが負け。
もう夕方の17時。
出ねーじゃねーか!
あぁ…最低だわ!
と、プリプリしながら駅に向かっていると…。
「すみませーん、ちょっといいですかぁ?」
若いちゃんネーが声を掛けてきました。
いつもなら足を止めずに言い訳して去るんですが気晴らしに足を止めてしまいました。
「私今占いの勉強してるんですけど…よければ手相見てもいいですか?」
まだ新幹線の時間もあるし快く手相を見せると
「あ…!え…!」
息のんでやがりました。
どうしたか聞くと
「お兄さん…今とても大事な人生の分岐点にいます…こんなの初めて見たので」
「ほぉ…それはいいのですか?」
「お兄さんの行動次第ですね。」
「なるほどー…」
「ただ…言いにくいんですが…多分いい方向には…」
いやいやお前今さっき俺の行動次第言ったろ(笑)
「え?じゃあいい方向に行くにはどうすればいいの?」
「そうですね…あ、今先生に電話してもいいですか?」
先生?
「別にいいですよ」
するとその場で何やらごにょごにょ電話して
「先生が生年月日教えて欲しいと言ってるんですが…」
まぁそんくらいなら
「いいですよ」
教えてまたごにょごにょ…。
しばらくして電話を切って
「お兄さんを先生が占ってくださったんですが…このままだとやはり悪い方向へ向かうとの事です」
「だからさっきからどうしたらいいか聞いてるんですが(笑)」
「1度先生の所で勉強しませんか?」
「は?」
「まず色々な感性を身につけて物事を柔軟に見てとらえる勉強です」
「いやそれがどう関係あるんですか?」
「そうすると視野が広がると同時に運気も上がるんでいい方向に向かっていくんです」
…何をほざいてる?
「いやいや(笑)じゃあ例えばどんな事をするの?」
「色々な事をやるんですが…例えばDVDや本を見て感想を言ったり…それにダメ出しもらって色々な考え方の勉強したりですね、あと…」
他にも似たような事を言われましたが
小学生の道徳かよ!
そんな自分の脳内のさまぁ〜ず三村さんがずっとツッコミ入れてたので覚えてません。
「…という感じですね?どうです?」
「はぁ(笑)それであなたはそんな勉強してるって事ですか?なんか変わりました?」
「変わりましたよ!詳しく言えませんけど」
言えねーなら変わってねーだろ!!
「へぇ(笑)どこでやってるんです?」
「このすぐ近くなんです。料金もそんな高くないですし」
「料金…?」
「えぇ!授業料ですね」
「金とるんですか(笑)で?いくら?」
「一回の授業が2万で全部で30万位ですね」
…これ…詐欺ですよね(笑)
「そんな大金ありませんよ(笑)無理ですね」
「いえ一回はさすがに無理なんで分割でも大丈夫なんで!是非!」
「いやそもそも僕勉強したくないので…興味ないし…」
その場を離れようとしたその時!
「おおー!ここにいたの?どーした?」
なんだ…誰だこの男…
「あ、先輩!今この人の手相を…」
説明してる…。これは仲間だな。
要するに
占い師Aは仲間を呼んだ!
占い師Bが現れた!
こんな感じだな。
こいつは多分近くにいてカモの俺が去りそうだから近寄ってきた…そんなもんだろ。
「…で、今授業の話してました」
「へぇー!見せてもらっていいですか?…なるほど…これは本当に分岐点にいますね。是非一緒に勉強しましょう!」
「えっと…だから…払えませんし興味ないですし」
「確かに大金ですけどそんなお金の問題じゃないですよ?しかも今後に関わってくるからそれに比べたらたったのそれだけで幸せくるんですよ?」
出たよ…完璧なキーワード出たよ…。
『お金の問題じゃない』
しかもその後に
『比べたら』
結果金の問題じゃねーか!
これを言ってきて勧誘するのは詐欺でしかないだろ(笑)
大体なんで俺が占い師の授業受けなきゃなんねーんだよ!
「じゃあここから教室すぐなんで行きましょう」
「は?今!?」
「ええ、お時間大丈夫ですか?」
「いやこれから仙台行くんで無理です」
「そーなんですか!?残念です。先生も直接占いたいと言ってたので」
なんか腹立ってきたな…負けてイライラしてそれにより拍車かけやがって…。
「…近くなんですよね?」
「えぇ!」
「なら今ここに連れてくればいい」
「え?」
「行かないけど教室が近くでそんなに占いたいならここに来るのが筋でしょ?何故俺が出向く必要があるんです?」
「いえ…無理にとは言いませんし…先生は今外出中で」
「は?話が違いますよね?(笑)あなた近くに教室みたいなのあってそこに行って直接占いたいと言いましたよね?でも実際その先生?がいないと。なら行く必要ないでしょ?待たせる気でした?おかしいですよね?」
「いえ…まあ…」
「大体あなたがた見習いでしたっけ?何故勧誘してくるの?」
「勧誘じゃないですよ!あなたにいい方向に…」
「勧誘だろ。俺の手相見て今後占えるなら今から行動する事も分かるよな?」
「それは分かりませんよ」
「なら教えます。行きません。そして何故今後悪い方向にしか行かないと分かるの?」
「それは先生が言ったので…」
「先生かなんか知らねーけど電話越しで占った顔も知らねー奴の話を間に受ける馬鹿じゃないですよ(笑)」
「皆そー言うんですよねぇ」
「だろ?そしてそれも連れていく為にマニュアル化した言葉だろ?」
「え?」
「まぁいいよ。あまり人を馬鹿にするもんじゃないよ?時間ないんでいいかな?」
「あ、じゃあ気持ちが変わったらここに電話ください!」
タイルまんはなんちゃらの会と書かれた名刺を手に入れた!
「君達さ…こーゆーのマジで辞めた方いいよ(笑)」
「は?」
「勉強してんでしょ?なら一人前になってから人に指図しなよ。俺もペーペーだから言えないけどもし本当に勉強してんなら自分らの考えや行動を見直しなよ。やってる事おかしいよ?じゃあ」
そう言って内心まともな説教してしまったとドキドキしながらその場を離れようとすると
占い師Aに回り込まれた!
占い師Bに回り込まれた!
え!?
なに!?
「お互い半人前同士なんですね!頑張りましょう!!」
……
うーるーーせーーーよ!!!!!
そんな変な体験をした若かりし頃のお話。
皆も気をつけなはれや!!
ご静観ありがとうございました。
5
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このコラムへのコメント(2 件)
何故あーゆーの捕まらないのか…何故そんなのしか寄ってこないのか…
絵画売りつけてくるおねーさん(;´Д`)