近況報告と休載のお知らせですよ。

長いですが、読んでくれたら嬉しいなぁ。



僕が嫁ちゃんと呼び度々登場している女性。





世間的にはただの彼女なのです。





ただ現在一緒に暮らし、日々をともに過ごす中で、
嫁です。と、紹介するのが便宜上とても便利なので、嫁ちゃんと呼んでいました。

実はもう出会ってお付き合いを初めてから５年も経ちます。

この五年間の間に、彼女は僕を捨てるチャンスが１８０回くらいあって、
訴えればそれなりにお金の入る判決が下るチャンスが１９回くらいありました。

それでも彼女が僕を捨てず、また訴えもせず過ごしてくれたのは、
僕が情けなく心配だったからだと思うのです。




この人はきっと、子供の頃に大人になる権利を神様に奪われて、一生子供のままなんだ。
だから、私がそばにいないと死んでしまう。



そんな考えをもっていたといても、僕は別に驚きません。
３２歳無職。スロット打ち、たまに麻雀。　道の先は黒。超最悪の状態ですからね。

そんな超最悪の僕を認めてくれて、励ましてくれて、褒めてくれる。
この世で唯一の人間が、彼女です。

そんな唯一の存在を、僕はいつからか真っ直ぐに向き合うことに恐怖を覚えていました。
ま、僕なんて基本どころか大前提としてダメ人間ですからね、｢彼女の人生を無駄にしている罪の意識」
に、責任を取ることでは無く、逃げることだって考えた事があるのです。


それでも好きで仕方なくて、離れることが出来ませんでした。離してあげる事も、出来なかったのです。


いつか書いたことがあるんですけど、

人生には転機ってヤツがあったり、パラレルワールドへの入口へ立つ事があったり、
選択と行動によって変化を迫られる瞬間と言うのがあるのです。

最近、そんな瞬間に立会いました。

僕は来月。この街を離れます。
この街は僕にとってとにかくセーフティーで、頼れる人も、仲の良い友人も、
困ったときに助けくれる先輩も山ほどいます。

それでも離れるのです。　

旅では無いです。戻る気がないので。
帰る場所で、なくすつもりなのです。


保険も保証もない人生を歩んできたんだから、
いつかどこかで野垂れ死ぬ。それでいいと思っていたんです。

きっとこれからも、保険も保証もない人生で僕はいいんです。
どこかで野垂れ死んで、カッコ悪く無様に死ねば良いのです。

それでもその時に、隣に彼女が居てほしいのです。

一世一代の我が儘でした。



彼女に、生涯を共にして欲しい。　そう、伝えたのです。
一緒に野垂れ死ぬ、覚悟を持って欲しいと。




そして僕は今、生まれて初めて、左手の薬指に揃いの指輪をつけています。




結婚します。




頑張ります。





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7月で一度コラムを書くのをやめます。
色んな事が中途半端になっていますが、
また皆と会えると思うので、お楽しみに。


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