『1game』って変な団体だよな。

『業界を変えたい』という、なんともハッキリしない大きな目標を掲げたイベントサークル。

それが『1game』です。

現在までの活動で大きな功績を残したのが『百鬼夜行』と名付けた体の良い『集客イベント』そのものです。

世の中で射幸心を煽るイベントは禁止だと決められた中、彼らは『コスプレをしてパチスロを打つだけのオフ会』という名目で企画したイベントを遂行して、名乗りをあげたホールに利益をもたらすイベント屋に他なりません。

これが、ユーザーが業界を変えるという第一歩になるんでしょうか。

現在は既存の大手イベントや有名動画に便乗して、自らの知名度を上げることに必死な模様です。

結局、ある程度の知名度や力がなければ既存のイベント団体や媒体、さらにはホールに対して、自らの存在価値がより優れている事をアピールする方法が無いという事に気が付いたようです。

そもそも、この団体の力をアピールする対象がまず、ホールや業界の権力者（つまり大きな力を持つライターなど）というところに、若干のうさん臭さを感じます。

ユーザー目線を掲げながら、まずはホールや関係者を太らせてからメーカーの意識を変えて、その結果として最終的にユーザーがその利益を受け取るという方式には素直に疑問を感じます。

以下、実際に1gameの人間に聞いた話です。

現在のパチスロは面白いけど、それはあくまでも高設定の話。だからまずはホールに高設定を入れて貰うようなアクションを取って、今のパチスロの面白さを知ってもらう。そこから百鬼夜行と共にホールに対して1gameの知名度を上げて、メーカーに対してホールは、ユーザーが打たない台を導入させない。

というのが彼らの言い分のようです。

こんな事が可能なんでしょうか？

素直に、パチスロ台の面白さを伝えたいなら面白いと思える動画や記事をアップすれば良いのではないでしょうか。それが不可能なら新しい方法を考えればいいこと。

ホールの宣伝広告費を削りたいなら、それこそ百鬼夜行を必死に行えばいいでしょう。

彼らの行動は、個人的に50年かかっても達成されないんじゃないの？と思っています。

結局、ユーザー目線でやっているという事が中途半端で、今のパチスロ業界に上手く使われていると受け取られることが現実です。

素直におかしいなと感じるのは、いま彼らが味方にしたいのはパチスロを打っているユーザーではなく、業界の力を持つメディアという部分です。

1gameという団体が今、求めているのは業界の人間の支持であって、ユーザーのリアルな声を聞き取る力は素直に無いと思います。

インターネットを上手く使った集客能力については、パチスロ界ではおそらく過去最高レベルの賞賛に値すると思いますが、スタートダッシュが上手く決まった分、残念に感じます。

彼らはイベントを行う上で、絶対にホールからお金を受け取らないようです。これはある意味、クリーンと受け取るパチスロユーザーが存在することでしょう。

それでも自分たちの影響力を求めるなら、最初っからお金を取ることを目的とした有料のイベント屋として活動しておいたほうが良かったんじゃないのかなぁとは思いますけどね。

この大きなトンネルを抜け切った時に、初期から応援していた方がどれだけ残っているのかな、というのも素直な疑問ではあります。

この先、素人集団という殻を破った1gameさんの未来は明るいのかな？

1gameの一部の人だけが有名になるようでは、そのへんの団体と変わらないでしょう。

業界に大きなツメ跡を残すような、尖った団体であってほしいと思ってます。

ちなみに、話をした元1game代表ak○yはクビになるようなので、このコラムに載っている話は1gameさんの意見とはなり得ません。かしこ。

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