【最高の不遇台】CR聖戦士ダンバイン【序章】

みなさんこんぬづわ(=ΦωΦ)ﾉｼ

口を開けばダンバインの事しか喋らないとよぴ～です。
私、ニコ動のとある企業チャンネルで働いているのですが、そこのブロマガでもダンバインの事を熱く書いてしまうくらいバイン狂です。
しかしそのチャンネルはパチンコ・パチスロとは微塵も関係ない場所でして、そりゃあもう「関係なさすぎだろｗ」とお便りを頂きますよね。

もちろん、僕だってそんなことは分かってます。←じゃあ書くなよｗ
手加減して短くしましたよ。
でもそれだとあれですね、僕が消化不良ですね←←←

というわけで、自由帳という素晴らしいチラシの裏があるこのパチ７で、老い先短いCR聖戦士ダンバインではありますが、触れる事がある方々のために手引書を書こうと思います。

※追記
次の記事⇒http://pachiseven.jp/columns/column_detail/8115#contents


打ったことが無い方はもちろん、それなりに打っている方でも新しい発見等があれば幸いです。
それではレッツゴー(=ΦωΦ)

©創通・サンライズ　Project by sammy

パチンコ　CR聖戦士ダンバイン

サミーから発売された、1980年代に放映された「聖戦士ダンバイン」の台。
控え目に言って個人的に多分この台がここ数年で一番の不遇台ではないかと思っています。
世界一面白いSTを搭載していながら、知らない人もまだまだいるかもしれないこの神台…。
不憫…不憫すぎる！！！

とまぁ、個人の感想は一旦置いといてあげます（何故か上から）
スペックの方を確認していきましょう。

当初はこの2タイプの発売、半年後くらいに甘デジスペックが発売となりました。
甘デジスペックの方は今回割愛します(っ´ω｀c)

これまたよくあるV-STタイプの機種です。さてみなさん、お気づきでしょうか？
1/256（ライトミドル）と1/319（ミドル）この両タイプ、共にST中の確率が破格となっております。

ライトミドルはST60回転で当たり確率が…1/25.8!!!
ミドルはST80回転で当たり確率が…1/32.4!!!

ST中に確率を2周出来る、その継続率は約91%と92%!!!

どうよ！？

ポジティブな人なら１回ST入れちゃえばこれ終わらないんじゃね？と思わせ…
ネガティブな人でもこれなら継続できそう！と思えちゃうような夢のあるST性能！


「でも1回当たりの出玉がちょっと…」

なーんて思った2000～2400発派のみなさん、ご安心ください。
時間あたりの出玉率は牙○のような当たったら全部16R！みたいな台と変わりません。
むしろ超えてます。

それを可能にしているのがこの機種で初めてシステムに名前が付けられた「ZEROSONIC（ゼロソニック）」という一連のSTの流れがそれを生み出しております。

まずST中の1回転あたりにかかる秒数は1秒を切ります。
次に、どんなに長いリーチも最大で10秒程です。※残り5回転演出を除く
そして最後にサミーさんお得意のZEROアタッカーで超高速ラウンド消化。

この超スピードシステムにあの破格の大当たり確率が絡み合い、とんでもない最速ドル箱建設機となります。
ピーク時には店員さんがかわいそうになるくらい呼び出しボタンを押す必要がありますからねｗ

もちろん、超高速ゆえに駆け抜ける時は悲惨なものですが…そこはあの高継続率が中々そうはいかせてくれませんけどね！安心してください。
※もちろん筆者も駆け抜けは経験してますけどね

気になった人は是非一度、動画サイト等でST中のスピードを見てください。
本当にめちゃめちゃ早いですからｗ


さてさて、ここまで良い所ばかり並べると「あれ？すげー機種じゃん！」と思われるかもしれませんが、それだと不遇台になりません！
なぜこの台が流行らなかったのか…。
筆者が考えたものも含めて理由は3つほど。



まず最初に、この聖戦士ダンバイン。みなさん、聞いた事ありました？
おそらく、ほとんどの人が知らないと思うんですよ。
アニメとして放映されていたのが1983～1984年。僕がまだ生まれていません。
となると、このアニメ見てた！ってなる人たちはおそらく40代～50代。
しかもその時代ってまだ視聴環境とかめっちゃムラがありそうだし、尚且つめっちゃめちゃヒットした作品というわけでもありませんでした。

ゲームの「スーパーロボット大戦」でこのダンバインが起用もされているのですが、スパロボ自体も万人がやるっていう感じでもないですからね。人気はもちろんありますよ。

という風に、この台が発売されるとなった当初は「どのユーザー層狙ってんだよｗ」みたいな書き込みが見受けられました。
そりゃーそうですよね。ホールのメイン世代からしたらほんと？？？なタイアップですから。


次に、そうなってくると当然、設置台数は多いものではありませんでした。
両スペック合わせて初期は6000台の販売。
ホールも得体の知れない、流行る見込みも薄いアニメのタイアップ機種をシマ単位でズドンと入れるのは怖いでしょう。
よって、バラエティに1台や、3台編成での少数導入となりました。
こうなるとメイン機種としてはとても扱えませんからね、あれの調整とかもお察しになってくるわけです。


そして最後。これが原因の一番だとは思います。


初打ちでダンバインもよく知らない人達に襲い掛かってくる通常時の演出バランス。
※通称、痛常時といわれています。

これが上記2つの原因を絡めてトドメを刺しに来ています。
この頃はまだ「赤系演出」が強かったりといった時期だったんですが、このダンバイン。やっちゃってました。


(｀・ω・´)　赤系の予告演出でまくったー！これは熱いやろー！

↓

リーチ未発展


(　ﾟдﾟ)



(｀・ω・´)　よし、サミーと言えばキリン柄！これならさすがにもろた！

↓

最弱リーチ、チャンスアップ壊滅


( ﾟдﾟ )




いや…あの…どうすれば当たるんですか…？
どれがどうなったら熱いんですか…？


天国のようなSTを有していながら、地獄のような通常時を兼ね備える。
最高と最低が同時に存在するという稀有な台であったがゆえに、STに到達するまえに酷評されてしまったという悲しい悲しい運命を背負ったのです。

僕みたいにSTに取り憑かれすぎると我慢して通常をこなして、色々とその中でも楽しみを発見していくのですが。。。そこに至る人々は少なかった。

ならばこそ！これから打つ人のために痛常時を楽しめるような記事を書こうではないか！
僕の記事でほんの少しでも、ダンバイナーが増えればいいなと思って…次回からは通常時の心構えを書いていきたいと思います！

続くのかよ！って思った方はごめんなさいｗ
ではまた(=ΦωΦ)ﾉｼ

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