田舎クオリティー

基本的に、2時間かけて札幌方面のホールへ向かっていた私ですが、とある日、朝から反対側のホールからなんか匂いがする！！！

と、突然朝起きて、通称:ゴッド(旦那)を起こす私。

そして、地元よりさらにど田舎にある三軒のホールへ向かう。

1件目では、やはり匂いの通り、勝ち越し、2件目は座れず、三軒目のホールへ…

全国規模の大型店で、多分一番へんぴな所にある支店へ…

なにせ、お店の反対側、崖の上のらびパンのごとく、海原が広がってますから！！！

津波きたら一発でヤバい所にある、全国チェーン店。

しかも、地元のおじーちゃん、おばーちゃんがメインなので、換金所どこ？と、多分よく聞かれるのでしょう…

何も臆する事はない。
ホールから、一面ガラス張りで丸見えです。

これで、どこにあるか聞かれても

「お客様、今日は天気がいいですね」

と、ふと窓を見ればオールオーケー！

こんな事ができるのってまさに田舎クオリティ…と思って

休憩のソファーに腰掛けると、私の目の前に立ち

「こんにちは！」

という、老婆。

「こ、こんにちは…」

答えると、隣にすわり、青森からお輿入れで、旦那さんと10歳差で、なんなら住んでる住所まで公開してくれる、オープンすぎる田舎クオリティ！

だめだ！！怖い！！！ここにいたら、なんか怖い！

私は中年ババアのくせに、金髪＋緑色という、道民三姉妹の長女曰く

「奇怪な人」

なので、見た目、輩なので、普通は話しかけてこない！嫌がられる！

なのに、こんな私でも…いいのん…？

受け入れてくれるのん…？

いやいやいやいや！！！だめだ！！！
彼らはなんか違う気がする！！
普段、魚とかナマコとか見てばっかりいるから、珍しい深海魚がいる、って感じが一番近い！！！

よし、さっさと台に座ろう！！！

戦車がどうみても履歴が当て馬にされて死んでいるので、しょうがなくこれまたジワリスクに…

すると…














「これ当たってるよ！BT入るわ！わかるもん！マニアだから！！」

「きゃぁっ！！！」
柄にもなく女の子のような悲鳴をあげた私。
いや！！
誰？！！
えっ？！えっ？！知らない人だよね？！そうだよね？！

どうやら、3台中、真ん中に座ってた女性と、そのお連れ様だと思ってた方も、他人だったようで、話しかけてくる真ん中の女性に、端っこ2人が動けない！！！

なにこの田舎クオリティ…

ほんとにバジリスクタイム入ったし…

機械よりも先に告知してくれる知らない人が隣にいる。

なんだろう…

こういう人、知ってる…

帰りがけに
「おっ！！熱いね！！！」
と、肩ポンするので、知ってる人なのか聞いたら
「いや！見たことない演出だったから！！」
と、知らない人にグッとする道民三姉妹の長女だ…

でも、ゴルシ姉なら知ってる人だからいいけど、知らない人は…
こわい…

しかも、ゴリゴリと演出に対してリアクションをしてくれる。

熱いよ！！！
うわ！朧スタートでしょ！！！
これ、50パー継続だよ！

これを、両サイド2人の台を見ながら、自分だけ二箱出しているのである。

両サイドは出ては飲まれておい金だが、彼女がいるので微動だにできない。

私がこのとき発されたのは、飲み物を買いにいってるいない間をついて

ツイッターで
「こわい」
とだけだった。

その後、さらに休憩した合間をついて、片方の隣がスッと抜ける…

私は3スルーしている…
抜けれない…抜けれないっっ…

戻ってきた…

4回目あたったぁぁぁ！！

「同色でしょ！！！私ならゲンノスケでいく！ゲンノスケでいきなよ！」

((((；ﾟДﾟ)))))))こわい！！！

らび「はい…」

言われるがままにゲンノスケにして、見事に4スルーである。

もう…やめようかな…

「やめるの？！チェリー引いてたのに！私なら、もう一回チャンス引いて、朧の月で判断してやめるのに！！」

らび「あっ…はい…」

おい金である。
ジワ…ジワ…

らび「あの…もう一万しかないんですが、天井はいけるでしょうか…」

「えっとぉ〜…」

とうとう、回転数までの計算までしてくれる知らない人。

計算によると、天井にいけるとの事だったので、抜けれずに突っ込むことに…

そして５回目が当たる！！！

ほっとした気持ちもあいまってか、知ってるけど、サービス精神が出てしまった。

らび「こういうときって、なに狙うんですか？」

知ってるけど！なにも狙わないってしってるけど！！！

「何もねらわないよ！どうせリプレイだから！」

ダン！ダン！ダン！！！

「ほらね？」

一個チェリー引いてるけど…

気まずい。非常に気まずい。

しかも、口では手出ししてきても、ガチで人のリールを押す人初めてみたよ！！！！

そして、とうとう運命の瞬間である…

「私ね！これやればやるほど面白いよ！！！私、もう2年こればっかりやってるから！！！」
自慢気にいっているが、それほど長い養分になってきたのかなと思っているのは口に出せなかった。

結果として、朧を選べと言われたので朧を選んで、ゲンノスケがいたため、モードがわからず、単発で終了。

「これさ！５回目ではいってるでしょ？４回目のときなんで朧でモードみなかったの？！」

と、知らない人に怒られる私。

あなたが同色だからゲンノスケにしろっていったんだよおおおおおおおお！！！！


と、心の中で叫んで

「ご指導ありがとうございました…！」

と、一例して帰る事を許された。

ー釈放ー

この言葉が一番相応しかった気がする…

田舎クオリティってこんな事があるのか…これ絶対常連だから通常クオリティってことだよね…怖すぎる！！！！

震える私は、体重が1キロも落ちていませんでした…

知らない人こわい！こわいよ！！！！。・゜・(ノД`)・゜・。以外にチキンです。

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