技術介入

いつものように兄の部屋を物色し、パチスロ雑誌とデラ○っぴんを持ち去るのが日課だった。当時よく読んでたのはパチスロ必勝ガイドだ。確か新台情報はヤマサの「おいちょカバ」だったと思う。各絵柄に数字が書いてありセンターラインでカブ(９)になるとリーチ目と言う数字遊び的なゲーム性。しかしテトラリールと言えばやはり「シーマスター」が圧倒多数だろう。

そういえば「シーマスター」をうったことあるホールに知り合いがよくいると聞いたことがあった。大きいスーパーの横のホール、HE○WA。
1人は中学の時の体育教師。怖かったなぁ。そしてもう1人が同級生だった。話しを聞くと彼はすごく勝っていると言っていた。パチプロやんと思ったもんだ。

彼がうってた台は、絵柄に爆弾があり右リールのBOMB・爆弾・BOMBはインパクト抜群。さらに設定１でもビタ押し出来れば機械割100%超える、今でいう「ディスクアップ」や「ひぐらし」とは比べものにならないヒリつき感があっただろう。
台の名は、「B-MAX」
当時はうったことなかったがリプレイ外しのビタ押し今ならできるかな。
そんな少年も嫌でもビタ押しができるようになる台と出会う、年末に。

彼とはそれ以来会っていない。
今ごろなにしてるのだろう。
赤7と青7、どっちのBGMがすきだったのかな。
少年はどっちもしらない。

つづく。

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