- パチセブントップ
- コミュニティ
- パチ7自由帳トップ|ブログコミュニティ
- コラム(ブログ)詳細
消えた星に愛を込めて
消えた星に愛を込めて
-
mareさん
めあです よろしくお願いします - 投稿日:2021/12/09 08:23
自分のスロットへの向き合い方に影響した台から5つ選びました。
スロットを打ち始めて早14年、最近は様々な理由で閉店が続き、店の命あっての物種であると痛感しております。
好きな店もそうじゃない店も百年続きますようにと願ってやまない毎日です。
///////////
ニューパルサーエボリューション 山佐
横浜市旭区にあったホールの本棚にズラリと並んでいた必勝ガイドNEOのバッグナンバーを手に取ってみると、無道Xさんによる本機の攻略記事が載っていました。
記憶の中の記事によると、
1st~3rdリールでベルかオレンジ揃いの時、4thリールの図柄は4種類のいずれか(ベルのみ・オレンジのみ・ベル+白バー・オレンジ+白バー)が成立しており、
それらが引き込める位置で押せば10枚、引き込めない位置だとチェリーが止まり5枚払い出されることになる。
なので、白バーを4thリール枠上辺りに狙うと、4thリールベル以外を10枚役で獲得できるのでフリー打ちに比べコイン持ちが良くなる…といったものでした。
ホールに設置のある台の攻略記事だったので、店の方に見つかったら撤去されてしまうのでは…と、ドキドキしながら脳に焼き付けたのを覚えています。
ニューパルサーはリーチ目が判らないと難しそうで敬遠していましたが、打ってみようという気持ちにさせてくれる魅力的な攻略記事でした。
当時の自分にとって白バーはなかなか捉えづらく、きちんと出来てはいなかったでしょうが、10枚役を取得する度に、
フリー打ちなら5枚だったかもだよな!と、攻略している気にさせてくれました。
順押し、順ハサミも払い出しの無い無音チェリー等あって楽しかったですが、
3rdリールにチェリー付きの赤7を狙い、下段チェリー付7で止まれば確定、
中段赤7でもフリー打ちした左リールに蛙か7が向かい側に止まれば当たりでバーならチャンス、それ以外でも当たっている事もあったりで、忙しく面白かったです。
ボーナスは図柄揃い+緑エンブレムでスタートするのですが、バーが3つ揃ってレギュラーかぁ…
と思いきや4thリールで緑エンブレムを蹴ってチェリーが滑って止まり、ビッグが成立しているという4thリール機にしか出来ない逆転パターンもありました。
また、エンブレムを4thリールに停止させて長押しする事で、当該ゲームより前にボーナスが当たっていればエンブレムが高速点滅するボーナスチェック機能は良いアクセントになっていました。
その後のニューパルサー3には1betボタンを押すと成立ゲームに限り右上のパルサーの周囲の星が一つだけ一瞬黄色く光るという仕組みが搭載されていました。
察知ができてないことも多かったですが、怪しい出目の時に押してみて黄色く光ると成長を感じられて嬉しかったですね。
//////////
キン肉マン 山佐
撤去が進み本機がパチスロレッドリスト入りした後でも、今はなき新宿の店に1台設置があり、
高頻度で6が投入されていた事もあって、都合の良い日も悪い日も朝から抽選を受けていました。
導入から10年経ち、クレジットに50枚を超えて投入すると、下皿へ帰ってくることなくそのまま飲み込んでしまう食いしん坊さんになってしまってはいたものの、それ以外はいたって健康でストレスなく遊技させていただけました。
初打ちの頃は最終ゲームの第三停止で逆転負けする正義超人たちに、スロットは最終ゲームで先制攻撃したら勝ちだ!と信じていた自分は遺憾の意を示していましたが、
久々に打ってみると印象は変わって、7GのBG中に細かな分岐がつけてあり一日打てば山ほど成立するBGを飽きさせないための配慮を感じました。
ただの人間である弱キャラ扱いのジェロニモが高確BG中に出てくると逆にハイチャンスで、悪魔六騎士のサンシャインをぶち抜くのは痛快でしたし、6なら素直に勝つ正義超人達が頼もしかったです。
液晶右下辺りにある肉ボタンを押すと、超人たちの個々の戦績とグラフが確認できたので、
1日打ち切った後それらを写真に撮って、眺めながら酒に呑まれるのは幸せなひとときでした。
//////////
3×3EYES ~聖魔覚醒~ 大都技研
一日打てば総ボーナス数が100回近く付く設定C、導入前は天然記念物なんだろうなと思っていましたが色々な店で使われており驚きました。
設定Cを入れてくれる店は何度も入れていたので、Cかどうか確認する役になりたくて色々な店で抽選を受けていました。
新宿ステージは左上の六芒星が、事務所ステージはサイドライトを用いた演出がメインで、その法則が崩れるとハイチャンス、
香港ステージは小役完全告知のため、第一停止で演出なし+出目が小役以上なら確定といった感じで滞在ステージによって演出バランス・頻度が調整されてたり、
対応小役矛盾や対応演出矛盾、細かなチャンスアップが散りばめられていたりと、設定Cなら初当たりの軽さと相まって飽きずに終日打ち切れました。
5年前に導入された台なのに未だに見覚えのない演出があったりする事に感服します。
飽きることは無いとはいえ、一日打ち切る事を決めていたとしても理外のハマりと出逢えばヤメたくはなります。
ビタ押しが全く決まらないし、なんなら絵柄が全く見えない時間帯があったり、結局確率通りに引けなかった大当たりたちが戻ってくることなく諦めた日もありました。
かの有名な、敵は己の中にありとはサザンアイズ遊技中に生まれた誰かの言葉なのでしょう…
心が折れないように打つには、心が折れても打ち続けるにはどうしたら良いか…と考えたのはこの台が初めてだったと思います。
たくさん回したほうが良いと思いつつ、休憩無しで体が疲れるとヤメたくなるので、200ハマったらちょっと立って歩いてみるとか、
中押しが察知に優れているのは知りつつ、ハマり中に強めの演出からの次ゲーム一殺目が心を蝕むので別の押し方をしてみるとか、たくさん回すより心の平穏を維持することを優先する打ち方を模索していました。
//////////
新造人間キャシャーン(シンゾウニンゲン) JPS
高確中に1/39のミドルボーナス(以下MB)を引けば、キャシャーンが拳で扉を破りARTキャシャーンタイム(以下CT)へ突入するが、
低確なら残念、扉が開いた先に潜水艦…ではなくMBが顔を出す…という2027のゲーム性を色濃く受け継いだ機種です。
2027が強く愛された地域柄、大きな期待を受け大量導入されました。
しかし小役が揃わずメダルが減るMBが大不評で、
成立画面で多数放置され、それを興味本位で座った打ち手がボーナスを揃えて小役が揃わず首を傾げて離席して…が地獄のように見えて初日は逃げ出しちゃいました。
2027が生まれた背景、システムやゲーム性に魅せられて以降JPSは私のヒーローなので、
打たないという選択肢は無く、キャシャーンを導入から数ヶ月追いかけ続けました。
意外と狙いどころは多く、200ハマって以降のMBは超高確扱いなので100あたりで落ちている台を打ってみたり、CT即ヤメ台は高確が残っている可能性が高かったので触ることができました。
また、減るMBは4Gのボーナスになっていて、小役を引けば高確ゲーム数の獲得に期待できました。通常時よりレア小役確率が上がっているように感じたので、
空に浮かんだまま捨てられているMBを消化して少し回すのはありなのでは…と、落ち穂拾いする気持ちでカニ歩いていました。
とはいえ低設定ならレア小役を引いても高確獲得抽選に漏れる方が容易で、
ボーナス中に必死でスイカとチェリーを重ね、返す刀でボーナスフラグを引っ張ってきたのに、雲の切れ間から申し訳無さそうにMBが顔を出した際はケツが浮き、そのまま帰路に着いた日もありました…
CT後はMBを引く前に残った高確と、CT中に獲得した高確を合わせたゲーム数を消化する前にいかに1/39のボーナスフラグを立てるかに叩きどころが集約されており、CT終了後ベットボタンで超高確確定の水中ステージに滞在しちゃったりした時は、神様にヒキの前借りをお願いしながらレバーを叩いていました。
左リール枠上あたりに白7を狙って、滑ってスイカが顔を出せば重複期待度75%の特リプ(1/30?)かスイカ(1/100?)だった記憶があるのですが、
合算すれば割と引ける確率だったので、無理ゲー感は薄かった印象です。
店にイベントがあった頃、いつか全6候補になるだろうと番号の良し悪し関係なく誰もいない島ヘ一直線に飛び込み続けた結果、たった一度だけ高設定を触ることができました。
通常時のスイカ・チェリーですら簡単に高確ゲーム数を獲得するし、CTも長めのセットが選ばれやすかったりと普段と露骨に違う挙動に胸が踊る一方で、
今まで打ってきた台との違いに気づいてしまい、あぁこれからは何かと理由をつけて長く打てる機会が減ってしまうだろうな…と暗い気持ちになりました。
高設定の記憶を頼りに設置店を探しては打ち、見切りをつけていたら、ほどなくしてどこにも設置がなくなってしまいましたが、
完全に無くなったときは喪失感以上に、安堵に近い感覚が大きかったのを覚えています。
未だに十分な情報がないままの本機ですが、ネットや雑誌の情報を拾い集めて、手探りで設定差を探るのは刺激的な毎日でした。
//////////
うる星やつら2 銀座
軽めの合成確率が嬉しく朝から打つことも多かったですが、他の台でひどい目に遭ったあとに、ボーナスを揃えたい…いやリールが回ってる所だけで良いので見せてください…みたいなシチュエーションにも適した台でした。
ここが好きといった記憶よりは目押しが今以上にあやふやだった頃の失敗した記憶が強くよみがえります。
ボーナス察知手順として、中リール下段に赤をビタ押し、左リール枠上or枠枠上に押して3〜4コマ滑ってテンパイすれば赤頭のボーナス確定(非成立なら滑ってこない)というのがありました。
大抵揃って欲しいという願いが強すぎて左リール枠内(成立・非成立関係なくテンパイする)に押してしまい、ぬか喜びして種無し…が悪いルーティンになってました。
他のAタイプでも似たことをやった時にうる星やつらを思い出しますし、今後もぬか喜ぶ度にチラつくのでしょう。
ベル後5G間・リプレイ後3G間のRT移行をしないNGゾーン中(ゾーン中の小役による上書きなし)にプチRTに行けば種有り確定と知り、
ベルやリプレイが揃うたびにゲーム数を数えて、NGゾーン中に強いカットインからチャンスリプレイが揃いプチRTに行き頷いていると数え間違えていて…といった事も前兆ゲームを数え間違えたりしたときに共に思い出されます。
メダルがジャラジャラ出てる時ならどんな音楽でも素晴らしく聴こえるでしょ!とは今でも思っていますが、未だにふと思い出してはBIG中に流れる楽曲のcosmic x loveを聴いています、スロット台から流れる心のベストテン第一位はこの曲ですね。
//////////
順位をつけるならこのような感じになりました。
1位 3×3EYES ~聖魔覚醒~ 大都技研
2位 ニューパルサーエボリューション 山佐
3位 新造人間キャシャーン(シンゾウニンゲン) JPS
4位 パチスロキン肉マン 山佐
5位 うる星やつら 2 銀座
思い入れの強い台ばかりですが、僅差で3×3EYES ~聖魔覚醒~を選びました。
唯一まだ設置がある機種なので悔いの無いようにしたいですね。
7
mareさんの
共有する
コメントを送る
パチ7自由帳月間賞│特集記事
パチ7自由帳ランキング
-
7 6
-
7 4
-
6 5
-
6 6
-
6 6
-
5 0
-
4 6
-
3 6
-
3 5
-
1 1
このコラムへのコメント(8 件)
コメントありがとうございます
そう言っていただけると当時の自分が報われます
敵のボスが前触れなくカップ麺啜り始める演出が高確滞在示唆とか…今でも本当に意味がわからなくて大好きです
ごちゃごちゃ盛り込みすぎて何やってるか打ち手にはわからないという可愛い台なんです。
コメントありがとうございます
軽快な音楽に乗せてコインが減っていきました…
注意書きをして悲しみを未然に防いでくれるのは良い店ですね!
コメントありがとうございます
そのくせ悪魔超人は素直に勝ちますもんね…当時はロビンマスクの事嫌いになってました
コメントありがとうございます。
信者化が良くない方に進んでしまっていたので、「今回はボーナスが減るとか革新的!すげぇ!」みたいな受け取り方しちゃってましたね…