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行くも、戻るも
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イップマンさん
パチ屋に勤務しています。 - 投稿日:2020/04/07 02:32
こんばんは。イップマンです。
※主観的・独善的・独りよがりな内容であり、お目を汚すかもしれません。また、この時勢になんじゃこいつはと思うとは思いますが、読んでいただければ幸いです。
前回から数日も経たない内に、というか半ば予想されていた事態「緊急事態宣言」が出るようです。そのような中、リーディングカンパニーであるダイナム社が該当地域店舗の休業を発表…このスピード感と決断は、同じ業界におく身としては羨望が混じりますが、賞賛を送りたいと思います。
※この「緊急事態宣言」P業界にとっては、今までなんとなく「けしからんぞ」であったものにプラスして要請・指示に守らない企業などは、なんとなくではなく根拠がきちんと存在する「けしからん」というものになり、世論にさらされるものと僕は思います。(やってしかるべき宣言であり、これによって良い方向に進んでくれればと思っています。)
他、大手さんも追随する形にはなると思いますが、宣言を受けて休業というかじ取りを行うであろう事が予想されます。休業を選択するという事は「1か月から数か月の休業でも崩れない体力」・「数店舗休んでも、他店舗からの補給」・「取引先金融機関からの借入」などの目途がたったであろうからかと思います。
そんな中、僕のお店は「いける迄、続行」を選択せざるをえません。
理由としては、
①・上記の「補給ライン」が確保しづらい状況にあること
②・この先、状況が良い方向になった時、立ち上がる事ができなければ継続できないこと。
③・スタッフを含めた雇用を守る事
①については、まだまだできる余地はありますが、「借りる」という選択をした場合「返す」が必要であり、中期的な未来においても、なかなか困難。
②①にプラスして、P店の経営には様々な所で支払いが発生し(わかりやすい所で、導入がきまっている機械の支払い、ランニング費用がかかっている物の支払い)収入がないままであると、ショートしてしまう事
③助成金制度もあるので、企業の負担は大きくありませんが、上限額もあるのと
(参考https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/index.html)
「働いていない」という心理からのスタッフの離反。
と、色々理由をならべましたがこんな理由に「理」もなければ「義」もないとも思っております。どんな理由をあげても、国難に対する反旗をかかげる形になるわけですから、批判・怨嗟・非難・差別の対象になる事は明白です。そしてこれを書いている今も悩んでおります。
いくも地獄、もどるも地獄。
続行という判断についても、ユーザーの皆様からもマイナスの感情なり「やめとけ」という声があがるのもわかっています。
でも、これがウチの選択。
宣言が出た中、ウチと同じく営業を続けるパチンコ屋さんは、非難にさらされる事でしょう。そんな中、ちょっとお願いです。
ホールのスタッフには温かい目と声をお願いします。こんな選択をせざるを得ない僕らの選択に、付き合わざるを得ないスタッフさん達です。笑って接客していても、心では笑ってないかもしれません。
そんなスタッフさん達をどうかよろしくお願いいたします。
※駄文及び、我儘な暴論失礼いたしました。
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このコラムへのコメント(2 件)
業界団体さんが機能してくれれば、と期待せざるを得ないですね。ここまで対策をすれば、営業してもよい、というような基準があれば。
今回、私が気になっているのは「お客様のために」という、ようやく根付いてきたホールの方々の思いが見えなくなっているところです。もちろん、雇用を守るのが本音では一番で当然なんですけどね。
民間に判断を丸投げされるのはキツいですな。心中お察しいたします。