修学旅行、それは青春の香り【番長3】

某日、いつもの連れ打ちメンバー4人で低貸並び打ちを行った。

前回は初代まどか様、パチシンフォギアを打ったので今回は何を打とうかというと……。

そう、それは番長シリーズ。

クッソ荒い挙動をする番長シリーズは、
他の機種以上に出れば天国、ハマれば地獄という極端な挙動をすることでよく知られている。

こやつに勝る荒らさーな機種はGODシリーズや沖ドキくらいだと思ってる(個人の体感です)。


というわけで話を戻そう。
番長シリーズを打つことになり、午前は【サラリーマン番長】を連れ打ち。
当機種初打ちボーイな僕は戦々恐々としながらも、
一撃大量出玉にワクワクしながら打ち始めた。

――結果としては、早い当たりがあったもののいずれも単発。
青頂や青BBがあったにも関わらず生かせず。
結局自分だけ持ちメダル全飲まれという状況に。

先日仕事から帰宅ができず、ネカフェで過ごした友人Iくんがなんと中段チェリーをツモ。
その他の2人もなんだかんだで出玉を確保できた良い状況になっていた。

ここでお昼になったので肩を落としながらも3人の勝利を祝って昼飯を食べた。

午後はどうしようかと話し合った結果、【番長3】を打つことに。


ここで挽回できればいいな……でも低貸だし、楽しむことを忘れず打てればいいな。

そう思いながら席に座ったとき、もしかしたらこの時にフラグは立っていたのかもしれない。


さて、午後の実戦は1人を除いて3人それぞれ挙動が悪くない。
右隣のMくんなんて既に一撃1000枚オーバーの状況だ。
自分の台も上手いこと弱対決時にベルやチャ目を引けたりして初当たりが軽く、良い展開。

上手いこと連チャンに成功するものの、いつ陥落するか分からない状況で気持ちが下皿ミーモミモ状態。
――ふと、左隣のＫくんのリールをみる。
ん？おかしい……リールが逆回転……ｱｯ。

ロ ン フ リ


嘘やろ？
はじめて直近でみたロングフリーズに口があんぐり。
当人のＫくんも状況が瞬時に飲み込めていない模様。

超番長ボーナスを境に出玉が止まらなくなるＫくんの台。
これがロンフリの破壊力か……。
そう感嘆しながら自分の台をボケーっと打ってると、不意にボタンが言うことを効かなくなる。

はえ？ 早く押しすぎたかn……

は？？？？？
え？？？？
い？？？？
ぬ？？？？？

隣のMくん曰く、全身の力が抜け、口が空きっぱなしだったそう。

そう、僕も引いてしまったのです。
人生初のロングフリーズを……。


僕の超番長は上乗せがなんと０というやりきれない状況からスタートしたものの、
天国恩恵が凄まじく、Ｋくんと一緒に出玉が止まらなくなる展開に。
調子が悪かったIくんも、ハーデスへと移動した瞬間にGOD揃いさせるなど、もはやお祭り状態。

結局Ｋくんは閉店間際まで出玉が出続け、
僕は2900枚くらいで楽しい時間は終幕となった。

いやはや、隣同士でロングフリーズを引き合うなんてこんな奇跡、あるもんなんですね。
これだからスロットはやめられねぇぜ！！

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