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サボイジ懐古厨_#7
サボイジ懐古厨_#7
-
さん
- 投稿日:2018/03/15 02:41
このコーナー説明はこちら
http://pachiseven.jp/columns/column_detail/12668
第7回は、1985年〜1996年ぐらいのぱちんこについて
自分は、だいたい書く内容を決めて一気に書く場合が多いけど、
今回、どうも小さい話題が2つ合わせる感じになりそう。
というわけで、一つ目。
1985年〜1990年代のぱちんこ屋について
言葉が紛らわしいけど、新要件機、旧要件機と呼ばれるもの。
新要件機って言っても1990年代前半あたりのぱちんこをさすことが多く、
旧要件機って言っても1980年代後半あたりのぱちんこをさすことが多い。
もっともぱちんこ業界が賑やかで、参加人口が多かった時期とされる。
派手なネオン管、サーチライト、花輪、チンドン屋、軍艦マーチ、マイクパフォーマンス
現在のぱちんこ業界からは考えられないくらい、派手。
とは言っても、いまのぱちんこ台に比べたら、地味。
要するに、外向けのパフォーマンスや入店してきた人へのアピールがすごい時代と
実際外向けのパフォーマンスは控えめだけど、打ってる人へのアピールがすごい時代。
ま、この変化はしょうがない。昔の派手なぱちんこ屋は時代に合わない。
定量制、LN制、無制限、低貸し。
今は無制限営業が主流で、開店から閉店まで打つスタイルってできている。
昔は、定量制だったり、1回交換、LN制、タイムサービス連続遊技など。
そこまで粘る人っていなかったと思う。時代として、当たりやすく粘れば勝てる台が多い。
ルール上連続で遊ばせないことと、交換すれば換金ギャップを持つことが主流だった。
無制限営業、低貸しの登場は、時間があれば結構粘れる遊びになった。
逆に粘っても勝てない遊びにもなった。
トータルで見て、客滞率はそんなに昔も今も変わらない気がする。
昔の定量制とか復活しても良いと思うけど、
やはり現在の主流は無制限営業で、低貸しで良い。
ネオン、花輪、ちんどん屋、換気しきれない充満したタバコの空気、軍艦マーチ、マイクパフォーマンス。他なんかあるかなぁ。いつまでも消えない、ぱちんこのイメージ。ぱちんこ打たない人には忌み嫌われるのはしょうがないにしても、手打ち時代からパチンコ打ってる人からも、最近打ってる人からも、この時代のぱちんこ屋の派手さって???な部分が多い。逆に、こういうのが良いという人もいたりすする。
特殊景品。地域差があるので度々話題に上がる。昔はめちゃくちゃデカかった。
というか、それで事足りる程度の金額だった。玉貸しコイン貸し。今でも台間サンドにあるところにあったりするが、台に直接流れない。2台で共有し、両手とかですくって上皿によそう。それより前は、カウンターで借りるパターン。パチスロの1本2本の由来になってる話とか。
まあ、そんな時代でした。
2つ目が、
1980年〜1990年代のぱちんこ台について
ぱちんこの現金機の歴史を振り返ることになる。
フィーバー台、羽根モノ、アレパチ、一発台の登場。なんだかんだあって、
デジパチの時代へ。
カバン屋について
カバン屋って言ってもカバンを打ってるわけでなく。
というか、「カバン屋」って言葉がえらく懐かしいので、ググって見た。
2つ目にここでいうカバン屋が出てきたので、今でもまあ通じる言葉かな。
要するに裏モノ。ぱちんこの1990年あたりのデジパチは検定通った台から
なんらかのケーブルなどの部品を交換させて(裏モノ化して)営業するパターンが多い。
客を楽しませるための、連チャン性能は出るが、それ以前に当たりにくさがあると
人気は出ない。複雑な抽選をしてることが多く、ある程度の解析がぱちんこ専門誌
に載らないと、怖くてうちずらい。とか色々ある台が多かったけど、もっとも問題なのが
とにかく攻略に対して脆弱な台が多い。
ぱちんこパチスロを通して、壊滅的な攻略を数々産んだのが、正規基板でなく
カバン屋による裏基板。であった。
全国的に非常に人気の強かったFクイーン。全国で様々なバージョンがあったという話
自分は割と最近まで雑誌で乗ってるスペックのみ信じてたが、まあ、ある話かな。
壊滅的な攻略が多かった時代であったが、今でも見かける悪質な攻略法詐欺。
その根本はこの時代なのかな。とも思う。
ダービー物語事件
メイン基板はチェックされるが、それ以外のケーブル類は同じ性能もつモノなら良し
としていた時代。それが全部の部品をチェックするように変えられた事件。
要は、普通機などを釘を曲げて芸術的に一発台仕様にしていた台に対する規制があって、
釘の著しい変化はダメになってたことを利用。アタッカー付近に玉を寄せる釘が指摘された
そういう事件。パチスロでも3号機のコンチネンタル等の検定取り消し処分とかもそう。
時代は新しい規則の台へと流れた。特にぱちんこはCR機導入のきっかけになった。
ご存知の通り、CR機の当時のスペックは爆裂性が強いが、そこはとりあえず置いといた。
とにかく、検定通した通りのスペックでホールで営業することをしたかったと思う。
その結果
3店方式。だいたいぱちんこのメッカは名古屋のイメージがあるかもしれないが、ぱちんこ、パチスロ、3店方式全てを含めメッカは大阪。名古屋は店舗として構えた最初の場所。3店方式は、元々はパチンコの景品を高価で買取、パチンコ屋に売りつけることで利益をえる、よくない団体への資金流出を防ぐ目的。3店方式が違法かどうかの議論、ここを違法ではないとする為のギリギリのラインが、風営法で定めた台のみが景品に交換できるとする点。
だから、裏モノ満映している状況は改善されないといけないが、正規のものが裏モノより爆裂性に富んだ台になったことは、それからのぱちんこパチスロの健全化による規制の歴史の始まりでもある。
例えば、4号機ミリオンゴッド。目新しいその爆裂スペックは最初1年ぐらいは人気があった。が、打ってる人がそれについていけるわけもなく、結局はたまに打つ程度に落ち着く。毎回毎回あんな台を打ってられない。そもそも売上が高い台でなく、人気のある台ってのは、爆裂性でなくちょうど良いスペックになる。ぱちんこの綱取物語、春夏秋冬、Fクイーンあたりか。パチスロは大花火、キングパルサー、初代北斗の拳あたりかな。個人的に思うのはこの辺のスペックが一番人気のあった頃の一番人気のあるスペック。
結局。現在のぱちんこパチスロは、健全化の前で成り立ってるのである。それは、20年以上かけてきた結論であり、そこは戻る必要はないと思う。風営法の理念から逸脱した検定のすり抜けのスペックの登場も必要ない。イベントをしないと客が集まらないようなホールも必要ない。その上で、面白い台が出れば良い。面白いホールがあれば良い。面白いライターがいれば良い。そのためには、まだまだ時間はかかるかもしれない。
2回に分ける予定のものを1つにまとめたので、長くなりました。
以上で、終わり。次回は3月末か4月以降になります。
内容未定。
5
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このコラムへのコメント(10 件)
板張りの床は、案外今でも残ってたりしますね。
ホールで流れる曲もだいぶ変わりました。当時、アニソンとかありえない。
羽根モノの解放抽選ありました。一発台もそう。
ドル箱交換はセルフでやってました。ジェットカウンター店員呼ばなくても使えたし。
新台入替の雪崩れ込みは、抽選入場でないホールなら今でもありそう。
また、アラフォー、アラフィフの集いがあれば、こういう話もしたいですね。
昔のパチ屋のイメージ、他には板張りの床と有線の演歌ですね
あとは羽根モノの開放抽選、ラッキーナンバーを射止めた「連続挑戦中」の札、客が店内に雪崩れ込む新装開店、、、などかな。
いやはや、自分もジジイになったもんだ(笑)
パルサーXXも名機ですよね。
パルサーかなぁって思います。
仮に規制がなくなり、メーカーがメンテナンスをした上で、過去の台もホールに設置できるなら、Fクイーンが稼働率トップかもしれませんね。自分は大花火のような気もしますが。
Fクィーンは偉大ですね。
この業界、40代後半から50代の人って多いので、そんな人とこんな会話するとき、興味を持ってあげてください。
当時を打ってた人が喜んでもらえれば、是幸いです。自分もできる限り、思い出して書いて見ました。
なんか走馬灯のようにあの頃のパチ屋が脳裏に浮かびましたよ‼︎
手ですくう玉貸しは懐かしいっすね〜(遠い目)流石にスロットは台間のやつで2台で一つを共有するタイプでした。
あの頃のパチ屋の宣伝カーとか走ってて、実際にそれで新装入れ替えを知ったりして。
今はWEBでチラシが見れたり、それこそ毎週レベルになっちゃいましたからお祭り感がゼロになっちゃいましたなぁ…