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『みなし機』を学んでみよう!
『みなし機』を学んでみよう!
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パチ7編集長さん
パチ7の編集長やっています。 歴代好きな機種は「花火、ホロQ、キュロゴス、初代ルパン」など。どうぞよろしくお願いします。 - 投稿日:2017/11/30 16:55
まぁいつもの通り思いつきです。
パブコメ騒動(?)の時から、燻っていた想いがあります。
「パチンコパチスロのことを勉強したい」
攻略法だ必勝法だ、じゃないですよ。店舗運営の仕組みやメーカーや業界、法律に関することをもっと知らないと、このままじゃちょっとひょうきんなおじさんで終わっちゃうって思ったわけです。
んじゃ勉強すればいいじゃん、ということなんですが、なんせ続かない。独りじゃ続かない。こう見えて、仕事だ息子だ小遣い問題だタロエンが打ちたいだと、意外と忙しいのです。
コンテンツにしちゃえばいいや、という結論なんですが、果たしてそんなものに需要があるのかどうか。編集長なんだから、独断でやれはするんですけどね(笑)
反応をみたいわけですよ。自由帳にて。どうぞご協力お願いします。興味をそそられたら見て頂いて、いいじゃんこれ、と思われたら、ボタンをポチリとして頂ければ、嬉しいです!
【コンテンツ名】:編集長の学習帳
【概要】:パチンコパチスロに関するアレやコレやを、独学したり、その道の人に聞いてみたり、読者さんにご指摘頂いたりして、とにかく学ぶ。折角だから学んだことを垂れ流す。
という感じでございます。
テスト版である今回は、2018年2月の風適法改正を前に、にわかにざわざわっとなっている『みなし機』についてお勉強致します。
【タイトル】『みなし機』を学んでみよう!
『みなし機』という言葉、どれくらいの方が認知されているんでしょうか? 私はこういう職業に就いているので、ある程度のことは理解しています。
恐らく4号機~5号機移行期にパチンコパチスロを打たれていた方は、知ってるよバァーカ状態かと思いますが、まぁお付き合いくださいよ。貴方の知識もきっと浅いものでしょ?(笑)
はい。まず『みなし機』とは、正確に言うと『みなし遊技機』のことです。つまるところ、パチンコ機・もしくはパチスロ機のことですね。
残るは『みなし』という言葉。これも読んで字の如く『◯◯とみなしている』ということです。はい、簡単。
では、何と『みなされている』か、ここから学んでいきましょう。
まず、どうやってパチンコパチスロ機はホールに設置されて、実際に遊技出来る状況になっているか、から始めるのがよさそうです。
メーカーさんが新台作りました! ホールさんが買って設置します! 打てます! という愛すべきシンプルさではないんですね。
【ホールで打てるようになるまで】
◯風適法
・設定1の出率はこれくらい、とかサブ基板ダメよ、とか根源にある法律とか内規
↓
◯新機種開発(メーカーさん)
・法律とか内規を守った機種を一生懸命開発
↓
◯型式試験(保通協)
・ちゃんと法律・内規を守った機種かどうかを試験
・ちなみに1回の試験で100万円~200万円必要だよ♫ 不合格でもお金は取られるよ♫
↓
◯検定(各都道府県の公安委員会)
・型式試験に適合した機種の販売許可を得る
・検定が取れて初めてホールに設置出来るようになる
・検定は有効期限が決められている。その期限が『3年間』
↓
◯認定(各都道府県の公安委員会)
・検定後3年が過ぎた機種を設置する際に必要なのが『認定』
・認定も有効期間があり、これまた『3年間』
・認定は1機種1回しか受けられない
↓
◯検定切れ、認定切れ
・もうホールに設置して遊技させちゃダメ!
はい。このように、かなりのハードルを超えないと、ホールに設置されて遊技出来る状態にはならないんですね。めんどくさ……。
んー。違うかもしれないけど、車で言うと、世に出すための安全試験みたいなものが『型式試験&検定』で、車検が『認定』って感じに近いのかな?
新機種開発に着手して、リリースが2~3年後になるってのも、うなづけますよね。
いずれにせよ、世の中にあるパチンコ・パチスロはすべて検定に通っている機種であり、通っていない機種はホールには存在しない、とも言えますね。そして検定と認定を駆使しても最大『6年間』しかホールには設置出来ないってことです。
ん?最大6年? と首を傾げたところで、今回のテーマ『みなし機』の登場です。
ありますよね。販売開始から6年以上経っている機種が。バラエティーコーナーなんかでよく見かけると思います。もしくは、珍古ホールさんにごっそりと。
これらの機種がいわゆる『みなし機』というものなんです。
検定も認定も通っている実績・過去はあれども、検定も認定も切れていて、ホールに設置されている機種を『みなし機』と呼ぶわけです。検定・認定機と『みなされて』設置されているわけですねぇ。
※厳密に言うと…
検定が切れている『検定みなし機』と、認定が切れている『認定みなし機』というように分けて呼称されることもあるそうです
はい。つまり本当はホールに設置されていちゃいけない機種たちなんです。本来は。色々な状況があって、お目こぼしを頂いている、ということでもあると。
これ、厳密に取り締まられちゃうと、警察さんも大変ですし、ホールさんも大変ですからね。『みなし機』を設置しているホールさんは、いつでも警察さんに怒られる可能性を秘めている、とも言えますね(笑)
実は過去に1度、一斉に『みなし機』がこの世を去ったことがあるんです。それが4号機~5号機への移行タイミングだった、というわけ。これにより、4号機以前のノスタルジー溢れる名機たちがホールでは打てなくなったんですねぇ……。
で、現在に戻るわけです。
2018年2月の風適法改正。ここが2度めのXデーになるのではないか(きっと猶予期間はありますが)、という話があるんです。そうなると新台を買うお金が無い珍古店は……。
長くなったので、今日はここまでとさせて頂ければ!
こんな感じで、肩肘張らずにやっていこうかな、と。ご指摘などがあればコメント欄に書いて頂けると嬉しいです!
続きが読みたいぜぇ、という方は是非面白かったボタンを!
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このコラムへのコメント(22 件)
思考ルーチン的、用語解説。いいですね、それ!
法改正の瞬間だけは「認定あるからまだいいじゃん!」という免罪符にはなります。検定切れと認定切れは、法律が変われば単なる違法機になりますから。
でも認定は、法改正のタイミングでなくても認められるものなんです。なんのために取るのか。それは、部品交換の構造変更承認を警察に認めてもらうためです。なので、こちらが主なんですよ。
あ、3周年の二次会でああばんに「思考ルーチン的、用語解説「書くわ〜」と言ったのをいま思い出しました(^^;;
え?認定って設置許可ではないんですか?? ということは検定切れはすべてみなし機になると??
タロエンの逆押しナビは、ナビにしちゃうとサブ基板管理になっちゃうからうんぬんかんぬんという話は耳にしましたね。
ちゃんと調べてみます!
ありがとうございます!
あー、総括、いいですね!アドバイスありがとうございます!
コンテンツ化する際にはやってみます!
早まるな!これは前編的なものです(笑)
そうなんすよね。グリンピさんでも古い機種のご臨終が続いているみたいで…。
お上からの一斉撤去命令が下る前に、僕たちユーザー自らの手で葬り去る事がないように、打つ際は細心の注意と愛情をもって優しく遊んであげましょう♬
・・・って付け加えてほしかったです(笑)
そういえば子どもってアンパンマン好きでもアンパンってどうなんです?気になりました
なんか、関係性があるような気がして気になり出したら仕事が手につかなくなりました。
みなし機の次は5.9号機のナビ規制、とりわけノーマルRT機に関するとこをリサーチおなしゃす‼︎
佐々木師匠に聞いたら一発なのかもしれませんが、ルパンにギアスも出るみたいだし気になりません?