簡単な「動画製作」を考えてみる。

　ここ最近、「動画始めました」という、冷やし中華的な方とお会いする事があります。急に動画編集の世界に入り込んでくるのだから、そりゃ込み入った話があるのではないだろうかと思うと、皆さん「今後どうなっていくかわからないので始めました。相談させてください」という感じ。ふむ、業界に危機感を覚えて生き残るにはどうしたらいいのかを模索している感じですね。

　一言に動画編集といっても様々です。とくに「パチンコ・パチスロ動画」というのは、数ある「動画」の中で最底辺レベルの編集技術でも問題ございません。特にYoutubeにアップしているパチンコ・パチスロ動画に関しては正直「技術」はいらないレベルです。

　そのような質問を私ごときにするより、もっと技術のある方に相談したほうがいいというのは明白なのですが、せっかくなので今回は「明日からすぐに誰でもパチンコ系Youtuberになれる動画製作」を考えてみました。




《カメラの技術って学んだ方がいい？》
　正直いらないです。最近のカメラは超優秀なので、フルオートでそれなりに撮影できちゃいます。というかiPhoneのカメラでも撮影だけなら問題ありません。手ブレしない、ピンも合う、5秒でアナタもYoutuber。


《どうやって撮影するの？》
　RECボタンを押しましょう。


《マイクはどうすればいい？》
　レンタル可能です。1日あたり数千円でレンタルできますので、それを使えばヘッドセットとか付けて出演者気分を味わえます。


《構図がわからない》
　一番気にする箇所がココなのではないでしょうか。誰をどのように撮影したらいいのか、これを悩む方は多いと思います。一般的なYoutubeの場合は実戦であれば「機種６：人４」これが一般的な比率だと思われます。人それぞれではありますが、この黄金比率で撮影しておけばほぼ大丈夫です。


《ズームはどうすればいい？》
　ズームボタンがあるので押しましょう。上位カメラなら前部に「リング」と呼ばれるグリグリできるモノがありますので、これをグリっと回せばズームします。ズームした際の構図は液晶搭載機ならば液晶だけでなく、下部のリールも一緒に撮影してあげるのが一般的です。そうすればリールで止まっている出目＋それに対しての液晶演出が撮影できます。


《動かすのがこわい》
　定点（動かさない状態）でも問題ありません。台が勝手に動いて人が勝手にしゃべります。カメラどうのこうのという前に、被写体が動いてしゃべるのですから、正直定点でも動画製作は可能です。


《テロップのいれ方はどうすればいい？》
　基本的にテロップというのは、場の「補足」でしかありません。使い方によっては盛り上がるポイントにもなるし、出演者の気持ち、状況を代弁してくれるような便利なテロップ入れも可能ですが、最初からそんなの意識する必要ありません。ただ、テロップをいれた際に出演者の顔に被っているとか、デカすぎてリールが全部隠れてリーチ目が見えないとか、そういうのはありがちです。あくまでも「補足」ですので、何を見せたいのかを一番に考えてテロップを配置しましょう。


《オープニング/エンディングはどうすればいい？》
　一般的にオープニングというのは企画趣旨の説明や今日の狙い目台、撮影する機種の話をしますが、そこまで凝って考える必要はYoutubeにはありません。ざっくばらんに「○○やりまーす」程度で大丈夫です。エンディングも同様に、何を打ってどうなった的な説明でもしておけば大丈夫です。




　と、ササーっと書きましたが、ほぼこれだけでカメラとマイクがあれば明日からでもパチンコ系Youtuberになれると思います。人気が出る出ないは置いといて、今の時代は誰でも自分から発信できる時代です。パチ７の自由帳しかり、己を表現する場として考えてみるのも、アリだと私は思います。

　きっと世の中にはむちゃくちゃ面白い考えを持った人がいるハズです。星の数ほどいるパチンコパチスロ愛好者の中から、もっと光る人材は出てくるのではないだろうか。いやむしろ出てきてほしいと、私は切に願っております。


ではでは。

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