【化け１】旅打ち

　皆さんのコラムを読んでいたら書きたくなる。
　残り1万円の生活費でも打ちにいきたくなる。
　コラム「つよパチ」に共感しては読み返してしまう。

　考えた末、書きながら働く向きにしていこうと筆を取る次第です。


　パチ7会員である皆様は、アンケートの「旅打ちをしたことがあるか」にはどう答えられたのでしょうか。
　今回は【ある】と答えた私に関する雑記と感想を交えた一回目のコラムとなります。

　始めに、旅打ちを始めるに当たって必要なことは電気水道ガスを止めてもらうこと。郵便物なども同様です。
　当時の私は味噌やマヨネーズで飢えを凌ぐ生活をしていて、滞納から強制停止に追い込まれていました。バイトを始めて旅打ちを始めるまでは、眠くなるまでロウソクを立てる日々です。
　郵便物は溜まっていると知り合いや親戚から捜索願いを出されます。気を付けましょう。
　他には、コラムやブログに記事を起こし成功も失敗も見ていてくれる人がいたり友人とSNS上で繋がっていたり、ギャンブル以外の時間があると気持ちが楽になります。


　私は「繋がりや仕事が面倒になったから」と旅打ちを始めました。生活費と合算した160k、メモ帳と契約解除済みのスマホをバッグに詰め込み、食事と下着は現地調達することに。
　ギャンブルだけで生活ができるのか。旅打ちはどこまで続けられるのか。思いを馳せながら、普段行ったことのない場所や前から通いつめていたホールを歩き回る日々。



　パチスロ化物語で万枚を2回達成したり。
　40k投資すると必ずフリーズが絡んで帰る時には2箱積みながら+1～2kになるマイホだったり(旅打ち中に2回、今年に2回経験)。
　残り30kがCRルパン三世で、所持金が16万になったり。
　ホールを3件はしごして+10kずつ勝ったり。



　旅に出て１ヶ月が過ぎた頃、20kを残して帰宅しました。
　繋がりが嫌になった私にとってギャンブルは一方的に負けることもある性質上、現実逃避としては向いていないと改めて思った次第です。16万円で県内を回るだけの旅打ちよりも、散歩を好きなときにしてゲームを一日やったり小説を書いたりする時間を朝起きてから決める生活をしていた方がよっぽど気楽だったと。
　しかしこうしてギャンブルに関するSNSができたことで、企画物としてやっていけることに魅力を感じています。
　旅打ちをしたことのある方、これから始めようという方のお話が聞ければ有り難く存じます。




　負けているばかりでも生きていれば楽しいことを作れる、その一心でまた書ければと思います。その前に打ちにいきたいです。取材ですから、生活費は取材費ですから。
(旅打ちやコラムが仕事だったらとつくづく思います。あと漫画描けたらと)

7