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みなし機が消えみなし子が生まれて、呆然と打ってた。
みなし機が消えみなし子が生まれて、呆然と打ってた。
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藤原ジェットさん
昭和の落とし物みたいな人です。 - 投稿日:2017/04/14 22:13
僕は花火の新台抽選を初日に受け、撤去となる最後の日も遊技することが出来た。ここで自分にとって1つの終わりがあったようにも思う。初代エヴァや初代デビルマンを打ち、獲得したメダルに対し首をかしげながらも、また新たな時代が始まった瞬間に立ち会えた事は嬉しく思えた。それぐらい大きな歪みとうねりが生じたホールに居たから。
僕は3号機の時代をほとんど知らない。初めての新台抽選はサンダーだったから、確実に4号機世代だ。何度も言うけど加熱しすぎた遊技性の果てに起こった「悲しいこと」をいっぱい見た。それでもあの頃僕を含めて多くの人が「見て見ぬフリ」をした結果が4号機の撤去と今の5号機だ。
色んな人が煽った。「パチスロはもう死んだよ」
色んな人に言われた。「まだ打ってんのかよ」
パチスロって奴はひょっとしたらとっくの昔に死んでいたのかもしれないし、良い大人が1コマすべったチェリーに一喜一憂するなんて、普通に見ればそりゃおかしいだろう。でも覚えているんだから本当にしょうがないとしか言いようが無い。あの時代の数々の名機と、あの時代最高に笑ったスロッターの皆を。
僕自身もそんな4号機の落し物だと思うし、今ホールに入れば同じ落し物みたいなヤツらを沢山見る。ここにだって居ると思う。仲間と思うかどうかはそれぞれでいい。4号機が目指した先には大量の出玉しかあったように思われなかったから、偉い人が来て全てを攫った。帰ってこない次代に残されたのは僕ら一流の回胴狂い他ならない。
パチンコパチスロが目指す先はいつしか生き残りなっている。淘汰され揺蕩う時代に生存することにただしがみついている。メーカーも、ホールも、メディアも、僕も。
4号機から5号機への移行時代、消えかけた明かりに留まったみなし子。結局肥大し続けたものが縮小していくのを眺めるだけのスロッターだったんだよな。そして目に見えて減って行く遊技者に、潰れて行くホール、廃刊する雑誌に消えたライター。
僕の知らない種類の加速が生まれた。そんな時代でした。時代の移り変わりはどんな時でも「生き残り」がキーワード。僕はまだしがみ付く予定です。
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藤原ジェットさんの
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このコラムへのコメント(6 件)
なってますよ。暖かいよりどころにも、大きな木にも。
もっと沢山の人が集まれるくらい。
ですね!移り変わるものを悲観するのも、楽観するのも、傍観するのも、人それぞれに選択する権利がある事柄ですから、
ただ出来るなら、一度「声が届いた場面」に出くわしてみたいものです。
過去もよくて、今もよくて未来が悪い。ということはない!
ですよねw
おっしゃるとおりです!!