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『スマスロ防振り』勝利のカギは「防御状態中」にあり！ヒドラ目を願ってレバーを叩こう！

マコト【回胴の探り手シリーズ】マコトの味変（あじへん）回胴

**【この記事に書かれていること】**
・『防御状態』の重要性について解説・『防御状態』レベルアップには防御スイカが大事・『防御状態』滞在濃厚演出・『防御状態』は極・高確率ゾーンに入れるための内部的なCZ状態である

依然、まだまだ『スマスロ痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。(以下、スマスロ防振り)』が面白い。面白いだけじゃなく、ここ最近は設定が入る印象もありまして、設置台数はそれほど多くなくても戦える機種という認識に変わってきております。どうも、防振りに首ったけのマコトです。

前々回は基本的なゲーム性、前回はCZ「高確率ゾーン」中の赤7狙い手順なんかを解説してきましたが、今回は初当りボーナス後に突入する「防御状態」を掘り下げていきます。防御状態中はヒドラ目を引かずとも高確率ゾーンに繋がるのですが、ここの仕様をいまいち理解しないまま打っちゃうのはいささか勿体ない。なんせ、この防御状態こそ、スマスロ防振りで大量出玉獲得を担っている要素であり、ここでやれなきゃ絶対勝てない要素ですから。

スマスロ防振り

このまま行けば2024年No.1機種(あくまで主観)

最後に最も伝えたい内容をしれっと書いているので、防御状態への理解を深めつつ、じっくり読み進めて下さい。

防御状態のループ率について

まずは防御状態の概要から。

先述した通り、本機は初当りボーナス終了後に必ず防御状態へ移行します。防御状態は0～4まで5段階のレベルが存在し、レベルに応じてCZのループ率が変化するという特徴があります。では、そのレベルは何で上げるかというと、ボーナス中の防御スイカです。まぁ、この辺の話は既に多くの方が知っていると思うのでざっくりいきましょう。

ボーナス中は防御スイカを引きたい

スマスロ防振り　防御スイカ

防御スイカ成立時は上記の逆押しカットインが発生。指定された図柄を目押しすると、15枚の払い出しを受けられるうえ、防御力ポイントが100pt以上加算されます。試打の時には1回で1000pt獲得することもあったけど、現状ホールで確認できているのは500ptまで。

防御スイカ確率は1/9.9。ボーナスは差枚数管理だけど、防御スイカ分は残り枚数から引かれません。引いた分だけお得になるという嬉しい存在。防御スイカのヒキ、すっごく大事です。

防御力ポイントはサブ液晶に表示

スマスロ防振り　防御力ポイント

防御力ポイントは防御状態が終わるまで加算されます。初当りボーナス開始時は0ptスタートなんだけど、そのボーナス中に1000pt貯まればレベル1へ。ここでレベル1まで上げられると好スタートを切った感があります。

防御力ポイントごとのCZループ率
防御力ポイント (防御レベル)	CZループ率
1000pt未満 (レベル0)	77%以上
1000到達 (レベル1)	79%以上
3000pt到達 (レベル2)	83%以上
6000pt到達 (レベル3)	86%以上
10000pt到達 (レベル4)	94%

防御レベルごとのCZループ率は上記の通り。ボーナス当選時も防御力ポイントの加算抽選が行われていて、ここで加算されたポイントは表示されないので、常に表示されているポイント以上のレベルに滞在しております。ここの数値は分かっていないので、それほど深く考える必要はないかなと。

防御状態を一言で表すのであれば、ヒドラ目を引かずともCZが77%以上でループするから、ここでCZとボーナスをループさせて、防御レベルを上げてね、です。あっ、いや、これだけじゃ正確性に欠けますね。77%ループは結構あっさり終わるので、早いうちにCZ引いてね。これ、結構大事です。

防御状態中の抽選

防御状態中はヒドラ目を引かずともCZに繋がると書きました。実際、リプレイ・ベル以外の全役でCZ抽選が行われるんだけど、ヒドラ目はいつ何時も引けた方が良いに決まってます。むしろ、ヒドラ目はここで引くべきなんだけど、それは後ほど解説しましょう。

防御状態中のCZ当選率
成立役	当選率
ハズレ目	10.4%
チェリー・スイカ	25.0%
ヒドラ目	66.7%

防御状態中はハズレ目の10.4%でCZ抽選が行われるから、ヒドラ目を引かずともCZに当選します。ハズレ目出現率は約1/1.6。期待度は10%強でもハズレ目は頻繁に出現するからその内CZに繋がるだろとか考えがちだけど、実はハズレ目ってば諸刃の剣なんですよ。というのも、防御状態からの転落抽選はハズレ目出現時に行われているから(転落率は公表されていないけど、防御レベルによって変動する)。

これが怖い。ハズレ目が止まるたびCZに当たったのか、いや、演出が弱い。もしかしてもう俺の防御状態は転落してしまったんじゃないのか!?　疑心暗鬼になること請け合い。だからこそ、防御状態中はハズレ目を引く前にヒドラ目を引きたいんです。難しいけどね。ちなみに、初回防御状態には転落抽選が行われない保証ゲームがある程度貰えるので、初回のCZ当選率は88%超と高めだったりします。

転落抽選が行われる状況

スマスロ防振り　CZ　高確率ゾーン

CZ中は転落の可能性ナシ

CZを引けずに防御状態から転落したり、CZスルー直後に演出がピタっと止んだりすると、もしかしたらCZ中に転落抽選が…と考えがちだけど、CZ中は転落の可能性ナシ。なんならCZ本前兆中も転落の可能性はありません。とはいえ、どのタイミングで転落したのかが分からない仕様なので、いろいろ勘ぐってしまう気持ちは分かります。CZスルー後に即本前兆っぽい挙動をしてくれると安堵できるんですけどね。

でも、ほら、防御状態から転落しても引き戻し状態があるから。まだ諦めてはいけない。うん、まだ諦めちゃいけないけど、過信は禁物。それが引き戻し状態です。

引き戻し状態って何!?

前回のボーナス後から50G以内に防御状態が終わってしまった場合は、「引き戻し状態」へ移行します。ここもヒドラ目を引かずともCZ抽選が行われます。その当選率がこちら。

引き戻し状態中のCZ当選率
成立役	当選率
ハズレ目	1.7%
チェリー・スイカ	3.8%
ヒドラ目	50.0%

防御状態中の抽選がかなり強い分、こちらはだいぶ控えめ。ただ、防御状態中のハズレ目でCZに繋がったと思っていたCZが実は内部的には引き戻し状態にいたってこともあるんでしょうね。それを確認する術はないんだけど。

ちなみに、防御状態のまま80G消化した場合は無限CZが発動します。防御状態の天井です。その際は81G目に強めの演出(セリフ演出青文字→会話成立など)が発生するので、何も演出が発生しなければ案の定防御状態は落ちていたと。ヤメるもヨシ、設定がありそうor150Gのゾーンを確認したいのであれば続行するもヨシかな。

防御状態中は演出に注目

防御状態中は演出でまだ防御状態にいることや、既にCZの本前兆であることを示唆する演出が発生する可能性アリ。

スマスロ防振り　運営予兆

運営予兆

スマスロ防振り　運営の顔

運営の顔

上記演出は発生した時点で防御状態中濃厚。それ以外にリール右横のドラゾウランプが点滅したり、小役入賞時に筐体上部のランプが白発光した場合も防御状態中濃厚。ただ、これらの発生率は低め。全体的に防御状態滞在を示唆する演出はなかなか出ない。いる旨を察知するのは、CZの本前兆を確認できた時が基本です。

本前兆中に発生しやすい演出

スマスロ防振り　1消灯　ハズレ

パチスロ界の1消灯ハズレは前兆の合図。馴染みのあるこの法則が発生すれば、本前兆のチャンス。1消灯はリプレイ対応で、順押し時はハズレ時もリプレイがテンパイしやすいので、最後までドキドキできる。1消灯＋ハズレ目出現で「よし、始まったな」と感じるのが防振り打ちです(防御状態中の1消灯＋ハズレ目のCZ期待度は約62%)。なお、3消灯時は次BETでCZが発動します。

スマスロ防振り　カナデ

ミニキャラのカナデは激アツ。確認できればCZ濃厚です。カナデじゃなくて、青髪のイズも強キャラです(つるはしで岩を叩いている人)。あと、スマスロ防振りの「チャンス」は本当にチャンスです。防御状態中はチャンスロゴを確認できればCZ期待度72%。昨今の機種と比較すると、チャンスロゴの重んじ方がひと味もふた味も違う。それがスマスロ防振りです。

スマスロ防振り　背景変化

背景変化＋ハズレ目もCZ濃厚。背景変化はリプレイorベル対応で発生頻度は高め。通常時に発生した場合はリプレイorベル濃厚だけど、防御状態中とかヒドラ目直後のこの演出にはCZ本前兆を告知する役割アリ。スライド気味に消化して、小役がハズれていた時の快感が良い。地味アツ演出です。

スマスロ防振り　会話演出　赤文字

セリフ演出の赤文字もCZ濃厚。そう簡単には出ないからこそ確認できた時の喜びが大きくなる演出のひとつ。真っ赤じゃなくて、ほんのり朱色っぽいんですよね、セリフ演出の赤文字って。

スマスロ防振り　サイドランプ

レバーON時にサイドランプが赤or紫に先走るとハイチャンス。赤はチェリー・スイカ対応で、紫はヒドラ目対応。ナビが矛盾すればCZ濃厚だし、対応役が成立していてもCZに期待ができる。防御状態中は横目でサイドランプをじっくり確認しておきましょう。

スマスロ防振り　連続演出

連続演出発展もチャンス。赤タイトルだったり、道中のチャンスアップが1度でも発生すればもらったも同然。ノーチャンスアップの「パクパクミッション」だけは期待薄だけど。なお、これは有名な法則だけど、防御状態中の「ポコポコミッション」は発展した時点でクリア濃厚です。

フェイク前兆の法則

前兆の継続ゲーム数

防御状態中の前兆ゲーム数
パターン	継続ゲーム数
フェイク前兆	ハズレ目の次ゲームからカウントして最大4G継続 (2・3Gで終わる事が多い)
本前兆	ハズレ目の次ゲームからカウントして最大5G継続

実戦上、フェイク前兆は圧倒的に3Gで終わる事が多い。3G目に前兆が継続する演出が発生すれば当然アツいんだけど、フェイク前兆の最終ゲームで発生し得る演出がでちゃうと期待度は一気に下がる。嬉しくない法則だけど、本前兆の挙動を知るためにも覚えておきたいところ。

フェイク前兆の最終ゲームで発生する演出

スマスロ防振り　ミニキャラ　サリー

ミニキャラ・サリーのウインドカッター→「？」。この演出、フェイク前兆の最終ゲームで本当によく目にします。そもそも、サリーの時点でちょっと弱いんですよ。イズ・カナデはアツいし、メイプルはたぶん激アツ。それらのキャラと比較すると、サリーの扱いはかなり悪い。強キャラが存在するのであれば、弱キャラも必要なわけで。サリーは期待度の犠牲者なんだと思う。

スマスロ防振り　ブランクロゴ

ここでも犠牲になるのはサリーが多め。ブランクロゴもフェイク前兆の最終ゲームで出やすいから、ブランクロゴが出現し得る演出に行った時点で期待度ダウン…と考えておく方が無難。あとは連続演出失敗が代表的なフェイク前兆の締め方。これだけを見るとやっぱりサリーが損をしている感が否めないけど、逆に考えればサリー以外のキャラがそれだけアツいってことでもあるんだよね。

ドラぞうロゴに過度な期待は禁物

スマスロ防振り　ドラゾウロゴ

ドラぞうロゴは防御状態に期待できる演出でもあるんだけど、フェイク前兆中も発生しやすいという側面がありまして。なんなら頻発するとフェイクの可能性が高いと思う。ドラぞうロゴ→ドラぞうロゴ→ミニキャラサリー「?」というパターン、何度も見てきましたから。ドラぞうロゴが頻発した場合はCZ当選より先にフェイク前兆であることを意識した方が良いと思う。

ドラぞうルーレットは発生した時点で激アツなんだけどね。

防御状態中もヒドラ目がアツい

スマスロ防振り　極・高確率ゾーン

極・高確率ゾーンをやりたいがために打ってると言っても過言じゃない

防御状態中にヒドラ目を引くと66.7%でCZに繋がりますが、それ以上にアツくなれるのが極・高確率ゾーンの抽選も行ってくれるというもの。その当選率は約16.7%。かなり現実的な数値だから、防御状態滞在が濃厚のボーナス直後に引くと俄然アツい。

防御状態中にヒドラ目を引くと、その2G後に連続演出に発展しやすく、CZ当選時はそのまま告知されることもある(CZ当選時は極・高確率ゾーンの可能性ナシ)。ここで連続演出を失敗するとちょっとチャンス。連続演出を失敗しておいてチャンスっていうのも変な話だけど、極・高確率ゾーンに期待できるって意味ではチャンス。

スマスロ防振り　極・高確率ゾーン　羽　天使

極・高確率ゾーンの煽りと言えば「天使」と「羽」。これらが頻発すればその時点でCZ以上濃厚で、あとは紫のロゴが告知されるか、金のロゴが告知されるかハラハラしながらその後の展開を見守りたいところではあるけど、極煽りが発生した際の極・高確率ゾーン期待度はなんと50%超もありまして。

極アツロゴ・天使メイプルの会話演出・天使シルエット3回発生(たぶん連続発生が条件)・同系統演出5回発生(たぶん連続発生が条件)を確認できれば極・高確率ゾーン濃厚です。

ちなみに、極・高確率ゾーン当選時の大半は18G前後のロング前兆を経由するんですが、極稀にショート前兆で極・高確率ゾーンが告知されることも。自分自身は1度しか経験したことないですけど、あれは自然と声出ちゃうので注意して下さい。ただでさえ、極・高確率ゾーンに入ったことで目立つのに、その手前の段階でめちゃくちゃ目立っちゃいますから。

最も言いたかった事

スマスロ防振りの防御状態はCZとボーナスのループで出玉を増やす要素ではあるけど、極・高確率ゾーンに入れるための内部的なCZ状態でもあると捉えておくのがベター。だって、みんな極・高確率ゾーンからの天使ゾーンをやりたいがためにスマスロ防振りを打っているんでしょ!?

だからこそ、防御状態中はハズレ目からのCZを待つのではなく、いち早くヒドラ目を引いて極・高確率ゾーンにハァハァする状態。こういう認識でスマスロ防振りと対峙すると、新たな楽しみ方ができると思うので、皆さんも是非。ボーナス終了後、10G以内にヒドラ目を引く事を目標にレバーを叩きましょう。

（C）2020 夕蜜柑・狐印／KADOKAWA／防振り製作委員会（C）Sammy

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マコト: 代表作：名機のそこ~マコトがメーカー開発インタビュー~・【回胴の探り手】マコトの味変（あじへん）回胴

岐阜県出身。3本のリールが織り成す出目演出に魅せられて、当時読者だったパチスロ必勝本に携わる仕事ができたらなという気持ちで履歴書を送付。無事、ライターとして採用してもらい、ほぼパチスロライターという仕事しか経験したことのない男が生まれてしまう。現在はパチスロ必勝本などを中心に執筆しているほか、DVD・CS番組・ネット動画などにも出演中。とにかく出目でアツくなれる機種が好き。