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ホル調~パチ7ホール調査隊~

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2023.03.03

BBステーション日暮里が頑張っていそうなスマスロを並び意識を持ちながら打ったら、最強チェリーを引いた話。2023年2月4日(土)定点調査レポート

パチ7編集長 パチ7編集長   ホル調~パチ7ホール調査隊~

もう何度目になるでしょうか。このホールの定点調査を始めて6年目です。6年の間、毎月実戦しているのですから、酸いも甘いも経験済み。……まて、甘いは感じてないかもしれない。「酸い5:甘い1」が実情に近いかもしれない。

そして、6年間で一番思い出に残っている実戦は? と聞かれたら、飲み会の記憶しか出てこない。万枚出した強敵(とも)の得意げな顔、14万負けして高級パルプみたいに真っ白な顔になった強敵、設定的に不遇な機種なのに何かをアピールするように打ち続ける強敵。私の頭のどこを覗いてみても、彼らの顔しか残されていない。

決して悪いホールではない。それは断言できる。だが、胸を張っていい店とも言い切れない。人を選ぶのだ。パチンコパチスロの酸いも甘いも経験し、多少の不遇にはビクともしない練磨されたパチ好きにはいい場所なのだ。言い換えてもいい、BBステーション日暮里が好きな人はMだ。そうなんだ、我々には5回に1回甘いを感じられれば充分だったのだ。しかもだ、その5回もただの酸いではない。きっちり、ここが甘いだったんだよ、と見せつけられるのである。

さぁ実戦日は2023年2月4日(土)、ここ5回ほど酸いの目が続いている。因果律的に言えば、今回は甘いだ。

 

甘いの一翼を担う6.5号機&スマスロへ

いわずもがな、このホールの傾向は熟知している。甘いを担当しがちなのは下記の通り。

①2台構成機種
多分、店長が飽きたのであろう。最近はパッとしないことが多い。
②3台並び仕掛け
平気で機種を跨いでくる。大体2箇所くらいあって、1箇所はジャグになりやすい。
③末尾仕掛け
当たり末尾がある。とはいえ当たり末尾の1/2とか1/3とかなので、個人的にはあまり気にしていない。
④ジャグラーコーナー
安定して勝ちたいならば、朝から飛び込むべき最甘コーナー。
⑤6.5号機・スマスロ
6.5号機登場してから、一貫して甘やかされている。

抽選番号は54番。BB日暮里ユーザーであるM諸君には周知だが、このホールのオンライン抽選参加人数は不思議なほど多い。どんなずさんな業者でも、もうちょっとうまく水増しするんじゃないか? と思うほどだ。毎回200番以降まで発行されるが、大体並びは50人~70人という始末。逆に言うと、多少番号が悪くとも行ってみるが吉なのかもしれない。現に私の入場番は14番である。40人ほどが帳簿上の存在だったわけだ。

さて、入場順は上々。朝からジャグの海に飛び込むのは性に合わない。末尾は個人的に無視している。となると、3台並び+6.5号機・スマスロ狙いが第一候補となる。因果律的に甘いのターンであるのだから、わざわざ甘いパートを狙う必要もない気はするが、より強固にする意味でもよいであろう。

ちょうどよい、スマスロ鏡を打ってみたかったのだ。3台並びを念頭に置くと、両面に意識を向けられる中ほどが狙いごろ。とはいえ、私は両隣の台の挙動なんか見ていないし、見ていたとしてもスマスロの推測要素は一切頭に入っていない。無意味である。そもそもが全台系や並び系に向いていない。機種イチが好きなのだ。あの同じ機種が好きで同じ機種を狙った連中の中から、唯一の当たりを掴む快感は得難いものがある。ハズした場合の敗北感も筆舌に尽くしがたいのだが。

話がそれた。ともあれスマスロ鏡を確保し、実戦開始となる。

……1万円、……2万円。瞬時に溶けていく現金を見ながら、6号機もやるようになったな、など独り言ちながら、やたらマッサージを受け続ける鏡を見せつけられている。なんだこいつ、と思わなくもないが確かにマッサージを受けていて、急に施術師にハイテンションで「USAを狙え!」と言われても実に困る。熟達した技術でこちらをほぐしておきながら、急に狙え!とはどういう了見だ、と。

シマに残された唯一の無反応鏡を回し続けること、637G。16384が降臨する。
 

▲いわゆる最強チェリー

ふふふ、初打ちとて知っているよ。キミ、熱いんだろ?  しかし、演出も覚えてないほどしれっと出るもんだ。嫌いじゃない。

ここだぞ、ここで歯を見せるのは二流以下のスロッターのやること。パチスロというものはここからが大事なのだ。私は違う、知っている。実る果実を想像するだけで終わるむなしさを。果実は掴んでこそ笑むべきだと。来るべき決戦に向け、ここでふんどしを締め直すべきなのだ。無論、恩恵は知らない。勝負どころなのかどうかも知らない。私のピュアをぶつけるだけだ。

無事に決戦を制し、1000枚ほどのメダルを得る。これがいいのか悪いのかは知らない。とにかくトントンラインまで戻したのだ。とはいえ、朝から600までハマったのは私だけ、恐らく最強チェリーを引かなければテッペンまでお連れされたであろう。さらには一向にマッサージに成功しない。いやまて、マッサージを最後まで受けられているのだから、目的遂行の面でいえばむしろ成功ではないか?  などを考えながら打つが、メダルは減るばかり。

ははぁん、さてはこいつ低設定だな。私の甘いはここにはない。1度、落ち着いて周りをみるべきだ。どうやら両隣も現金投資中。ここは早く見切りをつけ、私の甘いを探しにいこう。


「えっ!!? ヤメるんですか?」
「………ハイ」
「めちゃくちゃマッサージ行ってましたよね?  それアタリっぽいっすよ」
「……なぁに、私の仕事は実戦じゃなくて、調査、だからね。がんばれよ、お兄さん♪」
「あざっす!」


マッサージにいく台はいい台らしいぞ。

 

▲私にはこいつがある。


 

長い茶番に付き合っていただいた皆様、ありがとうございます。スマスロ鏡の通常時最強チェリーの恩恵は「青7ボーナス」のみです。AT中やボーナス中に引けば、もっと大きな恩恵があるので、一番弱いタイミングの青7でした(笑)

さて、ではここからは当日の優秀データを振り返ってみましょう!

 

★2月4日(土)の優秀データ

▲アイムの3台並び

▲ジャグその他

恒例のアイム3台並びはありつつも、いつもと比べるとおとなしい感がありますね。とはいえ、ジャグに関しは一貫して優遇しているので、不発が多めな状況でしょう。
 

▲6.5号機とスマスロ

うーん、イマイチ(笑) つか、私のスマスロ鏡も振るわず。おにいさん、なんかごめん。マッサージ多発で惑わしてしまったかもしれません……。
 

▲その他優秀データ

ちなみに赤枠台は末尾6です。おそらくですが、今回はここが当たり末尾ですね。


さて、次回こそは甘いの回にしたいところですが、そもそも私は酸っぱいものが好きですから(笑)

 

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パチ7編集長
代表作:ゆる調

パチ7の編集長やっています。1978年生まれ。嫁と息子一人ずつ。スロ歴18年パチは苦手。歴代好きな機種は「花火、ホロQ、キュロゴス、初代ルパン」など。どうぞよろしくお願いします。

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