ＡＭＡ2回転目

あらすじ
よくわからない流れから師弟対決が始まるも前回は入店しただけ


ｼﾞｬﾝｼﾞｬﾝﾊﾞﾘﾊﾞﾘｨ

「ルールは出玉－投資分のナチュラルバトルでよいかのぉ？」

ニヤリと含んだ笑いが昔から
変わらない、なんの根拠もないくせに
いつも強気なその姿に憧れ
また反面教師にもしたものだ

「えぇオーソドックスに制限時間は8時間、トータルでの決着といたしましょう」

「はっはー、承知したぁぁあ！」

！

「おまえは！？」

突如黒スーツの男が二人の間に割って入る。

「申し遅れましたぁぁぁあ！わたくしぃぃぃ！国遊連本部から派遣されましたぁぁ！ジャッジメンターNo.6でございますぅぅ！！」

説明しよう！
公式戦では不正などの抑止力のため国際遊戯連合からジャッジメンターと呼ばれる、いわゆる審判が派遣されるのだ！

がっ！！

「今日は非公式戦のはずだが？」

道化のような表情の目の奥がギラリと光る

「はっはー、あなたは国の僕っっ！非公式の対決、もと師匠との対決とはいえ負けてしまえば必ず何かが起こりますぅう！！のでボーダー将軍からの依頼によりぃぃい！馳せ参じましたぁぁあ！！」

ボーダーっ！
あのクソメガネが！！

「そういうことなら、仕方ないのぉ。わしは一向に構わんが邪魔立てするようなら…」

No.6の陽気な表情が一瞬くもり
ぐっと喉が鳴る

「っはっはー！まさかまさか！わたくしジャッジメンターですので興味があるのは勝ち負けのみでございますぅぅ！！ご心配なくぅううう！」

さぁはやくはじめましょうよと
いった顔でチラリと私を見る

「ではナチュラルバトルルール！選定機種は玉のみでぇぇ！リミットタイム8時間っっん！台移動は自由っ！さっそくぅぅ！！！スタートぅぅう！」

「よほっほ、ではわしはまずこれじゃな…」

と養分老師が座ったのは真北斗無双
新規準のメーン稼働機だ。

「なるほど、じゃa
「将軍！僕コレがいい！！」

すっかり出番をなくしていたユキチであったがここぞとばかりに意見してきた。

指差したのは
「甘ギンパラ3！！！だとっ！？」

甘デジは私の主戦場だが甘ギンパラ3はいわゆる確変STへの突入率が低く、しかも一個返し！時短での引き戻しがなければズブズブとブラジルの海へ兵を溺れさせてしまうことになる。初めは先ず出玉を稼ぎ戦うべきが得策だが…

「よほっほ、突破型じゃのぅ。新北斗無双は北斗にして北斗にあらず、だがわしはもう当たりを引いておるぞ？」

なっ！

老師が言い終わるか終わらないかのタイミングで入った一玉目がえいりやんに姿を変えた。

「よっほっほっほ、これがほんとのオスイチなのかのぉぉぉお！！」

けたたましい効果音とともに
画面が虹となる。

「のぅ甘よ、置いていってしまうぞ？」

ぐっ！！
「将軍将軍！！今日の老師はやっぱりなんかすごいよ！！甘なら最強の甘で戦わなきゃ！」

ジャッジメンターも早く打ってくださいといわんばかりに着席を促す。

「わかった！ユキチ、強99で覚悟を決めたぞ！」

「うん！ユキチがんばる！」



スタートに出遅れた将軍
養分老師の驚異の引きに波乱の幕開け
はたして確変なのか通常なのか！
サンバ対暗殺拳
次回も～ｼﾞｬﾝｼﾞｬﾝﾊﾞﾘﾊﾞﾘィ！

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