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ZEGAPAIN ~時代の一歩先を行く YAMASA~
ZEGAPAIN ~時代の一歩先を行く YAMASA~
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ルカ・ソミネさん
4号機完全撤去期限日の一週間前からパチスロを打ち始めて今ではホール業界の末端で働くくらいにパチ・スロに染まっております。初めて打った台は初代ハーレムエース。ノーマル、ART、ATの一癖ある台なら何でも打ったる雑食スロッターです。 - 投稿日:2016/02/14 09:58
はじめまして
完全5号機時代となる一週間前からパチスロを打ち始めたルカ・ソミネと申します。
佐々木真師匠のおかげでパチスロの内部の仕組みに興味を持って打つことを覚えました。
思えば初めてハーレムエースに触れた頃からスカイラブ、小麦ちゃんを始めとした5号機ノーマル+RTの名機、RTの革命をもたらした2027、忍魂、エウレカセブンなど大好きな機種ばかり追ってきました。
高純増AT機、ART機などもお財布事情との勝負で魅力的なシステムが搭載されていれば勿論追って。
そしてその中で自分が今までに、んおっ!?惹かれたパチスロの一台、ZEGAPAINをプレゼンしたいと思います。
ZEGAPAINは今から約二年前の夏頃、山佐からアニメ「ZEGAPAIN」のタイアップ機として登場しました。
当時は鉄拳デビルや島娘などの高純増ATが登場して一段落した辺りの時期。どのメーカーも純増2.8枚以上の波の荒い台ばかりとなりホールの状況が一変しつつある時期でした。
そんな中、山佐から出たZEGAPAIN。勿論この台もその流れに乗った高純増AT機の一台でした。
通常時は左リールからの停止の強制、AT中は液晶のナビに従うだけ。そこまでは普通の高純増AT機と同様でした。
では何が凄いのか、それは・・・
リールが勝手に動いて勝手に揃って勝手に止まるんです!!
え?と思った方、はい、今ではごく普通の演出ですよね。だけど当時は非常に驚きました。
勝手に動いて勝手に7が揃ってATが始まる。初めて他の人が打ってるのを見た時、高速目押しで揃えてるのかな?と思ったら違う。
目押しの苦手そうな年配の方が打っていても同じように7が揃ってATが開始している!
番長2とか島娘でも狙わないとリプレイが揃ってATが開始するだけなのに!
頭の中を衝撃が走る中、そこで自分は考えました、なんでこんな動きをしてるのかと。
そして閃いたのが「フリーズ」
今では普通の演出の「フリーズによるリールアクション」の一つで7を揃えた上での自動停止を行っているということに気付きました。
思えば山佐といえば鉄拳2で搭載していた「鉄拳アタック」も7が連続して止まるリールアクションを起こしていました。
ただし、鉄拳アタックのフリーズ発生条件は
「※鉄拳アタックが開始するリプレイが成立した場合のみ」
(※鉄拳アタックリプ成立時に左から押した事無いので成立時か押し順遵守なのか不明なので成立時のみと記載)
となっております。つまりそのフリーズリプレイが成立しない限りフリーズは発生しないのです!
このシステムをZEGAPAINに搭載していた場合、運良く数ゲームでAT待機中にそのフリーズリプレイが成立するかもしれませんが待機中で何ゲームも待たされる可能性がある訳で。成立した後のベルナビの回数によっては人それぞれのメダル純増に差が出てしまいますね。
ではどうしてフリーズ演出がが発生するのか。初打ちの時にそこを念頭に置いて打っていました。
そして気づきました、山佐の発想力の凄さに。
AT開始時、フリーズでリール制御を行っているのは間違っていません。
ただし、そのフリーズ発生にはとある手順を踏む事が必要だったのです。
そう、そのとある手順とは
「内部で成立した複数種類のリプレイを特定の押し順で停止させ続ける事」
です。最近の代表的な機種だとGOD EATERにもこのシステム搭載されていますね。
ZEGAPAINの場合内部では以下のリプレイが成立しています(あくまで推測)
・どの押し順でもリプレイが揃うリプレイ
・逆押しで赤7・青7が揃うリプレイ
・逆押しで赤7・青7が揃わないリプレイ
・逆押しで赤7斜め揃い・青7ダブルラインで揃うリプレイ(セブンインパクトリプレイ)
この中で1と4のリプレイは特殊な扱いなのでフリーズ発生条件には絡まないのですが、
2と3のリプレイの「順押し以外の特定押し順」を組み合わせることによりフリーズ演出による7揃いを発生させる事が出来るのです!
発生させる順番は調査不足で不明ですが・・・。
これらのリプレイをフリーズ発生させるために押し順遵守で停止させ続けた後にフリーズ発生ゲームの1G前に停止音が変化します(ゴリッ!ゴリッ!ゴリッ!という低音)
そしてレバーオンでキョウの行くぜ!の一声と共に回り出すリール・・・
右リールから自動停止する赤7!
中リール停止時に流れる状態示唆のボイス!
左リール停止で始まるリザレクションチャンス!
ああ、目押しの上手い下手にかかわらず7が揃ってATが始まるんだ・・・。これ凄い!
これがセブンインパクトか!(違う)
と初打ちの時に思いました。実際はシステムの詳細まではその時には考えていませんし解析も出ていませんでしたが。
それでも勝手にリールが止まって7を揃えてからボーナス・ATが開始するアクションを最初に世に出した山佐の発想力には本当に感動です。
現在もリノシステムやフリーズによる区切りをもたらしたモンキーターン、山佐は考えることが一つ一つ濃い!凄い!
因みにこの自動停止のタイミングで赤7が中々揃わないなあ・・・と思い始めたときにもう一つのインパクトが発生します。それは是非実機を打った上でお楽しみください!
他にもセブンインパクトの事やゼーガシステムの事など書きたい事も多々ありますが長くなりすぎますのでこの辺りで。
ありがとうございましたm(_ _)m
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このコラムへのコメント(3 件)
ということで、マジなパチスロ話でもしましょうか(^^)
リールアクションの時点で、メイン基板というのは確定。それをプレイヤーの任意以外で動かせるのはフリーズ中しかありません。で、こういったフリーズをどう起こすのか?
簡単なのは、??/65536という基本の成立役にフリーズするとプログラムすること。5号機でフリーズが認められた当初は、これが中心でした。しかし『ツイン2』で1/65536を超える確率が登場。これは、特殊役成立時に??/1024など2段階目の抽選を経て出しています。
その後は出た順番を忘れました。『猪木』の○G間、闘魂フリーズだっけか特殊なフリーズ抽選をできるカウンタの搭載を確認し、なんか名前も忘れるようなサミー系の機種でしたが、○G後にフリーズをかける「先読みセット」を確認。この応用をすべて入れたのが、ご察しの通り『モンキーターン』です。
初期AT機だと、初代の『聖闘士星矢』かな。押し順を数ゲーム遵守させることによって、ATを発動(フリーズ状態を変化させてATとなる)。また、その直後の『攻殻機動隊』も、所定の押し順をクリアしないとフリーズを伴う「電脳ハック」には入らず。その代わりに、フリーズをかけられない状態は「電脳ラッシュ」の高確に入りやすかったように記憶しています。
フリーズに関しては、山佐が「鉄拳アタック」で先を行きましたが、実はサミーもかなり研究していたことが伺えます。それなのに……こうやったら『アラジンA』のような高確を持てるじゃないと先に仕掛けた山佐が素敵すぎます。
って、いつかコラムで書く内容を少しばかり書いてしましました(笑)。
山佐は糞みたいな風潮ありますが
スロの新しいスペックの多くを
牽引してきたのは山佐なのです
山佐スキーにはたまらないコラムです
ってなりましたね、確かに。
どちらかと言えばアラジンA、ロデオクラブチックなシステムに、「うはっ‼︎(喜)」って…
ならなかったのは当時の山佐の失墜があったからでしょうね。
ゼーガとスタドラで信頼の回復が出来始めたイメージです。
もともと出来る子な山佐さんですから、今後にも期待したいですよね‼︎