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だれがこまどり殺したの? -釘問題その2-
だれがこまどり殺したの? -釘問題その2-
-
さん
- 投稿日:2015/11/22 01:42
'Who Killed Cock Robin- 世代に寄ってはパタリロよろしく、誰が殺したクックロビンと言った方がピンと来るかもしれない。駒鳥の死から始まる、どこか切ない有名なマザーグース。
前回の問題に触れたコラムで、「誰が悪いの?」と言う声を聞かせてもらった。誰は何処かもしれないが、「悪い人」がいれば、その責任を吊るし上げ終わるような話では無いと思う。犯人を捜す前に、それぞれの罪を数えるべきだとも思いませんが。
僕が喋れるのは打ち手としてだけ。作り手のメーカー、中間に入るホール、宣伝するメディアとあって、打ち手として以外の言葉は喋る権利が無い。それが悔しかったりもする。
4号機の頃、勝ち続けた人が居た。ゴールドラッシュさながら目の前のホールは金鉱に見えた事だろう。熟練した職人であれば、ピンポイントで金を掘ることが出来た時代。
僕自身その頃の話を自慢気に若い子に語った責任はあるように思う。なぜその時にもっと楽しさを喋らなかったのか、バカはどこまでいってもバカだ。いつも後悔ばかり。どんな時代だって存在するシワやヒダを教えてあげれば良かった。
負ける人が勝つ人をどこか崇拝し、勝つ人が負ける人をとぼすような今は、大衆娯楽のそれじゃないのか・・・。と今更に思ってしまった。僕はギャンブルとしての側面を持つ麻雀を引き合いに過去出した事があったが、たったこの数週間でそれが大間違いな事にも今更気づいた。パチンコは永遠に競技足りえない。もうこれは認めた。しかし娯楽と言う言葉だけでは片付けれないほどの位置にパチンコが居る。もうこれも認める。だったら次を考えるしかない。
バランスと言う言葉を時代を見てきた人に聞いた。1990年頃の台を引き合いに、「低交換率」が最もバランスを作っていた要因に思う。と教えていただいた。時代は見れないが数字は見れる、その頃の台を調べれば、確かにバランスとしては、「夢を見たり」「夢を振りまいたり」出来ているかもしれない。ただ悔しいかな、自分が生きていないので確証は無い。
そして考えれば、現在の「非等価」の流れは、最初の弓なのだろう。
メーカー、ホール、メディア、打ち手。それぞれが認めるべきところを認めなければ、弓を射るのは偉い人だ。でもその偉い人は、パルサーのリーチ目1つ知らないだろうし、虹色の熱さも知らないだろう。そう思うと何故か無性に、自分の責任を考えてみたくなった。
スズメがこまどりの雄に弓を放ち殺した事を認め、次々に上がる声の結末は、悲しいお葬式の鐘の音だった。今ならまだ1ファンの僕も、何かができる気がする。
-引き続きこの問題をベースに色々な事を考えます。読んでくれてありがとう。-
7
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このコラムへのコメント(2 件)
よーろー!ボチボチやっていきまひょ。