新米編集長奮闘記「なぜパチ７を立ち上げたのか⑨」

大変ご無沙汰しております。。。

前回⑧を公開したのが8月30日ですって。これにはさすがに自分もびっくりです。ひどいひどすぎるぞ編集長！

とはいえ過ぎ去ったことを悔やんでもしょうがないので、反省しつつも平然と続きを書かせて頂きます。


「いけるかどうかは分かりませんが、やれるかどうかと言われればやります」という半分舐めきった回答から出てきた会社からの答えは「おい！やるぞ！」という意外な答えだった。というお話でしたね。

さてさて、神がやるといった以上、会社が腹を括ってやるってことに他なりません。となれば私も生半可な覚悟ではこの仕事を受けられません。やるのであれば大袈裟のようですが、人生賭けます。

とはいえ当時の私は（今もですがね）役職についているわけでもなく、それなりに大きな会社組織ですから、私個人の想いや覚悟をストレートに押し出すってのは難しい。

ですがこういうものは初めが肝心。

私は前にも少し触れましたが、プランナーとして全国のホールさんのグランドオープン案件に携わっておりました、若干干されましたが(笑)、それでも当社の媒体担当、つまりテレビやラジオ、雑誌に新聞といったマスメディア、WEB広告などの総合窓口だったんですね。

当然そこにはパチンコパチスロ雑誌、WEBサイトも含まれますし、ライター来店の窓口なんかも私が担当でした。

そんな背景もあって、当社においてパチンコパチスロへの想いや経験値、他メディアとの関係値から考えると私より自社メディアを運営するにあたっての適材はいない、と考えておりましたから、強気ですよ。それなりにね。

つっても直接神に強気を出さないのが私のかわいくもズルいところ。オフ会に来ていただいた方はご存知の「偉い人」に強気を剥き出す訳です。

ちなみに偉い人は私と同い年で数々のグランドオープンをともに戦った戦友みたいなもの。その戦友に酒の場で剥き出す訳です。

私「売上重視？業界の活性化重視？」

偉「うーん、会社としてやるにはどっちもとしか答えられないなぁ」

私「（そんな答え求めてねっつの。よし、アイラ系ウイスキーダブルのロックに変更）」

偉「……なにこれ、濃いね」

私「そう？最近ハマってるんだよね。んなことより、さっきの話」

偉「ああ、なんだっけ、やりたいことみたいな話だっけ」

私「ん、まぁ大体そんな感じ」

偉「うん、いいよ。信じてるから、好きにしなよ」

私「（馬鹿めぇぇぇ！言質取ったぞ！！！）…うん」

偉「お前が精一杯やってダメだったら、誰がやってもダメだ。そんときゃ俺が責任取る」

私「………。」

正直、私は立ち回りが上手い方なので、誰かに責任押し付けて、陰でやりたいことやっちゃおう、という魂胆でおりましたが、戦友がどっかで聞いたような感じもしますが、こんなカッコいいことを言う訳です。

この期に及んで私の腹も決まりました。全身全霊で取り組む。

会社ってどこかに逃げ場を作ってくれるものなんですが、それも断ちました。人間、逃げ道があるとグズグズになったりしますからね。

私「よし分かった。死ぬ気でやる。そのかわり他の仕事は一切やらない、いいか？」

偉「む～ん、いいよ、それで」

こんな感じで徐々に徐々にパチ7というサイトが生まれる物語が走り始めたのです。


つづく

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