そして金は銀へと変わった。

前回パチを打ち始めて数年と書きましたが、記憶を辿ってくと2機種だけ遥か昔に打っていたことを思い出しました。


その内の1つが初代牙狼。
あの大人気女優及川奈央も出演していた深夜特撮ドラマ牙狼が堂々パチンコに。
皆様ご存知、名機中の名機です。


本編がどの程度メジャーだったかは分からないのですが、自分の中ではマイナーな部類のコンテンツだと思ってたので、えっ？牙狼がパチンコになったの？マジ？？とかなり驚いた記憶があります。


当時自分はスロオンリーだったのですが、これは流石に打ってみたいなーと恐る恐るパチデビュー。

サンドが右か左か分からないあるあるを体験しながらライター予告カッケェ！GARO予告オシャレすぎだろ！
といちいち感動し楽しんでいました。

冷静になって今思い返せば当たり確率も出球も知らず平然と打っていたのは狂気の沙汰なのですが、そんなものは台の魅力の前では些細なこと。


面白い！カッコいい！言いながら暇と金さえあれば打っていました。



幸いなことにエンディングも経験することが出来ました。あれは確か上野での出来事です。


血気盛んだった当時の自分。
自由恋愛が出来る不思議なお店に乗り込んだのですが、出てきた女の子が自分のNGタブータトゥー。

何とかノルマは果たしたものの当然消化不良で終わってしまいました。


ちくしょうやっちまった…この気持ちで帰りたくねぇ……とフラッと入ったお店での牙狼。


これが大当たりからあれよあれよと26連。
箱をうず高く積み上げ、お店の出来事が余裕でノーカンになるくらいの至福のひと時。


黄金騎士の手により陰我が断ち切られ、金の玉が銀の球へと生まれ変わった。そんな素敵な一日でした。



…ただ、それで満足したのかその後スロもパチもリアルに10年以上打たなくなってしまいました。

時と縁を経て、数年前からまた打つようになったので機会があれば復帰以降のお話も書こうと思います。



そんな訳で自分のパチ童貞を捧げた愛すべき台。初代及川奈央のお話でした。



イケ。風の如く。

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