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あんかけ釣り講座~5.シーバスを釣ろう!~
あんかけ釣り講座~5.シーバスを釣ろう!~
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あんかけちゃーはんさん
お寿司食べたい @ankakecharhan - 投稿日:2023/12/17 12:08
カットバックドロップターン!
あんかけちゃーはんです
釣り用語から初めての釣りシリーズを経て、いよいよ本格的な釣りの説明に入ります
ここではシーバスをルアーで釣ることを説明します
当然ですがエサでも釣れます
エサのほうがいいやという方は次回のぶっこみ釣りをお待ち下さい
小さい釣りを馬鹿にするつもりはないですが、
このあたりから釣りの醍醐味がわかりやすくなってきます
そのくらい釣れた時の感動は大きいです
脳汁すんごいです
初めて釣った時の夜、夢の中でも釣ってましたから
フッキングしようとして腕をぐいっとしたとこで目が覚めました
さてそんな大きな感動をくれるシーバスという魚
一般的な呼称でいうとスズキという魚になります
スズキはブリなどと同じく出世魚で大きさによって呼び方が変わります
セイゴ→フッコ→スズキなんて感じです
まあ地域差あったりして面倒なので一括りでシーバスと呼んでます
また生態が非常に面白いです
シーバスは鮭などと同じく浸透圧調節機能を持っています
これが何かというと、海水も淡水もどっちも泳げるということです
なのでシーバスは川に堰がない限りどこまででも遡上します
(といっても適温があるので冷たすぎるとダメ)
多分一番遠くて利根川の利根大堰ですかね。埼玉県の行田市、群馬県千代田町になります
海から優に100km離れてますね
だからそこの栗橋在住のあなたでも釣れるんですよやりなさいよ
ということで海行かなくても川で釣れる
なのにそこそこでかい
というところが人気になったポイントなのかなあと思います
では釣る道具から紹介していきましょう
毎度のごとくタックルの紹介から
以前記載しましたが、再掲として
竿:ルアーマチック86ML
リール:サハラC3000HG
ライン:ピットブル8の1号の150mでも200mでもどっちでも
リーダー:DUELクイックリーダーの5号
になります
ここはさすがにダイソー竿はやめておいた方がいいです
ベテランさんがあえて安い竿で釣っている動画とかありますが
この釣りは感じ取ることが非常に大事になります
最初から真似できるものではないですので最低限で上記のタックルをおすすめします
次にリーダーとルアーに接続するスナップがいります
スナップはカラビナみたいなものです
釣りの性格上、ルアーは結構な頻度で交換します
毎回ルアーと糸縛ってたら大変なのでこういったものを使います
上記のDUELクイックリーダーはスナップ付きになるので特に考えなくとも良いですが
それ以外であるのならば別途買う必要があります
目安は最初は20lb(9kg)程度あれば良いと思います
接続にはクリンチノットくらいでいいです
次にルアーについて
細かい説明は釣り方の時に説明するとして
ちょっとこれお高いです
大体一つ1000~3000円しちゃいます
で、最初の方はめっちゃロストします
最初はダイソールアー使ったほうがいいかも、とも言い難く
ルアーはたくさん種類があってそれぞれ性能があったりするので良いもの買ったほうがってのもあります
ただし注意が必要です
特に一度釣れてしまうと大変です
あれもこれも欲しくなります
特に動画などでおすすめルアーなんかを探すのはやめましょう
ルアー釣りはどうしてもルアーメーカーがトッププロであり神という風潮ではあります
そんな人が紹介してくれるルアーなのだから釣れるはずと言って買いたくなりますが
まあ大概釣れません
何故ならこの釣りはとても繊細だからです
川、河口、海と広範囲にできますがフィールドによって全然違います
川なら同じだろとなりますが別物です
私が良く行く場所としては隅田川、荒川になりますがこの2つだけでも全然別物です
なんなら同じ川でも少し移動しただけで違います
フィールドによってご当地釣りになるため、おすすめルアーなんぞクソの役にも立ちません
なのでここではなるべく汎用的に使えるルアーの紹介だけにとどめます
ルアーメーカー神は売上したいのでばんばん動画なんかで宣伝します神なので強いです
個人的にはそれよりも釣り場に行って他のルアーマンを見つけて交流することが重要です
「このあたりだとルアー何がいいですか?」って聞いたら結構答えてくれます
大体みんな優しいです
他に必要なものとしては
タモ網、フィッシュグリップ、プライヤー、ハサミ
後は長さ測れるフィッシングスケールなんてあるといいです
では釣り方にいきましょう
昼と夜で釣り方がだいぶ異なります
今回はより簡単な方ということで夜の釣り方について説明します
まず場所を選定しましょう
橋、河口、水門、川の合流地点などが良いです
水が流れが増す場所によくいます
水が動くと酸素が豊富になります
豊富になるとプランクトンの活性が上がります
プランクトンを食べに小魚が寄ってきます
小魚食べにシーバスが寄ってきます
という感じです
プラスで潜みやすい場所をより好みます
薄暗い場所を好みますが小魚は明るいとこに集まりやすいです
街灯などで明暗分かれているところなどが良いです
代表的というか行きやすいのは橋かと思いますのでこちらで説明します
シーバスは大体橋脚の根本に潜んでいます
という訳で橋脚狙ってキャストしましょうとはなりません
絶対にやめてください
慣れてないのにそんなことすると橋の上を歩いてる歩行者に当たります
一発訴訟ものです
じゃあどうすればいいのですが
川というのは流れがありますので少し離れたところにキャストしてリール巻きながら流して橋脚付近に通してあげると良いです
そう、何も際際に投げなくて良いのです
これをドリフトと呼びます
最初はルアーがどこにいるかわかりにくいと思います
そういう時はもっと近場に投げてルアーよりもラインを見ながらリールを巻くと良いです
だんだん動きがわかってきますので慣れてきたら橋脚に流してみましょう
また以前お話していますが
上げ潮下げ潮というものがあります
橋の上流にいれば必ず橋に流れるかと思いきやそうでもないです
慣れてないと一見わかりにくいので浮いてるゴミ見てどっちに流れているか判断すると良いです
さてこれでドリフトを覚えました
次にレンジを覚えましょう
レンジというのはルアーの深度のことです
水面(トップ)から水面直下、ミドル、底(ボトム)
と大体4つくらいに分かれます
シーバスさんはなんと縦の移動がクソだるいお方です
目線と大体平行じゃないと食べるのめんどいなあというおぼっちゃん気質です
なのでルアーを使い分けてレンジを徐々に沈めて行くわけです
底からじゃダメなのかと思うかもしれませんがダメです
底じゃないとこにいるのに底から攻めるとルアーでなくラインに当たって逃げていくことが考えられるからです
ここでそれぞれ4つのルアーのおすすめを紹介といきたいですが
これまた季節ごとに変わってくるんですね
基本的には春は小さいの秋は大きいのと覚えてください
小さいのは4,5cmくらいのルアー
大きいのは9cmくらいです大体
これはシーバスのエサがだんだん育ってくるから秋になるほど大きくなるって感じですね
なお真冬、今の季節は産卵のために沖に出ていくのであんまりやれません
次回は3月後半くらいですかね
ただ春初期はバチシーズンと呼ばれる特殊なゾーンになるのでこれもまたルアーが違ってきます
じゃあなんでこの時期にこの釣りの紹介なんだですが
年末年始は釣具が安くなるからです
準備大事
とりあえず最初は5月くらいからですかね
おすすめは7g~10gくらいのスピンテールです
バクリースピン6なんかが有名ですがネット価格でお高かったりもします
安価なのだとスピンボウイをおすすめします
それと慣れないうちは根掛かりしやすいのでダイソースピンテールを使うのが良いかと思います
ここはあんまりレンジ気にしないでこれのみでも良いです
巻くスピードでレンジキープするやり方があるのでついでに覚えましょう
7月くらいになってくるとワームの時期になってきます
VJ16gをおすすめします
ここでもあんまりレンジ意識してないです
というか暑くてやってらんないです
9月くらいからようやくレンジ意識できます
とはいえ、底に関しては前述したもので十分です
と同時にトップに関しては捨てます
トップはハマると面白いと思うのですが、どうしてもロッドアクション多様する点と下手すると場荒れしてしまうので最初は捨てでも良いと思います
なので買うのは水面直下、ミドル系です
水面直下はサイレントアサシン99F
ミドルはスイッチヒッター
くらいが汎用性あるかなあと
最初はこんなもんで頑張りましょう
もちろんお金に余裕があればこれ試してみたいで買ってしまうのもありだと思います
ベテラン釣り人に聞いて買うのもベストです
書いた通りフィールドによってご当地釣りになるので何が刺さるかはわからんもんです
上記はそれでも登場シーンが多めなルアー達を書きました
隅田川、荒川になりますが自身の実績ルアーとしては他に
アイマサスケ、コアマンIP、セットアッパー97F、レンジバイブ、シリテンバイブ、ローリングベイト、マニック
なんかがあります
こう書くとあんまりないですね
隅田川は秋の必殺パターンがあるのでルアーが偏ってしまうせいでもあります
まあこの辺りはほどほどに買って何かが刺さると良いですね
ちょっと運なとこもありますが
ただ釣れなくてもあんまり気にしない方がいいです
それだけシーバスは難しいです
ルアーのどれが琴線に触れるかも微妙ですし
潮や風、直近の雨なんかでもフィールドは表情を変えます
今日はお魚いない日ですねとかも全然あると思います
なので今日はこのルアーはダメだったなあでも明日は刺さるかもしれないです
面白いものでだいたい諦めたときくらいでちょうど殺気も消えて釣れたりします
なのでほぼパチンコです
では次に底の取り方、レンジキープを覚えましょう
底系ルアーはまず投げて着底してから巻き始めると効果的です
この着底から巻きの時間の間隔が空くほどシーバスは興味を失います
すぐ巻いてあげるのが結構重要です
ではどう底を取るかですが
まずは目の前、足元にルアーを落としてみましょう
糸が出なくなったら着底です
ベールを返して少しだけ巻きます。糸ふけ取るくらいで
そしたら竿を上下してみましょう
底をトントンする間隔がわかるかと思います
かつ、糸を引っ張る力が抜けるのもわかると思います
これで第一歩です
そしたら今度は遠くに投げてみましょう
ルアーが着水と同時にベールを返します
この時、頭の中でカウントをします
厳密でなくていいです
なんとなく自分の中でいち、にーと数えてください
カウントしながら竿を横に少しずつ引っ張ってください
ラインにテンションかかってれば良いので少しずつです
さっきと同じように急に力が抜けるタイミングがあります
これが着底です
違う点はベールを返しているところです
川は流れていますのでベール返さないと流れに押されて無限に糸が出ます
着底なんてわかりません
これでこの場所での底は割り出せたのであとはカウントに従って巻き始めるだけです
糸ふけとか考えると0.5~1秒早めに巻いても良いです
次にレンジキープですが
これは非常に難しいです
ミドル、底のルアーはほっとくと沈みます
これを一定の高さで巻いてくださいという話です
これはルアーごとにどういうスピードで巻くとキープできるのかになるので
結構修練が必要です
ただ、一定で巻けるようになるとそれだけチャンスが広がります
また竿先を水面スレスレにしたり逆に高くしたりでレンジ調整を行うという手もあります
水面直下系はほっといてもレンジキープしてくれますが、逆に言うとずっとそのレンジにいてしまいますので竿先の高さで調整します
あとはリトリーブ(巻き速度)も覚えたほうがいいです
が、これはフィールドもそうですが使っているリールによっても変わってきます
とりあえずは何となくで良いです
目安は水面直下系は1秒に0.5回転、沈むミドル、底系は1秒に1回転くらいです
速度はなんとなくで良いですが最初は一定のスピードで巻くことをおすすめします
ここまで覚えたら大体釣れます
嘘です
しかしこの先はちょっと難しいです
ロッドアクションを覚える必要があります
ワインド、トゥイッチ、ジャーク、リフトアンドフォールなんてのがあります
余裕があったら調べてみると良いでしょう
さてそろそろ長くなってきましたね
終わりにしたいと思いますが
他に釣るための情報なんかをさらっと書いておこうかと思います
人気スポットについて
慣れてくるとあそこやたら釣り人いるなあというのもあるかと思います
そういうとこは確かに釣れやすいですが、後から行くと場荒れしてるのがほとんどなので難しい場合もあります
後日先に入れるようにタイミングを見計らいましょう
魚いるいない判断について
投げてみるのが手っ取り早いですがその他の目安として
まずは鳥さんです
鳥さんは魚捕まえるのに待ち構えてたりします
その場合は確実にいます
サギ系の鳥さんが一番期待値あります
鴨系はいても気にしないでください
こいつら草も食うので魚関係なかったりします
あとは水面のぱちゃぱちゃ具合
シーバスが小魚おっかけると水面が騒がしくなったりします
これの頻度が高いと期待が高まります
ただし、ボラという魚がいます
こいつは頭がバチクソいかれてるので趣味で飛び跳ねます
マジで趣味です
見分け方としてはボラの場合は何回か連続で跳ねます
こいつが飛び跳ねてる場合は周りを警戒していないのでシーバスがいない可能性の方が高いです
またシーバスにとってのボラは仕方なく食べるくらいの相手です
美味しくないそうです
なのでボラがたくさんいるからといってシーバスがいるかは怪しいところです
これが九州あたりになると積極的に食べるらしいので逆にチャンスになってくるみたいです
こういうのもご当地釣りと言われる所以ですね
あとは最後になりますが
シーバスさんは捕食が超絶ヘタクソです
めちゃくちゃバレるのでそこら辺は気にしないでおくといいです
以上になります
この釣りは非常に面白いので是非やってみてほしいです
次回はぶっこみ釣りになります
よろしくお願いします
7
あんかけちゃーはんさんの
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