一般人が新システム(A+AT)を妄想しても、あの機種に似なかった件。

どうも、モジャです。
私の尊敬するライターの佐々木真氏の記事
https://pachiseven.jp/articles/detail/12290#contents
に触発されたので本日2稿目です。まだお読みでない方は先にそちらを読むことをオススメします。

　氏は記事中で「AT中にボーナス確率が上がるシステム」として『世界解剖』タイプを挙げていましたが、私は『リノ』タイプで似た仕組みを考えてみます。リノは保有しているボーナス(トマト揃い)が通常時に揃わないようにしていますが、この仕組み、最近どこかで目にした覚えはありませんか？そう、ペナルティボーナスです。私は『モンキーターン4』のような3枚がけペナボとリノを組み合わせることを考えました。


　仕様解説に移ります。本機は以下に示す2つの1種BBを搭載しています。

① 増えるボーナス(オートjac(強))
1/20ぐらいで成立。オートjacで払い出しの多い小役が連続で成立する。AT中の出玉契機。

② ペナルティボーナス(マニュアルjac(弱))
高確率で成立。通常時はこれを保有したまま進行するよう回避ナビが出る。通常時に揃えてしまった場合は1ゲーム目に減るJACの入賞指示が出て、従えばペナルティ無しとする(払い出し性能が通常時と変わらない弱jac)。JACを外すとシフト持ち越しによって制御が変わり、1枚役の代わりに3枚役が揃うようになってコイン持ちが上がる(出玉試験対策)。もちろんこの間はAT無抽選とするが、ATに入れてからJAC外しをした場合は純増が上がる区間になる。

AT中は②の入賞を積極的に指示し、消化後に①が成立すればボーナス、②が成立すれば再び入賞指示、をループさせることでAT中のボーナス確率がアップします。


　さて、ここまでの説明で違和感を持たれた方もいらっしゃると思いますが、実はこのシステムには致命的な欠陥があり「通常時に②を保持しているせいで①が抽選されない」のです。確かにボーナス確率は0%から5%に上がっていますが、果たしてこれは「AT中にボーナス確率が上がるシステム」なのでしょうか。これを満足する仕組みが思いつかなかったので、供養として投稿します。

補足: 世界解剖タイプは減るボーナス同士の継ぎ目限定ではあるものの増えるボーナスの抽選が可能なので、内規の縛りさえ躱せるならこちらを採用すべきと思います。

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