サムライスピリッツS(メーシー)

皆さんは、かつてSNKというゲームメーカーが存在していたことを覚えているでしょうか？ ネオジオで餓狼伝説、KOFなどの人気ゲームを発売していいました。そのSNKがアルゼ(現ユニバーサルエンターテインメント)の子会社となり、人気タイトルのサムライスピリッツをパチスロ化しました。

※サムライスピリッツは餓狼伝説スペシャル登場までの「つなぎ」的な作品で、ヒットを狙ったゲームではなかったとか。


・人気ゲームとのタイアップ
・アルゼ系ならではの大量リーチ目
・ツインBIG搭載
・スーパーBIGのチャンスゾーン


これで人気が出ないわけが・・・・出なかった(笑)
演出と出目がリンクしていない、ハズレ目で演出が頻発する、キャンセル不可。技術介入度が高い割に、出玉が不安定、つまり辛い。オオハナビなどの人気機種があったので、ホールでの人気はイマイチ。さらに、スーパーBIG強制打法で消えていったのでした。

そんなサムライスピリッツですが、自分が入れ込んだのはゲーム好きということもありましたが「辛い機種をやっつけたい」からでした。結果は、お察しですが。


『凄い変態リーチ目と制御』

これで2確となります。パッと見では通常目っぽいです。チェ氷チェ、チェスチェみたいな「いかにも」な出目ではなく、何これ目。

一度だけ目にした変態パターンがあります。左右下段に青7ハサミからの小役否定でBIGのリーチ目です。その時は左下段青7→右中段青7停止で完全なハズレ目。ところが中リールに停止したのは画像の2確目。しかもBIGでした。

左右でボーナスを否定していながら中リールでボーナス確定、しかもBIGとか素晴らしい変態制御です。恐らくは、演出を少しでも生かすために、リーチ目が出にくい制御だったのではないでしょうか？


『ノーマルBIG攻略法』

サムスピには修羅の刻というナビが発生しないノーマルBIGと、15枚役を完全ナビしてくれる羅刹の刻というスーパーBIGがあります。また、独特なシステムとしてノーマルBIGでも2回目、3回目の小役ゲームでスーパーへの昇格もあります。まあ、このシステムが出玉の不安定さに繋がったわけですが。

さて、攻略法ですが左からだと5枚役が、逆押しで三択に正解すると15枚役が揃います。選択ミスで0枚です。ノーマルBIGでも三択であれば9枚使って15枚を得られる計算なので純増は順押しと同じ2枚/1Gとなります。【純粋な1/3だったら】の話です。

実は、三択ではなかったのです。

振り分けは以下の通り。
赤・・・6/16
青・・・5/16
侍・・・5/16

赤の振り分けだけが少し高かったのです。
このことから、赤だけを狙っていれば16ゲーム48枚を使い、15枚役が6回で90枚の払い出し。42÷16＝2.625枚/1Gの純粋でした。自己満足レベルですが、ノーマルBIGで赤7狙いをして連続で正解するのは気持ちよかったです。

画像ではノーマルBIGで赤狙いに絞り、20回の小役ゲームで8回も正解しています。


『地味なボタン色ナビ』

この7.77筐体にはボタンの色で小役ナビをする演出がありました。赤色だとチェリーのように。ところが、発生率が恐ろしく低い。予告音などもないので、気が付かない。発生しても小役がハズレない(実践上)【何のためにあるの？】的な演出でした。

最後に、こちらの画像を。

左チェリー落としで枠下に青7が落ちると青リンゴかボーナス。リプレイや徳利が揃うと入ってます目濃厚。ここからの青リンゴハズレが好きでした。そして、ハンネの由来もこの出目からです。コンドルじゃないんですよ。


メジャータイアップなのにメジャーになれなかったサムライスピリッツSでした。

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