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こんなにも高設定台があるなんて東京のパチスロ屋さんはすごいんだなぁ
こんなにも高設定台があるなんて東京のパチスロ屋さんはすごいんだなぁ
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むぎ777さん
パチ漫画を投稿します!よろしくお願いします!! 【Twitter】@mugimugi1234 - 投稿日:2019/10/20 22:31
10年くらい前のこと。
パチスロ初心者だった僕は、なかなか勝てずにいて困っていた。
15日に入る給料は右から左へと流れていき、生活費の捻出にも苦労する始末。
「設定が入ってる台を打てば勝てる」
とは言うものの、どうすればそういう台を打てるのだろうか?
いまいちよく理解していなかった。
ある日、ネットでパチスロの勉強をしていると、刺激的な文章が飛び込んできた。
「O店の△△(機種名)全6だったな」
ぜ・ん・ろ・く??
なんでも、特定の機種をすべて設定6で営業することを「全6」というようだ。
そのホールについて詳しく調べてみると、
・高設定台がたくさんあるということで有名らしい
・毎月1日は特にアツくて、入場抽選には1000人以上並ぶらしい
なるほどなるほど。
僕がパチスロで勝てなかったのは、高設定台がある店で打ってなかったことが、原因なのかもしれない。
そういえば以前こんな話を聞いたことがあった。
「パチンコやパチスロで勝つには『誰が打つか?』ではなく『どこで打つか?』が大事である」
つまり生業としているプロであっても、還元する気のないホールでは、長期的に勝てる立ち回りはできないということだ。
なんだか勝てそうな気がしてきた。
東京にはほとんど行ったことがなかったので、観光も兼ねて遊びに行くことにした。
実戦当日。
目当てのホールに着いたのは、15時を過ぎたころ。
大きな期待を抱いてドアを開けると、思いのほか空席が目立ち、拍子抜けしたことを覚えている。
とりあえず店内を一周。
すると台の上に設置されているポップが目についた。
派手に装飾された厚紙に「金」「銀」「銅」という文字が書かれている。
いわゆる「設定示唆札」というやつだ。
地元のホールではそういったものをまったく見なかったので、とてもテンションが上がった。
常識的に考えて「金」の札は高設定を示唆するものだろう。
あちらこちらにある「金」の文字。
「こんなにも高設定台があるなんて、東京のパチスロ屋さんはすごいんだなぁ」
と興奮したものだった。
金の設定札がある空き台を探すと、運よく1台発見することができた。
人気麻雀漫画とのタイアップ機『哲也』である。
「高設定台を打てる!」
「勝つか負けるか」ではなく「いくら勝つか?」が焦点となった。
しかしそんな期待とは裏腹に、なかなか出玉が伸びてくれない。
「1万円…2万円……」
時間とともに薄くなっていく僕の財布は、21時を回ったころにギブアップ。
結局4万円も失ってしまい、高設定を活かせない自分のヒキを恨みながら、帰路についた。
後日気づいたことだけど、この『哲也』という機種は、とても設定がわかりやすいのです。
リプレイと重複したボーナスで偶数奇数の判別ができるし、スイカ重複のボーナスは設定の高低がつかめます。
そんな台が昼過ぎまで空いていたってことは、つまり「そういうこと」。
当時はガセの設定示唆をする店がとても多かったのです。
「自分で設定を推測できるようにならないとダメなんだなぁ」
そんなことに気づかされた「思い出に残るホール」でした。
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このコラムへのコメント(2 件)
6時間も!!昔は良くも悪くも派手な営業しているホールが多かったですねぇ