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あの頃のワクワク感
あの頃のワクワク感
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ししょーさん
- 投稿日:2019/10/10 08:18
思い出に残るホール紹介って思った瞬間に頭に浮かんだのはホールの風景よりも、鼻の奥の方がムズムズ。床ワックスの臭いが漂ってきた。記憶、特に臭いの記憶って凄いね。合わせて軍艦マーチが聞こえて来たり、もうパブロフ状態。一気に気持ちは何十年とタイムスリップ。
さてさて時代は昭和50年代。学校終わって原チャリに飛び乗る。まだ15時の開放抽選に間に合うぞ。右から2台目のゼロタイガーが3日連続で午前中で打ち止めだったなあ。今日も釘はそのままなのか?
おっセブンスター忘れた。まあ出玉で交換すれば良いか。1カートン交換は800個。小さい箱一杯だ。楽勝楽勝。
なんてことを考えてたらお店に到着。まずは釘チェック。
流石に3日間打ち止め続いてた台は閉められてるな。誰も打ってない。
ぶらぶらしてると15時だ。店内に軍艦マーチが流れ始める。みんなでカウンター前に行列。楽しみな打ち止め台の開放抽選の時間だ。
くじは割り箸の先に台番号が書いてあれば当たり。
よし、抽選当たった。あれ?この台番号、今まで気に留めたこと無い台だぞ。とりあえずゼロタイガーなので嬉しいけど。
さて開放台を打ち始めるとこれがダメだ。1チャッカーも寄りが殺されてて、よくこれで打ち止めになったな。と思ってたら羽に乗ると即Vゾーンに導かれる。ははあ、そう言うことか。今までやたらと釘が渋かったのは役物のクセが良すぎたからか。見事少ない投資から打ち止め3000個。タバコを除くとプラス4000円だ。
さあ次をどうするか。奥に見えるは三共フィーバー。まさに鉄火場。大当たりするとブリキのバケツ持った店員がやってきて、打ち止めまで玉を掻きだしてる。あのバケツの内側にある赤いテープの線が打ち止めラインだ。その線まで来ると島の中に声掛けると、島の上からひょこっと顔出した裏側にいた店員が確認し電源ガシャンと強制終了。
おお一撃5000個かあ。あっという間だし、凄いよなあ。こっちは何時間かかって3000個だしてると思ってんだよ。
でも打ってる人の手元には100円玉タワー。ひたすら投資してるのを見てると流石に無理だ。子供はおとなしくゼロタイガーだな。フィーバーは諦めよう。
でも先日新装開店した隣の薄暗い店が気になるんだよなあ。あのラスベガスのスロットマシンみたいなのをやってみたい。
とりあえず4000円は浮いてるから、これだけ打ってみるかと一旦店を出て隣へ移動。
うぉ、暗い。やばいところに来たみたい。台を選ぼうにも全くわからないから、とりあえず灰皿攻略法だ。吸い殻、ゴミの多い台を打ってみよう。
さて今度は座ったもののコインってどうやって買うの?キョロキョロしてたら、隣のおっさんがあっちとカウンターを指差す。なるほど、昔のパチンコと一緒だな。
でも貸出機が見当たらない。と、カウンターのおばちゃんが手を出してくる。とりあえず1000円札を渡すと紙に包まれたコインが。なるほど。
ようやく台に戻りコインを1枚入れて右側についている大きなレバーをガシャン。またまた隣のおっさんから今度は3枚ずつ入れろと。フムフム、3枚入れると複数ラインになるんだな。3枚入れてレバーをガシャン。あっという間に1000円分のコインが飲まれ、再びカウンターのおばちゃんに追加1000円。何も起きない。撤退!
背伸びして入店した薄暗い店は子供は近づくなオーラ全開。0号機とのファーストコンタクトはほろ苦い思い出に。ちなみに何を打ったのかは記憶に無いのが、ちと残念。大きいレバーだけが記憶にある。
つい最近のことかと思ってたけど気がつけばもうすぐ40年経つよ。びっくり。これだけ長い間遊ばせてもらって飽きない趣味もないよな。寂しいのは当時打っていたやつがどんどんやめていく。気がつくと誰もいないんだよなあ。
爺さんになった時の楽しみが無くならないようにこれからも業界には期待してまっせ!
9
ししょーさんの
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このコラムへのコメント(4 件)
まさに1本の時代でした。その頃は200円単位で買えたんですよね。
はいよっておばちゃんが10枚くれたw
まあおっさんだからねえ。気持ちだけは永遠の28歳なんだけどなw
投資一本とか呼ぶ元になった50枚入りの紙に包まれた棒状のモノを見ることは無かったんすよね。
子供はおとなしくゼロタイガーだな。
↑
笑いました。