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#5「銀玉パニック」

初体験の話 | コラム

#5「銀玉パニック」

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マキノさん
なんとなく登録してみたおじさん。 おじさんなのにまだまだひよっこ、遅咲きの2010年頃デビューでゴリゴリ5号機世代なんです。
投稿日:2018/08/06 02:08

5回目ですってよ、奥さん。
書き始めたらなんとかなるんじゃないかと書いてます。
いえ、「前回までがなんとかなったと仮定すれば」という脆い地盤の上での誰得チャレンジです。
取り敢えず前回触れなかったぱちんこの事を書こうと思う養分です。

初めてのぱちんこは「CR吉宗2」。1円だか4円だかは記憶にありません、パチスロデビューとは違い一人ぼっちでの突撃でした。
パチスロを打ち始めてからおよそ1年後くらいでしょうか。なんとなくパチスロの方が若者向け(?)でかっこいい(???)というイメージからパチスロの勉強に勤しんでいたわけですが、ふと「ぱちんこもやってみよう」と思い立っただけの話です。

ハンドルを回せば玉が飛び、特図1に入れば抽選を受けられる。右打ちだと言われれば右へ打つ。左に戻せと言われれば左へ打つ。とにかく玉を飛ばし続ければいいんだ、簡単じゃないか。
優しい、ぱちんこ、優しい。

なんて思うより遥か手前の段階でつまづきました。

そうです、まだまだビギナーとはいえ一介のスロッター、財布から取り出した諭吉を右のサンドへ投入しました。お手本のような素人ですね。

奇しくも両隣に人が居なかったので「あれ?!俺の諭吉は?!」と挙動不審に観察してみれば右隣の台に何やら表示されているではありませんか。
「あ、成る程成る程、ぱちんこは左なのか」とホッと一息、返却ボタンを押すということはせず、何食わぬ顔で右へとスライド式に台移動をする養分氏。

こうして運命的な出会いを果たしたのが八代将軍様でした。

5号機ATの吉宗が登場するのはもっと後、4号機なんて存じ上げない自分にとってはパチスロのキャラだなんて露知らず「番長みたいな絵だな!」とわくわくしながら打つ事になりました。
余談ですが最初に着席した台が何だったのかは記憶に御座いません。

保留4つつけば打ち出しを止めていたか、なんて全く覚えていませんが恐らく打ちっぱなしだったでしょう。もしかしたら途中で気づいたかもしれませんが望み薄です。
まぁそもそも保留満タンになるほどのコンディションだったかどうか怪しいわけですが、何がどうなったのか兎に角初当たりをゲットするわけです。

当時は今ほど各台計数は普及していませんでしたし、そのお店は今でも恐らくドル箱方式です。
そうなると問題が発生しますよね?

そうです。箱が、玉で、一杯になるんです。

箱がね、玉で、一杯に、なるんですよ。

あ、もういいですか。

もうね、パニックですよ。養分氏パニック。
待ってくれと。まだ大当たりが続いているというのに箱も下皿も満タン。
玉を抜いてくださいと連呼されましてもこちらとしては手の打ちようがですね、無いんですよ。

「言わせておけば良い」なんて思考には到底なりません。
払い出しが止まっていてもちゃんとあと何発払い出すかを台が覚えててくれてるなんて、知る由もないのです。

「大至急どうにかしなければ」という思いの中、パチスロ同様シマ端に空箱が積まれているのを発見。
抜群の嗅覚です。
「あれだ!」とラウンド中に席を立ち、一箱持ってきては満タンの箱をよっこらせと床に下ろし、空箱をセット。「なかなかパチンコって忙しいんだな…」なんてすっとぼけながらこの行為を三度程繰り返したところで通りすがりの店員さんに「呼出ボタンを押せば良い」と教わった次第です。

とまぁこの感じからわかるようにまぁまぁな連チャンをやりまして、表示で15000発ほどだったでしょうか。
パチスロでは発揮出来なかったビギナーズラックというやつで、その出玉の速さから「なんてこった、ぱちんこって…凄いぜ…」と味をしめ、その後辛酸をなめていくのはご想像の通りです。


これが私のぱちんこデビュー。
そしてICカード取り忘れデビューでした。


ICカードの取り忘れには充分ご注意下さい。


※計数中に別の店員さんが気づいて持ってきてくれました。有難う、有難う。

2

マキノさんの

※本記事はユーザー投稿コンテンツです。

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このコラムへのコメント(2 件)

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マキノ
投稿日:2018/08/13
>あきうめさん
英才教育受けて育ってみたかったです、羨ましい…。
父親は昔やっていたようなのですが未だにそんな話をしたこともなく、孤軍奮闘であります。
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あきうめ
投稿日:2018/08/06
残念ながら、私には初心者あるあるが無くて。
幼い頃から父や叔父に連れられてどうやるか、出たらどうなるか。

そういった英才教育を受けてまして。

高…………うわまてやめろ

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