激流を制するは静水

ごきげんよう。
筆に油が乗っているうちに早めに更新を続けていきたいと思います。新人は数で攻めないといけないですので、ね。
一発ガツーンと面白いネタが書ける人ではないので、小出しにジャブを打てるようになりたい所です。


さて。
今回はお題のほうを書きます。
「気持ちイイ瞬間」という事で、脳内物質がジャンジャンバリバリなタイミングを思い出してみようと思います。
告知文章でアクエリオンをまずつぶしていくスタイル、嫌いじゃないです。エスパー台でキメまくったときもそれはそれで気持ちいいんですけれども！



話は変わって、先日スロゲーセン連れ打ちというものに行きまして。

いや、正確には行けませんでして。（仕事が転がり込んで来て遅刻）

ギリギリ間に合わずに終了写真撮るのが精一杯でした。
写真のとおり自分の選んだ台はキャッツアイ(4号機)。人生で初めて打ったパチスロであり、後のディスクアップやハードボイルドの原点となる台でもあります。
その後システムが洗練されて爆発力を有した獣王(初代)や、「Gだ」「断る」「あの男に連絡だ！」でおなじみのゴルゴ13などが大流行し、例に漏れずわたくしものめりこむ事になります。自分の中の「気持ちイイ」はこのときの体験が基本となっている気がするんですよね…という前フリから進めたいと思います。

ちなみにゲーセン連れスロ公式(？)レポートとしてのJPFさんの記事がこちら。
http://pachiseven.jp/articles/detail/4468#contents
「キモチイイ瞬間画像コンテスト」って似たような企画があるのですが今回のお題との関連性はないですよね。まさかね。ヘヘ

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本題に戻りましょう。
気持ちイイ瞬間を作り出すため、パチンコメーカーは日々努力を続けています。ある時はパトライトを鳴らし、ある時は大型役物が合体し、ある時は空気が飛び出して遊技者の気持ちを昂ぶらせます。
通常時から保留が変化し、擬似連が始まり、リーチから強演出へ発展…これでもかと強い色であおってきて最後に大音響とレインボーで祝福する、今あるパチンコをざっくり言うとこの流れから外れることは少ないでしょう。

大当たり中や確変中もその限りではなく、わたくしの大好きなダンバインもそれはもう引っ切り無しに煽る煽る。スピード感こそ至高、という勢いを感じます。

「この音が俺を甦らせる。何度でもよ…」三井君(＠スラムダンク)の言っていることが今ならよくわかります。

このパチンコの流れ、個人的には「動」の流れだと感じています。
通常時から徐々に騒がしくなっていき、クライマックスの瞬間を演出する。パチスロの前兆なんかも同じ流れですね。「来るぞ、来るぞ…」と期待した分が一気に開放される。脳内物質さんもここぞとばかりに分泌されることでしょう。

徐々に期待値を高める「動」の他に、一発でMAXまで持っていくタイプのものもあります。

このへんが最たるところでしょうか。前兆も無くいきなり失禁を強要する告知音。別のものが分泌されたらまずいですよ！


「動」の演出は音と光による相乗効果もあって、気持ち良さが倍率ドンしてしまうのも已む無しなのですが、自分にとって一番気持ちイイと思えるのはそこではなく、「動」から来る「静」の瞬間に幸せさを感じるのです。

もちろん連チャンが終了したことによる「静」ではなく、追加で更に喜ばしいことが起こっている、だけれども演出としてはあまりに静か。突如訪れる静寂の時…。そんなタイミングこそ「気持ちイイ」が体感できるのです。


時は戻って4号機、獣王の時代。
普段静かな通常時(4号機時代の通常時は基本的に演出が無かった)から、運よくATサバンナチャンスに突入。例のお祭り騒ぎなBGMからダナゾの鳴き声がこだまする「動」の状態に入ります。高速消化によるおまけゲームもあってかハイテンションから覚める余裕も無くぶん回している中、突然のBGM停止。
獣王ではボーナスが確定しているときはATが中断されて通常時に戻るという演出になっていまして、これが「静」への急展開。この瞬間がもう最高なんですよ。ボーナス終了するとすぐにAT中に戻るところもグッド。

当時はAT中から突然通常時に戻ってボーナスって結構あった気がします。液晶つきだったりするといきなりステージチェンジするのがファッ！？てなってこれもまた良し。

5号機でも一部の機種には受け継がれていて、みんな大好きHA・NA・BIの花火ゲームでもBGM停止でボーナスが確定します。気持ちイイ。


この「静」が自分の中の気持ちイイの基盤となっていて、それはボーナスに限った話ではなく、演出の一環でも十分に出てきます。
覚えている中では
・まどかマギカのラッシュ中「!! !! !!」や6択リプレイナビが出て1秒後
　→　時間遡行確定。3桁乗せ確定なのにやたら遡行前の演出が静かなのが素敵

・まどかマギカ２のラッシュ中演出なしナビなし
　→　レア役(大体強め)確定。突然何も起こらないの気持ちイイ

・GOD凱旋、GG中突然のアメグレ
　→　通常BGMが一瞬切れて、「Amazing grace～♪」が流れ出すまでの一瞬の無音。コレ。

・番長全般のフリーズ
　→　普段高速で回るリールが最初ゆっくり回るの絶対意識してるでしょ
　
こういう、動くところで動かない。シンジ君もびっくりな展開が脳内のどこかに刺さるんですねえ。動いてよ！じゃないんだシンジ君。


今挙げたのも個人的にはすごく好きなのですが、なにぶんプレミア感が高い。アメグレなんて数えるほどしか聞いたこと無いんですよ。
プレミア感が少なく、でも確かな喜びを感じることができて、一瞬の静寂を感じることができる演出…個人的にはベストオブ気持ちイイ、これに決めたいと思います。

ピンクピンク！(手持ちの写真めっちゃブレてました)

演出的には割と静かなART中、前兆を経由してテンションを高めたところから「ッキーン！」の大音響SEで登場する楓。このときが「静→動」のピークであり、その次のレバーONで「風吹くとき～♪」と静かな曲が流れるこの瞬間「動→静」へと切り替わる。まさに演出のジェットコースター。幸せになれないわけが無い。恩恵は1セット確定（＋このセット中ずっと楓を眺められる）と、確率的にはプレミアっぽさはそこまで無いのですが、確かなありがたみがそこには、ある。忍魂の魅力はこの瞬間に集約されているといっても過言ではないと思います。ピンクピンク！

次点でマジカルハロウィンの箱演出ですけどこれはどちらというと「動」に近い気がします。あのハープ音たぶん電子ドラッグかなんかですって。

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といった感じでただ自分の性癖を垂れ流しただけのような気がしますが、スロット打ってると自分だけの気持ちいいポイントが見つかると思います。願わくば、この思いに共感できるかたと、一杯交わしたいところですね。
逆に人の脳汁ポイントを聞くのも楽しい。このお題の結果集めてパチンコ脳内麻薬Wikiみたいなのできるとイイですね！


ではまた。

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