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ファミスタ回胴版!!リーチ目1枚役の役割とは!?　プレミア演出に込められた愛を知ろう！

はせD はせD 【回胴の探り手シリーズ】はせDの沼スロ

みなさんこんにちは！　はせDです。

ファミスタ回胴版!!(以下、ファミスタ)が導入されてしばらく経ちましたが、みなさん楽しんでいますか？　打ち込んでみると1枚役の使い方がまぁ予想外！　私の予想を遥かに超えた仕様でして、リーチ目マシンかつ押し順ベル搭載のボーナス＋ARTタイプに何か革命を起こしてくれそうな予感がしております。

また、ファミスロシリーズに液晶が付き、ナムコ(現：バンダイナムコ)の名作ゲームになぞらえたプレミアがたくさん用意されているわけですが、「なぜこのゲームが採用されたん？」「プレミアだけど、何のゲームだっけ？」みたいなことがまぁまぁ多いと思うんですよ。しかし、そのプレミアのゲーム(キャラ)ってファミスタにすげぇ関連しているものが多いんです。

というわけで今回は、そんなファミスタのパチスロ要素・ゲームネタ要素を色々考察してみました。この記事を通じてファミスタ回胴版!!…　いや、ファミスロシリーズを作っている開発者たちの名工っぷりを感じていただければ幸いです。パチスロと名作ゲームの橋渡しが本当に上手いんです！

ファミスタ回胴版‼の基本情報はこちら

ファミスタ回胴版!!のパンク役を考察してみよう！

ファミスタはARTを搭載しており、RT状態を上げる契機はボーナス消化になっています。このRTシステムを採用していたのが、5.9号機のディスクアップ、6号機ではザクザク七福神、いろはに愛姫、ピンクパンサーSPですね。

このRTシステムを採用する上で、通常状態に戻すためにRT状態を転落させるパンク役というものを搭載しなければなりません。

さて、上記の機種のパンク役は…

①5.9号機ディスクアップ・ザクザク七福神
⇒1枚役
②いろはに愛姫・ピンクパンサーSP
⇒シングルボーナス(SB)

の2種類になっています。それぞれのメリット・デメリットを考えてみたいと思います。

パンク1枚役のメリット・デメリット

パンク役を1枚役にした時のメリットですが、1枚役なのでボーナス同時当選役に使えるというところです。そのおかげでザクザク七福神は面白い入りパターンを見せてくれてましたね。

そしてデメリットは、通常時でも頻繁に1枚役が成立することです。パンクの恐れのない通常時は狙った方がお得なんですが、狙うことでゲーム性が損なわれる可能性があります。

5.9号機ディスクアップはチェリーと同時に狙えない配列・制御、かつチェリーと同時成立するフラグも混ぜることで解消していました。しかしザクザク七福神はチェリーと1枚役が同時に狙える配列・制御だったため、常に1枚役を狙うことが出来ました。故に狙う箇所が限定されてしまったんです。

ファミスタはリーチ目マシンかつ、色々なところを狙って欲しいということで、チェリーと同時成立しているフラグも搭載し、チェリーと同じ演出を使うという工夫をして、狙う箇所を限定されないようになってます！

パンク役をSBにするメリット・デメリット

パンク役をSBにするメリットは、上で書いたパンク1枚役のデメリットを気にしなくてよいこと。なぜならSBはボーナスで払い出しが0枚だからです。狙ったところで得なんてないですからね。

さてデメリットですが、2種BB(MB)を搭載している機種では搭載できません。SBは2種BB中でも同じ確率で抽選されてしまい、当選すると2種BBがパンクしてしまうからです。5.9号機ディスクアップでもこの仕様を使って欲しかったですが、RBが2種BBのため使えませんでした。

ファミスタのRBは純粋なRB(12ゲーム or 8入賞で終了)ですから、このデメリットは気にしなくて大丈夫です。しかし、それでもパンク役を何故1枚役にしたのか、考察していきましょう。

ファミスタ回胴版!!のパンク役は1枚役！

▲左リールのベルは赤7の上、右リールのチェリーは赤7の上

ファミスタのパンク役は1枚役です。

SBの方が良かったのでは？　そう思っていましたが、ファミスタは1枚役を選択してきました。このことから、私はあることを予想しました。

パンク1枚役はボーナスと同時成立する！

▲上段に1枚役が入賞

パンク役をSBではなく、1枚役にしたメリットの1つにボーナス同時成立役に使えるというものがありました。このために選ばれたんだと思います。

この1枚役を引き込まない箇所でリールを停止させた時にどういう制御をとるかは不明ですが、パンク役はボーナス同時成立をやっている。覚えておきましょう。

リーチ目1枚役を考察してみよう！

ファミスタのリーチ目役ですが、まぁ難しい！これまでのノーマルタイプなら、止めたい目から逆算してリーチ目を導き出したりするもんですが、こいつは見せたいリーチ目が分かりづらいんですよ。

しかし、この2枚の画像を見て貰いたいのですが…

この2枚どちらが、リーチ目ですか？と聞かれたらほとんどの人が後者と答えますよね？しかし両方ともリーチ目1枚役(ベル・チェリー・チェリー)が入賞してるんですよ。

これは目から鱗でした。1枚目の画像は押し順ベル不正解時に入賞する1枚役なのですが、この1枚役をリーチ目役として使っちゃおうという狙いは、さすがに読めませんでした(笑)

この他にも…

ベル大Vのリーチ目があるのですが、見てください、1枚役が入賞しています。どの1枚役かというと…

この1枚役が入賞しています。この1枚役は押し順ベル不正解時にも揃います(その時は上段に揃う)。なので、上段以外に入賞すればリーチ目役となります。

この現象から、押し順ベル不正解時に揃う1枚役をリーチ目役に使うこともあり、その時はリーチ目になるように入賞すると思われます。

この試み、面白いですよね。無理に新しい1枚役を作らずに違和感ないリーチ目を作る。全く予想してませんでした。押し順ベルを搭載したリーチ目マシンだからこそ出来る技ですね！

押し順ベル不正解時に揃う1枚役とのボーナス同時成立でも、リーチ目にならないこともある！？

この画像を見て頂きたいのですが、1ミリもリーチ目になってないです。しかし、ART中なので、ナビ無し1枚役＝ボーナスなんです。ここで、注目したいのが、ボーナス同時成立している1枚役なのにリーチ目になっていないということは普通のリーチ目役ではないということです。

この現象からの推測ですが、押し順ベルもボーナス同時当選役になっているのではないかということ。この時は、押し順不正解だから1枚役が入賞したのではないか(押し順正解時はベルが揃う)と思われます。

なお設定差のある特定ボーナスの1つに共通ベル＋RBがあります。もし押し順ベルでもボーナス同時当選があるなら、ベル揃いでのRB同時当選＝共通ベル＋RBにはならないかもしれません。設定を求めて打つ際は気を付けておきましょう。

入賞＝ボーナス確定となる1枚役

探しまくった結果、押し順ベル不正解1枚役とは異なるリーチ目1枚役を2個程見つけられました。まずはこいつ…

この1枚役成立時は、左リールの枠上・上段にFを狙いFが下段にスベってリーチ目を形成する制御かと思われます。ハサミ打ちだと2確が多い理由はこの1枚役を引き込んでいるからかなと思います。

この1枚役は主に中段に入賞して、スイカの小山型を形成すると思われます。この1枚役を左リール・中リール共に4コマスベらせて上段に無理やり入賞させようとすると…

下段にリプレイが入賞してしまいます。1枚役とリプレイの同時入賞は許されないので、リプレイとの同時入賞を防ぐべく、「F・リプレイ・スイカ」が同時成立していると思われます。

こんな時は1枚役を意識してみよう

この目は、左リールのスベリ関係なく、2確目です。しかし、先ほどお伝えした通り、左リールがスベリを伴う＋ハサむと2確になりやすい性質があるので、この時は「F・F・チェリー」の1枚役が成立している可能性が高いのです。

こんな時には、1枚役を狙ってみるのも一興。なお、右リールFの4コマ上に1枚役の組み合わせになっているチェリーがあるので、Fを上段にビタ押しすれば、F揃いと1枚役が両方フォロー出来ます。

左リールF中段から、順押しで斜めスイカテンパイはスイカハズレ目。しかし、スイカがハズれても基本は右下段ベルか赤7が止まります。

Aプロ機種でよく見るスイカ小山型のリーチ目。これがファミスタの左リールF中段から拝めた時、歓喜のPAYOUT「1」の数字が見られますね！

ファミスタ回胴版!!のプレミア演出などを考察してみよう！

ファミスタ回胴版!!はファミスロシリーズの機種。ファミスロ機種のお楽しみの1つに往年のナムコのゲームキャラなどが出て来て、「あ！　あのゲームのやつだ！」ってなたりするのがあります。

今回のファミスタ回胴版!!における、プレミア演出に採用されたキャラ・ゲームのファミスタとの繋がりから採用された理由などを考察してみますよ！

「ファミスタ回胴版!!」の名前の由来

ファミスタ回胴版!!…　言うなれば「ファミスタ　パチスロ版」ですよね。でも、パチスロ版のファミスタと名付けるならば、5.9号機で出た先代の「SLOTファミリースタジアム」があるじゃないですか。何故2作目のパチスロファミスタシリーズに「ファミスタ回胴版!!」という名前を付けたのでしょうか。

その昔、野球ゲームって1年に2本出たりしてたんです。その年のシーズン開幕に合わせて「〇年開幕版」とシーズン終了時に選手の移籍事情や成績事情によるの能力変化を反映させた「〇年決定版」みたいなネーミングで発売していたんです。ここ最近の野球ゲームは、アップデートとかいう便利な機能により新しいソフトを販売せずにデータだけ変えることが出来るので、1・2年に1本とかのペースでしか発売されなかったりします。

今作のファミスタは2作目。言うなれば「ファミスタ決定版」になると思います。決定版の部分を、パチスロになぞらえて「ファミスタ回胴版!!」となったと思います。こう考えると、ユニバの機種ネーミングのセンスが好きになるんですよねぇ。

FBBビタ揃い曲、源平討魔伝より「KAGEKIYO」

1枚掛けで中段にビタ押しでBBを入賞させることが出来ると、楽曲を変化させることが出来ます。

・赤7→バベルの塔
・F→源平討魔伝

そんなBBビタ揃えのFBBの楽曲に選ばれたのが、7番打者「かけきよ(平景清)」くんが主人公のゲーム「源平討魔伝」の代表曲です。超名曲なので、初めて聴けた時は凄いテンションが上がりましたね！

ちなみに、かけきよくんは剣の名手なだけあって打撃の名手でもあります。個人的には6番くらいに置いてチャンスで一発欲しいんだよなぁなんて思ったり。

プレミアシリーズ①「スカイキッド」

飛行機ゲーのスカイキッド。知名度的には、かなりマニアックだと思われます。では、何故プレミア演出で採用されたのか…　それはナムコスターズのメインテーマがスカイキッドの曲(スカイキッドマーチ)のアレンジ曲だからです。

その昔あった球団「大阪近鉄バファローズ」の選手の応援歌にスカイキッドの曲が使われていたことがあります。それもあってか、当時のファミスタのBuチームの「よしだ」選手の打席時にスカイキッドマーチを流したのが始まりだとか。このスカイキッドマーチは、名曲でして、ファミスタ回胴版!!では初当りのF揃い時に聞くことができます。

ちなみに余談ですが、リアルのプロ野球チームの応援歌に意外とパチンコ・パチスロの楽曲が使われてたりすることがあります。テレビ中継や、球場に足を運んだ際は応援歌を聞いてみると、「あれ？　なんかこの曲聞いたことあるぞ？」と思うかもしれませんよ？

プレミアシリーズ②「ギャラガ」

6号機ファミスロシリーズ1作目となった「ギャラガ」。ただ以前出た機種だからプレミアとして出て来たわけではありません。ギャラガもちゃんとファミスタと関わりのある作品でございます。

というのも、ギャラガもナムコスターズに登録されている選手です。ポジションは投手(リリーフ)、異次元の変化球が持ち味の軟投派の投手で、ファミスタというゲームだからこそ出来るグネグネ曲がる変化球を投げることが出来ます。マジで、人間が投げられる球じゃないですよ。

ファミスタ回胴版!!では、ノック演出の時にプレミアとして出て来ます。

プレミアシリーズ③「ゼビウス」

ナムコの名作シューティングゲーム「ゼビウス」。私は、このゲームで初めてスペシャルフラッグ(残機数を1UPさせるナムコおなじみのアイテム)というアイテムを知りました。

さて、このゼビウス、登場作品毎に登録名が変わったりしますが、ナムコスターズの一員です。ファミスタ最新作「ファミスタ2020」では、自機である「ソルバルウ」の登録名になっています。ポジションは投手(リリーフ)で、針の穴を通す制球力が武器の技巧派でございます。使い勝手の良い選手なので、ナムコスターズに欠かせない選手です。

ファミスタ回胴版!!では、打球演出(マッピーでいうところのトランポリン演出)で、アンドアジェネシスに打球が飛んでいくプレミアと、ART守備フェイズ中に投げる球(？)がバキュラになるプレミアがあります。

プレミアシリーズ④「ワンダーモモ」

アイドルショーでのアクションゲーム「ワンダーモモ」。さすがに、私は未プレイなので、どんなゲームだったかは詳しくは分からないです…

そんなワンダーモモですが、ナムコスターズのアイドル的存在。とはいえ、投手(先発)としてバリバリ第一線で活躍します。背番号16ということもあり、野茂ばりのトルネード投法から繰り出される早い球とキレのあるフォークボールが武器。

ファミスタ回胴版!!では、ART守備フェイズ時にプレミアとして出て来たと思います。

ゲームをやっていた世代には、是非ファミスロ機種は打って欲しい！

このファミスタ回胴版!!、リール制御には、とてつもないこだわりを感じられます。「こうなったらリーチ目なんだろうなぁ…」と思っている目が、いざ止まった時は払い出しを見てみてください。PAYOUTに「1」の数字が映し出されているかもしれません。しかも、その1枚役は常日頃押し順ベル不正解時に入賞してるやつかも…

こんなスゲェ機種を愛するには、コンテンツを理解することでその愛がもっと深まります。プレミア演出の背景を知ることで「あっ、好き…」ってなれるかもしれませんしね。

ファミスタ回胴版‼の基本情報はこちら

ファミリースタジアム™シリーズ & （C）Bandai Namco Entertainment Inc.
（C）Bandai Namco Sevens Inc.
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この記事へのコメント（5 件）

はせD: 投稿日：2023/10/16; 枠下蒼7さん
コメントありがとうございます。
ボーナスが重くなった分、それなりの枚数取れるようになったので、しょうがないかなぁと。
個人的には、短時間で遊ぶのにファミスタ、長時間遊ぶのにマッピーってのが合うかなと思います。
ボーナスがメインのAT(ART)タイプは、AT(ART)でメダルを増やすよりは、ボーナス間でメダルを減らさないっていう認識が良いと思います。ポンポンAT(ART)とボーナスが絡んじゃうと万枚出ちゃいますから…

はせD: 投稿日：2023/10/16; ししょーさん
コメントありがとうございます。
中々手厳しい機種ではありますが、なんだかんだ遊べる機種ではあると思うので、見つけたら「しょうがねぇ付きやってやるか」くらいで接してあげるのが丁度いいかもしれないですねぇ。

枠下蒼7: 投稿日：2023/10/16; 遊技機としては失敗作ですね。
とにかくボーナスが重すぎるのが原因。
ART機のいいところは、メダルを増やしながらボーナスを引いて加速させること。
しかし1/300では手も足も出ません。

1/1000で200枚&満塁ボーナス確定BIGと1/200で150枚ノーマルBIGとかなら、まだ遊べたのに。

ししょー: 投稿日：2023/10/10; 相変わらず、はせDの変態っぷり(良い意味でね)
開発者冥利に尽きるよね多分
ユニバからお金貰って無い？w

まだ2度しか打てておらずいずれも完封負け。ビッグ1/600では手も足も出ない

設置少なくて設定1しかなくて、なかなか手を出せないけど、もう少し打ってみたくなった楽しい記事でした