店舗

店舗情報トップ

本日のチラシ

取材レポート

機種

機種情報トップ

新台カレンダー

設定判別ツール

演出信頼度まとめ

新台レポート

コンテンツ

コンテンツトップ

特集記事

マンガ

動画

お知らせ

コミュニティ

自由帳

マイページ

パチポイント

スロッコ

【アビス初心者必見】SLOTメイドインアビスを救いたい…！高確でしっかり叩けるって素晴らしいじゃない。

角屋角成(かどやすみなり) 【回胴の探り手シリーズ】角屋角成のフラグ回収記

なぜだ!?

なぜ空き台がある??

展開を選べるので荒さを自らの意思で変えられる。小役の取りこぼしがなくアニメきっかけで参入してきた新規ユーザーも損することなく楽しめる。何かと問題になりがちな原作の世界観を壊すということもなかった。むしろ忠実に再現し過ぎた結果、おろそかになってしまった部分はあったかもしれないが……。

たしかに前兆ステージがわかりにくかったり、赤チャンスを連続して釣り上げても何も起こらなかったり、超探窟のタイミングが分かりにくかったり、もう知っとるわってくらい振動したり、ラストダイブなにこれってなるかもしれない。
※圧倒的筆者の主観です

でも、ホント面白んだよSLOTメイドインアビス(以下、アビス)。

奈落の探窟域は夢が詰まっている。AT中は白笛ベルが成立するだけで嬉しいし、アイテムが奇跡を起こすこともしばしば、アビス目や3択リプレイで予期せぬ継続だってある。何よりパチスロらしく出目と液晶の絡みが面白い。それぞれの場面で「あーどこから押そうかな」ってニヤニヤできる。

HYO.さんの記事でもアビスの楽しみ方を解説してくれてます。『全停止形でアツくなれる！メイドインアビスを逆押しで解感！』

SLOTメイドインアビスの基本情報はこちら

どうして……(涙)、世間からは早くも不遇台認定されてんだけど。

これはいかん! と言うことで、今回はメイドインアビスの立ち回り要素を紹介していきます。ツバサくんほど大量データではないけど、実戦データをもとにした考察もあるのでぜひホールでの探窟に役立ててください！

「そう、始まっていなかったのです」

アビスの本番はこれからなのです!!

100G高確はかなり強い

アビスの淵(高確B)の重要性

アビスの立ち回りで最も重要なのが高確の存在。下の表が各レア役成立時の状態別CZ当選率になります。

レア役成立時の状態別CZ当選率
成立役	低確	高確
弱チェリー	0.8～2.7%	20.7～26.5%
スイカ	4.7～9.0%	33.6～42.9%
アビス目	25.0～33.2%	75.0～80.5%

※設定1～6のベニクチナワCZとレグCZと直撃の合成値

低確と高確を見比べると違いが一目瞭然。低確では期待できない弱チェリーやスイカが設定問わず現実的な値になり、アビス目に関しては成立さえすれば大半がCZに繋がる。

高確への移行は弱チェリーがメイン役となるものの、完璧に高確滞在を見極めるのは難しい。

しかし、アビスには必ず高確になる強力なゾーンが存在するのです。それが100Gで移行する高確B=アビスの淵です。

高確Bはレア役が成立するまで転落しないので必ず1回は高確の抽選を受けることができます。

100Gでこのステージに移行するとレア役が成立するまではステージが転落することもありません。これがあまり周知されていないのに加えてアビスの淵や前兆ステージであるアビス上層ってあまり上位ステージっぽくないんですよね。このステージで落ちている台を見かけたことすらあります。アビスの淵滞在時は必ず一度はレア役を引いてCZの抽選を受けましょう。

ちなみに奈落の探窟域中の高確(赤)マスも高確Bで100G消化時と同じようにアビスの淵に移行します。

前兆はだいたい20G

アビスの淵に滞在していた場合はレア役を引いた直後に前兆示唆ステージであるアビス上層に移行し、当選であれば22Gまで(アビス目からの直撃時のみ24Gの振り分けあり)に告知し、非当選であれば約20Gほど消化して通常ステージに戻ります。

稀に通常ステージに移行してから1～2Gでの告知もあるので、ゾーン狙いで打つときはここまでフォローしましょう。

前兆のゲーム数をカウントするとさらに面白くなって、レア役から18G以降は「人影くるなよ～」とかなるのでオススメ。

▲通常ステージ転落直後にCZを告知するパターンもあるので気を付けよう

AT後の10Gも高確!?

AT終了後は高確示唆ステージである岸壁街からスタートします。

アビスの高確は10G刻みで管理されていて移行したら最低10Gは保証されています。

下の表は高設定実戦でAT後0～20Gの間にレア役が成立した際のCZ当選率です。

AT後のレア役成立時のCZ当選率(実戦値)
成立役	AT後 0～10G	AT後 10～20G
弱チェリー	50% (3/6)	当選なし (0/4)
スイカ	33.3% (2/6)	20% (1/5)
アビス目	100% (3/3)	20% (2/5)

AT後0～10Gが際立って強いのがわかります。サンプルが少ないながら極端な結果になったので、おそらくAT後10Gは必ず高確に滞在しているのではないかと。

たかが10Gかもしれませんが、アビスの高確は低設定でもかなり強いです。AT終了後は10G回してレア役が成立したら当選か否かを確認してからヤメというのがベター。これも踏まえて0から100Gの高確B消化まで回すのも保険的な立ち回りとしてはありだと思います。

設定推測はフリーズと終了画面

推測要素は徐々に解析値も揃ってきたので、そちらは機種ページで確認してもらうとして個人的に重要だと思う部分を取り上げていきます。

ベニクチナワCZの後半発展割合を地道に収集していたのだけど、本稿作成中に解析でちゃってネタにならなくなっちゃいました……(泣)。しっかり設定差あったし、注目した部分は悪くなかった。

アビスの設定推測要素は段階で設定差がつけられている部分が多く推測スピードはさほど速くない。低確でのCZ当選率は設定差が大きいものの、状態を確実に見極めることができない点や高設定でも100G高確を抜けるとキツい展開になることが多いことから、CZ確率をメインに推測するのはオススメできない。

高設定を打った感じだとフリーズとまだ解析値の出ていない終了画面が肝になりそう。

始まっていたのですフリーズ

何も引いてないのに急に第2停止が効かなくなり、下パネルが消灯する始まっていたのですフリーズ。これは発生率そのものに大きな設定差があり、シマにいれば目視で確認できるという意味でも強い推測要素となります。ちょっと挙動悪くてもこれが複数出現すれば強気でいける。

始まっていたのですフリーズ発生率
設定	発生率
1	1/32768.0
2	1/21845.3
3	1/13107.2
4	1/5461.3
5	1/4681.1
6	1/4369.1

▲リコの指差し画面は設定差大の始まっていたのですフリーズ

AT終了画面

個人的にアビスの推測の決め手となるのがAT終了画面。下の表が設定56(おそらく設定5)の実戦値になります。否定系が多いので、否定だけで設定4以上が確定することも珍しくありません。

AT終了画面実戦値 (サンプルは設定5以上確定、推定5の51回分)
画面	発生率
デフォルト	31.4% (16回)
奇数示唆	25.5% (13回)
偶数示唆	9.8% (5回)
高設定示唆	7.8% (4回)
設定1否定	5.9% (3回)
設定2否定	3.9% (2回)
設定3否定	2.0% (1回)
設定4否定	5.9% (3回)
設定256濃厚	3.9% (2回)
設定4以上濃厚	2.0% (1回)
設定5以上濃厚	2.0% (1回)
設定6濃厚	なし

設定5以上確定(推定5)のサンプルのみで比較対象がないので、断言こそ出来ませんが……

これ高設定ほどデフォルトが出にくいやつじゃね？

設定46もデフォルトが出にくく否定系と高設定示唆はしっかり出ているとの話を聞きました。できれば2回に1回はデフォルト以外で少しずつでも設定が絞れて推測が進んでいく感覚があれば高設定に期待。推測があまり進まないのはマイナス要素、設定56狙いでは設定4否定も重要になってきそうです。それと設定256確定はかなり設定56の可能性が高まりそう。画面の雰囲気も強いしね。

どちらにしろデフォルト頻出は黄色信号と捉えて問題ないでしょう。昨今の終了画面の種類が多かったり、否定系が多い機種などでこの傾向が見られます。どの機種も設定差がある限り当然の話なのですが、この手の機種は終了画面のウエイトが他の推測要素よりも強くなってしまうんですよね。最近だったら炎炎の消防隊なんかがそれです。解析値こそ出ていませんが花火絶景もその傾向があります。

朝イチと10回目は右手を選ぼう

当日の初当り回数1回目と10回目はアビスチャレンジ失敗時のリール上部のLEDの設定示唆が出やすくなっています。AT終了画面もそこまで出にくいワケでもないので、このような触れ込みがあるということはそこそこ現実的な確率で選ばれるのだと思います。サンプルと呼べるだけの試行をするのが難しい部分ではありますが、高設定狙いであれば1回目と10回目の初当りは右手推奨です。

くれぐれも失敗してすぐスキップして示唆を見忘れることがないように注意しましょう。僕は失敗したのを確認し、さらにリプレイだったので間髪入れずにレバーを叩いて見逃してしまいました。示唆確認するぞって右手選んだのにイラっときてレバオンしちゃう、あると思います。

朝イチと10回目は「右」がオススメ！

設定推測の注意点

おそらくCZの本前兆中のレア役はレグCZへの昇格抽選をしていると思います。本前兆中っぽいところでチャンス目を重ねてレグCZがでてくるパターンが多いんですよね。なのでレア役からのCZ当選率を見るときは本前兆中であればサンプルから除外する必要があります。

それとCZの本前兆中に奈落の探窟域に突入するとCZ以上スタートになります。これを確認できれば、すでにCZに当選していたと判断しましょう。

このようにイレギュラーパターンでのCZ当選や奈落の探窟域の影響で通常ゲーム数の分母が削られるのでユニメモやデータ機からのCZ確率は公表値より低くなることが多いです。CZ確率を推測要素として使う場合はこの点に注意。

▲奈落の探窟域CZスタートはCZ本前兆中の可能性大

▲確定スタートはおそらくレグCZの本前兆中だと思われる

アビスはスルメ台

出玉性能が低い。右を通しても伸びない。版権は好きだけど触る気にならない。

そういう意見もけっこう聞くし、理解はできます。でも、演出の伝わりにくさは慣れればむしろ原作リスペクトに見えてくるし、ATの伸ばし方は一度でも成功体験が得られればガラッと変わる。赤笛でも噛み合えば伸びるので、そのイメージを持てるかどうか。継続ジャッジの移行を引き延ばすウロコ傘があり得ない奇跡を起こしたりもします。

超探窟は1個しかもらえないことがほとんどでリスクの割に伸びない、だからと言って白笛も遠い。前半で、この印象を持ってしまって敬遠するのもわかります。でも、実際は出玉に影響するのはAT中の白笛ベルやレア役のタイミング、ただのベルだって大いに活躍します。このへんの感覚が身につけばAT中が楽しくて楽しくて。

もちろん嫌いな部分もありますけどね、それを補って余りあるだけの良さも間違いなくある。不遇台として終わらせるには勿体ない。アニメも面白いのでもうひと踏ん張りしてほしいところ。

いまなら競争率も低いので、機種イチイベントなどでは高設定を狙えるホールも多く、抽選が悪かったときの選択肢としてもありです。

それと100G近くの台も空いていることがあるので、高確狙いでも触ってみてください。キッカケさえあれば面白いと思えるスルメ台なので。

（C）つくしあきひと・竹書房／メイドインアビス「深き魂の黎明」製作委員会
（C）UNIVERSAL ENTERTAINMENT