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全国学生パチンコパチスロ大会『PS:JAPAN』と、ぱちんこ特化学生組織『全日本学生遊技連盟』が立ち上がる！

岡井モノ：ライター兼パチ7編集部員(別館) 学生ぱちんこ組織「学遊連」を追え！大学生とぱちんこゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~

学生時代に仲間と力をあわせて全国一を目指すイベント。それはスポーツや楽器演奏、クイズやロボット工学と様々なものが存在し、いずれも本気で取り組む姿は観戦者までにも感動与えてくれます。そんな青春の新たな1ページとなりそうなイベントが、ぱちんこをテーマとして開催されるのをご存じでしょうか。

▲あと20歳若かったらと思いながら取材した岡井

どうもみなさん御機嫌よう、岡井です。学生時代はパチスロばかりやっていたため、友達とも青春とも縁遠かった私が思わず台パンしそうな大会の発表があると聞いて、たまらず六本木の某オフィスに突撃。

大学で受講した経済学はまったく頭に残っていないくせに、『主役は銭形』のチャンスゾーンは今でも完璧に把握している私は興味津々で記者発表に臨みました。

学生団体であるという『全日本学生遊技連盟』とは何なのか？そして主催する『全国学生パチンコパチスロ大会・PS：JAPAN』とは何なのか？まずは気になるパチンコパチスロ大会からお伝えしましょう。

学生パチンコ・パチスロ大会　PS:JAPANとは?

PS:JAPANは、全国の大学生、短期大学生、専門学生がチームで順位を競う学生向けのパチンコ、パチスロ大会。各エリアでの地方予選を経て、それぞれのエリアの代表チームが決勝でパチンコ・パチスロの腕前を競います。

参加要件

・本大会ルールに同意すること。
・大学、短期大学、専門学校に所属していること。(チームリーダーは学生とする)
または大会エントリー時に年齢が24歳以下であること。
・「地方大会」と「全国大会」に出場できること。

チーム戦

・競技は全て『チーム戦』で行う
・最低3名～最大7名のチームで参加登録

開催期間

・2023年夏を予定。

大会会場

・地方大会：47都道府県で会場を設けての実施
・全国大会（決勝戦）：沖縄県の会場にて実施(出場選手は招待)

競技内容

★出玉競争
★設定推測競技
★知識テスト
★演出ビンゴ

競技内容も出玉対決から、知識テスト、演出ビンゴといった具合に技術や知識、そして運までもがためされる内容が予定されています。何か一つが強いだけでは勝ち進むのは難しい、まさにパチンコ・パチスロの総合力を競う内容となりそうです。

上位チームへの奨学金：7名チームで最大777万円

・一位チーム:チーム人数×111万円(最大777万円)
・参加賞:大会オリジナルグッズ、ホール・メーカーノベルティグッズなど

▲ぱちんこ未体験の仲間も誘って参加して欲しいとの願いがこもったチーム制

より多くの学生にパチンコ・パチスロの楽しさに触れて欲しいとの願いから、チームバトル形式での進行。競技に参加するのは3名ですが、最大7名までエントリー可能であり期間中の交代が可能です。幅広い競技内容も考慮し、それぞれの得意分野で挑むなどチーム編成も重要となりそうですね。

そして優勝チームには返済不要の奨学金、最大777万円（7名チームの場合）が贈呈されるというなんともうらやましいお話。図書カード1万円みたいな世界じゃないんですね、こりゃ真面目に研究してとりにいく価値アリですな。

なお、「学生さんの参加人数はどれほどを見込んでいますか？」と質問したところ、「第1回目は2,000名の参加を目標にしています」という力強いお言葉。2,000名が参加する大会は相当な規模、なにより若い学生さん2,000人がパチンコパチスロを打っている状況を想像すると、胸が熱くなります。

……でもこの大会ってどこの会社が運営しているんでしょうか。ぱちんこメーカーやホールさんかなと思っていたら、意外な正体が発覚します。

その名も『全日本学生遊技連盟』

▲現役学生を中心とする組織、発表会では各地区の理事が集結

本大会を運営するのは2022年9月に設立された一般社団法人『全日本学生遊技連盟（学遊連）』というパチンコパチスロに特化した学生組織。現役学生が中心の組織であり、大半の理事も学生です。

連盟理事であり北海道の学生でもある浪岡さんは「パチンコ・パチスロを勝った負けただけではなく、共通の楽しみや新たな友人との出会いといった娯楽として活用している一方で、パチンコをやっているというだけで、学業をおろそかにしている、不良なのではないか、といったマイナスイメージがある事も日々の中で痛感した。これを課題と捉えてもっと健全な形で産業をPRできないかと考え、学生組織として連盟を発足しようと考えた」と語りました。

▲連盟設立に込められた思いを語る浪岡理事も現役学生

私も同意しながら取材していたのですが、パチンコ・パチスロ業界はホントにイメージを変えていかなければいけません。いまだに批判してる人のほとんどが正しく理解していない、調べようともせずにイメージだけで叩いてますからね。パチンコ業界は換金の闇が～とか言ってる人はピノコさんの解説漫画を100回くらい読んで欲しいです。若い学生さんたちにパチンコパチスロの正しい知識を学ぶ機会を提供するのは、大事なことです。

▲一般社団法人「全日本学生遊技連盟」

さらに連盟の具体的な活動内容として。

①全国学生パチンコ大会の運営
②若年層へのパチンコイメージ向上及び普及活動
③パチンコ業界への優秀な学生のリクルート支援

の三点を挙げられていました。ただ楽しく遊びたいというだけではなく、より学生生活を充実させて欲しいという思いを感じます。そして単純に良く見せたいという事ではなく、正しく理解して楽しんで欲しいという言葉が印象的でした。

後援は『ぱちんこ広告協議会（PAA）』

▲PAAが後援として各種バックアップ

連盟員も理事の大半も学生さん、となると様々なルールがあるパチンコ業界では、スムーズな進行が難しくなることは予想に難くありません。そこで後援団体として『ぱちんこ広告協議会（PAA）』が参画するとのこと。

PAAは関係省庁との各種調整や、他業界団体との連携などの活動でバックアップするとのことです。ノリと勢いだけではやれないことが多い業界ですから、理に適った体制かと思います。

ぱちんこ業界、未来のために

▲PS:JAPAN Tシャツで揃えた全日本学生遊技連盟の浪岡さん、宍戸さん、野々村さん

連盟の取り組みはパチンコ・パチスロ大会だけにとどまりません。その他にもパチンコ・パチスロに関連した音楽関連学生向けの『楽曲コンテスト』や、服飾関連学生に向けた『制服デザインコンテスト』、調理関連学生向けの『パチンコフードコンテスト』など様々な関連企画が計画されています。音楽や服飾、調理といった分野に取り組んでいる学生が、パチンコ業界と繋がることで活躍する場が広がれば互いに良い関係が築けそうですね。受賞した制服が実際のホールで使用される、なんてこともあるかも知れません。

ぱちんこ業界に限った話ではありませんが、新規の入ってこない分野というものは廃れていきます。ベテランパチンカーやスロッターが昔を懐かしむのも、今日明日で勝てるホールを探すのももちろん良いですが、未来を見据えた若い力とその動きが本当の意味で業界を盛り上げてくれるような気がします。個人的には若手スター選手的存在の誕生に期待したいですね。

参加者となる学生さんは遊技としての楽しみや友達との青春の1ページとして、観戦する大人たちは業界の今後を担う若者への期待をこめて。まずはPS:JAPANのアツい闘いに期待しましょう。

▲大会参加希望者、またはもっと知りたい方はJSPA公式サイトをチェック！

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岡井モノ：ライター兼パチ7編集部員(別館): 代表作：オカイ☆サロン

学生時代友人に連れられ、はじめて『ジャグラー』を打って負けたその日、悔しくてなぜか『サバンナパーク』のゲームを買った異端の猛禽。パチ７自由帳において「何か変なヤツがいるな」と思われていたが、何か変なヤツのまま編集部に捕獲されたトリックプレイヤー。日本全国を旅する渡り鳥としての経験を活かしたコラムを、旅情たっぷりに綴るかと思わせながら特にそういうコラムを書いたりはしない。今日も今日とて奇策縦横。