『朝コラ～22日目：パチスロ　中古～』誰しも憧れる、自分だけのホールを持つあのライターさん。

あしの『朝コラ』あしの朝の連続コラム～60日後に1位になるはずのSEO～

【このコラムの目標】
パチ7の検索エンジン対策（SEO）をよりパーフェクトにするため、「パチスロ」に絡めた「よく検索されるキーワード」をテーマに毎日コラムを書くぞ！　いつ筆者の心が折れるかも見どころだ！

チワッスあしのです。本日とりあげる人気キーワードは「中古」。これは一般家庭で遊ぶための家スロ用に検索されてるのかな……？　確かにスロッターにとって「自分の部屋に好きな機種を並べる」というのは共通のロマンみたいになってますし、かくいう筆者も何回か検索して価格を調べた事ありますもんね。

とうわけでまずは「パチスロ_中古」で検索してみましょう！　ドン！

1.中古スロット台実機販売店（A-SLOT）
2.パチンコ・パチスロ中古台の価格比較（中古相場.com）
3.家庭用中古スロット実機販売店（パチスロわっしょい）
4.パチスロ実機（ヤフオク！）
5.パチスロ実機の販売（楽天市場）

はいパチ7はランクインナシ。……とはいえ、これは他のメディアでも同様。ヒット結果はほぼショップやオークション、あるいは相場サイトが占めており、他のキーワードでは常連であるDMMさんやぱちガブさんを含めて登場しておりません。当たり前ですが、やっぱ「パチスロ」との複合検索であっても、第2キーワードによって全然傾向が違うみたいですね。

一方、「家スロ」で検索すると、7位に岡井さんが書いたパチ7のこちらの記事が入ってます。おお！　ナイス！　「家スロ」も他メディアはほぼヒットしないキーワードなので、これはパチ7の記事群のマルチっぷりが炸裂した好例だと追われます。

とはいえ「中古」と「家スロ」は含意語ではあるとはいえ意図するところはやや違う。家スロは往々にして中古ですが、全ての中古が家スロであるとは限らない。ホールも買いますからね。はたして、どっちの意味で検索されとるのか定かではありませんが、おそらくは「家スロ用」の「中古」という意味でチェックされておる場合が多い気がします。

かくいう自分も「中古」で検索する時は「あの台、家に置くとしたらいくらなんじゃろ」みたいな感じでチェックしています。実際、自宅には現在ロデオの「モンスターハンター3」が一台だけ鎮座していますが、これは人から譲って頂いたもので、結局調べはすれど中古屋さんから購入した経験は一度もなし。

いつかお金持ちになって広いお家に引っ越したら、自分だけのオリジナルホールを作ってみたいものです。

今回はそんな話。

★スロッターの鉄板談義。夢のホールをつくるなら……？

スロッターが3人集まれば、だいたい収支の話と風俗の話の次くらいに「機種の話」が出てくると思います。スロッターは基本孤独な生き物なので、同じ趣味を持つ仲間と会ったらだいたいテンションがブチ上がってここぞとばかりに思いの丈を語りまくります。

んで機種の話といっても若者とオッサンではちょっと方向性に乖離があり、歳を重ねるに連れだんだんと、稼働中のあの台は面白いとか甘いだとかいう現実問題に即した話より、「昔の機種」について語る事が増えてきます。いわゆる「回顧談」。……これは別にパチスロだけに限った話じゃないですけどもね。

少年少女からすると「オッサン」という生き物は怖かったり厳しかったりするイメージを持ってしまいがちなのですが、実際は真逆で、大変にロマンチストであります。脳のシワが減ってきてメロンパンみたいになってる影響かもしれませんが、最近のことよりも「昔のこと」の方がどんどん美化されていき、常にノスタルジーに激しい渇望を覚えています。

かくいう筆者も、もし若い頃に戻れるものなら1億円くらいの借金は背負っていいです。そのくらいのリスクがあってもなお、「当時」への憧憬は強い。もちろん女性もそうだと思いますが、筆者思うに彼女らは年を経るごとに現実主義になっていく人が多いのに対して、オッサンらは夢想家の方向に退行していく節があるゆえ、「もし」「たら」「れば」みたいな、人生に於けるifストーリーを想いを馳せる割合は男性の方が多そう。

……つまり何がいいたいかと言うと、オッサンは酒の席で昔の話をしがちなり。

ただまあ、実際にはタイムマシンなんぞまだありませんし、時間遡行はエンタメ作品の中だけにしか存在しません。我々は時間の囚人であり、その軛からは絶対に逃れることも、逆らう事もできません。

ゆえに、ある程度お金や時間に余裕が出てきたスロッターは、「中古機」が欲しくなります。

筆者も一時期「夢のホール」を自宅に作りたくてウズウズしていたのですが、嫁と猫と都内に住んでてそれが可能な広さ、かつ上野近辺となると家賃的な問題により長者ドンしか実現不可能。ワンチャン独り身なら田舎に引っ込んででも無理やり実現してた可能性はあるのですが、嫁と猫を連れて長崎へゴー！　というその動機に「パチスロの実機を並べたいからだよ」というのはあまりにワンパクが過ぎます。嫁が首を縦に振る可能性はオカモトのコンドームより薄く、提案すらしませんでした。バカって思われるので。

とりあえず今はロデオのモンハン3を置くだけで、はちきれそうなノスタルジィをギリギリでアレしてますが、実際もっと古い台を並べたいっす。「爆釣」「エコトーフ」「ヘラクレス」「ハードボイルド」「コンチXXXX」「獣王」「ラスベガス」「スペースバニー」「ジャングルビート」「サイバードラゴン」「マッカチン」「爆裂王」「バベル」「スーパーリノ」「キングパルサー」「ゴルゴ13」「アラジンA」「サラリーマン金太郎」「釣りキチ三平」「ハクション大魔王」などなどなど順不同。

繰り返しますが、これを実現するのはまず無理。生活スペースと財布に思いっきり関わる事なんで、やるにしてもガチで覚悟を決めないと厳しいです。なので「普通は」やりません。

が、この世界には本気で「好きな機種」というのを自宅に集めまくってる人がおられまして、有名なところでは「貴方野チェロスさん」なんかがそれにあたります。

チェロスさんの家は「過去のパチンコ・パチスロの名機」が（文字通り）山程あるということで有名でして、動画などにも良く出てくるのでご存知の方もおられるかと思います。んで、実はそのチェロスさんの家、筆者は２回ほどお邪魔したことがあります。

1回目はこちらパチ7のインタビュー企画にて。2回目は動画撮影にお呼ばれして出演（！）して参りました。まあ動画のほうはこれ以上無いほど滑ったせいか思い出そうとすると偏頭痛がする
んでスッと脇においといて、1回目のインタビュー。これはかなり思い出深いです。

パチ7編集長と一緒に伺ったのですが、インタビュー開始前の一時間くらい、家にある大量のマシンについてチェロスさんが色々と解説してくださったんですね。

特に熱を入れて教えていただいたのが「CR玉緒でドッカン!!」の液晶の凄さなんですが、液晶って電源をつけないと見られないので、要するに氏は、筆者と編集長に「液晶を見せるため」だけに通電して打てる状態にしてくださったんですな。申し訳ないやら有り難いやらで「恐悦至極」の言葉の意味を体感した一日でした。

で、そのインタビューの日、実は最寄り駅に降り立った筆者と編集長を、チェロスさんが車で迎えに来てくれたんですね。

運転席はチェロスさん。で、後部座席に筆者と編集長なんですが、なんとそこにズドンとパチンコ台があるわけですよ。今これ丁度運んでてさ、ちょっと狭いけどごめんね！　みたいな感じだったんですが、これ良く考えるとすげー衝撃じゃないですか。

いや、家にパチンコ・パチスロがめちゃくちゃあるのは知ってるんですが、チェロスさんくらいになると車の中にも当たり前に積んである。

ビビりませんかこれ。だって、家にめちゃくちゃあるだけでも凄いのに、迎えに来て下さったその車にもあるんですよ。パチンコ・パチスロがめちゃくちゃある家の門扉をくぐるまえから、まずパチンコと同乗してそこに向かう。これはよく考えたらとんでもねえ体験でした。

なのでそれ以来「男の夢のホール」といえばチェロスさんの家がまずパッと思いつくわけです。もちろんマネできるもんじゃないですけども。うわぁ、いいなぁ……と思いませんか。

だって、自宅にいながらにして、どの時代にもスッと戻れるわけですからね。

若い頃好きだったパチンコ。自分は何でもできて、何にでもなれる。無限の可能性があった時代の香り。背中に翼が生えたような全能感。当時の思い出に囲まれてのその生活は、ある意味パチンカー・スロッターにとっての理想形だと思います。

……気づいたら筆者は定期的にパチスロの中古機の価格を調べるようになってますが、もしかしたらその習慣は、チェロスさんちに行ってから出来たものかもしれません。