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【設置尽きるまで私は戦う。#5】5号機黄金時代!?　高純増AT機から技術介入機までが勢ぞろい!!

岡井モノ：ライター兼パチ7編集部員(別館) オカイ☆サロン

どうもみなさん御機嫌よう、岡井です。レジャーというものは急いでする必要はありませんが、かといって無くなってよいものでもありません。また、自分が関心のない分野だからといって攻撃する必要もありません。

私も最近出歩くことが少なくなったのですが、人間そうした生活が続くと気分も荒みがちです。しかし誰それが悪いと攻撃的になるばかりではなく、おだやかな心で待つことも必要。天井まで現金投資を続けられる我々ならばそれも可能なはずです。

外出もままならない昨今ではありますが、楽しみを見つけることも大切です。共通の趣味を持つ友人達とパチンコ・パチスロ話をするのも良いでしょう。この記事を読んであの名機達に思いを馳せてはいかがでしょうか。

（東京都の検定通過日を参考）
（東京都以外の場合、期日がずれる場合もあり）
（全て認定を取得した場合の最大日数で計算）

沖ドキ!　設置期限2020年6月1日

5号機史上最高に狂い咲いた魔性のハイビスカス。

■損をしないための打ち方
・通常時は左リールBARを上段狙い、スイカまでスベればフォローする
・基本的にボーナス後32Gまではヤメてはいけない
・最大天井は999G
・設定変更時は33%でチャンスモードに移行し、天井が199Gになる
・32G以内の連チャン(天国)がスルーされる程期待値は上がる仕様

■設定推測するなら
・中段揃いとなる共通ベルは高設定ほど出やすい(1/168.04~1/128.5)
・ボーナス合算にも設定差はある(1/242.8~1/188.3)が、天国モードがからむため考慮が必要
・全体的に高設定ほど大ハマリしづらい仕様
・設定変更後にはチャンスモード移行の可能性があるため、朝イチの挙動も推測材料となる

俺たちが求めていた沖スロが突如現れた衝撃に超ドキドキ

超ドキに入れば周囲の視線を独り占めだ

はじめは試験導入での少数設置だった本機ですが、シンプルながら中毒性の高いゲーム性で全国を席巻、あっという間に沖スロと言えば沖ドキと認知されていきました。

ハイビスカスが光ればOK・コイン持ちは悪いが一撃性が高い・32Gまでがチャンス、というその仕様は古のスロッター達が熱狂したあの時代の機種に似ていました。さらに高設定出玉率がそれほど高くないにもかかわらず、荒波を生み出し打ち手を惹きつける魅力は設置ホールにとってもありがたい存在です。

ハマリ台はチャンスというハイエナ向きの面もあったのですが、生半可な気持ちで追うととんでもない状況に追い込まれるというのもお約束。今日までのホールで多くの光と闇を生み出してきた名機です。

パチスロ戦国乙女〜戟に舞う白き剣聖〜西国参戦編　設置期限2020年4月27日

よりARTに特化して帰ってきた乙女に萌えろ。

■損をしないための打ち方
・基本は左リールBARを上段狙い、スイカまでスベればフォロー
・ART中はナビに従う
・ART終了後1059Gハマリで白7の乙女ボーナス＋ARTが確定
・乙女くじ20周期到達でART確定の乙女アタックに突入
・液晶左下の乙女くじが減算されて0になればARTや乙女アタックを抽選

■設定推測するなら
・ART初当たり確率に設定差あり(1/255.9~1/162.8)
・乙女アタックも高設定ほど出現率が高い(1/298.3~1/216.7)
・ART中に出現するボーナス確率は高設定ほど高く、1/400以上の確率なら設定6に期待
・弱チェリー・スイカ・弱チャンス目で乙女くじが40・60減算されれば高設定濃厚

てめぇの光ゾーンは廃止、ARTに直行だ!!

液晶のみならずリール部でもアピールに余念がないヨシテル様

2010年頃の漫画・ゲーム界では著名な武将や動物、戦艦からキノコまであらゆるものをとりあえず女の子にデザインするというムーブメントがあったのですが、その中で誕生したのがこの戦国乙女シリーズ。史実では髭オヤジだった戦国武将が女の子になってゴルフする、という錯乱しているとしか思えない世界を味わえるのもこのシリーズの魅力です。

パチスロ乙女シリーズ第2弾として登場した本機は、よりART中心のゲーム性にシフトして登場しました。新登場の大友ソウリンも大人気、~~このロリコンどもめ。~~前作のように疑似ボーナス中のART抽選に四苦八苦する必要は無くなり、猪木シリーズの影響から「てめぇの光ゾーン」とさんざんイジられた押し順当ての「希望の光ゾーン」も撤廃。初当たりからARTに突入できます。

通常時が萌えカットイン待ちだったり、なにかしらの特化ゾーンに入らない限りまとまった上乗せが困難という悩ましい部分もありますが、遊ばせてくれる部分も多く、長く愛されるシリーズの一作となりました。

B-MAX　設置期限　2020年4月27日

ハズシを駆使してRT状態を維持させる、玄人志向のリーチ目機。

■損をしないための打ち方
・左リールチェリー狙いでスイカが滑ってきたらフォロー
・↑という狙い方もあるが、適当打ちでもほとんど損はしない仕様になっている
・BIG中残り15枚以下でJAC INナビ時は右リールにBOMB、中リールフリー打ち、左リール下段に赤7をビタ押しでJAC INハズシ
・ボムランプ点灯時は右リールBOMB図柄を狙う、ただし残り15枚以下の場合は中リールスイカ付き赤7、右リールBOMB、左リールBOMBの順に狙って小役ハズシ(※ハズせない場合アリ)
・枚数調整とハズシを駆使し、爆弾獲得でBIGを終了させるとRT突入(維持)
・REG中予告音無しの場合は中右フリー打ち後、左リール中段に赤7ビタ押し
・REG中予告音発生時は逆押しBOMB図柄狙い

■設定推測するなら
・高設定ほどボーナス合算が確率が高く、設定6なら1/163.8
・通常時は爆弾図柄に設定差あり(1/8.1~1/7.3　右リールBOMB含む合算)
・REG中のBOMB揃いに設定差あり1/100を超えていれば高設定に期待できる

初心者お断りの難しい機種……ではない！

JAC INをハズしてRTに入れる、覚えてしまえばなんてことないんだけど……

『クランキーコレクション』に続いて登場したアクロスAプロジェクトの第二弾。リーチ目やハズシといった要素を見事現代に蘇らせた“わかってる”機種の一つではあったものの、初心者へのハードルが高すぎた、というより高いと思わせ過ぎた機種でもあります。

BIG中の手順としてビタ押しと複数パターンの枚数管理をおぼえる必要がある本機は、4号機時代の「残り何Gまで同じ手順でハズす」というリプレイハズシ機よりも少々面倒。実はJAC INハズシと0枚獲得だけを身につければ事は足りるのですが、管理パターンがいくつもあることが仇となっておぼえることが多い難しい機種と認識されていたように思います。

このビーマタイプの後継機はアクロスシリーズでも作られていない唯一のもの。通常時はフリー打ちができたり、ビタ失敗してもフォロー手段があったりと実はやさしい部分も多い機種なので、リーチ目を楽しみながらチャレンジをしてみてはいかがでしょうか。

沖ドキ!で私は戦う。

今回は沖ドキで戦います。設置末期になってもいまだ人気は衰えず、右も左もチカチカ。狙い台に座れたことですし、私も遅れをとらぬよう回していきます。

数年前の高射幸機問題の時に指定されなかった経緯を持つのが不思議ですが、ともかく光らせて天国に入れば全てがOK。一撃性が高い機種なので、ちょっとやそっとのヘコみは気にせずいきましょう。

パチスロ戦国乙女〜戟に舞う白き剣聖〜西国参戦編で私は戦う。

さぁ、今回も実戦コーナーが始まりました。選んだ機種は『乙女西国』、とりあえず当たればARTに入るので、なんらかの見せ場は作っていきたいところですね。

パチ7編集部
「あれっ!?　沖ドキはどうした?」

なんか編集長がオキドキがどうとか騒いでますね、ちょっと何言ってるかわかりません。今回の実戦は乙女西国ですが沖ドキが好きなんでしょうか、わがままもいい加減にしてほしいですね。まぁいいや、無視して先に進みましょう。

シンゲンのまたぐらを観賞しながらひたすらにカウンターを減算させます

通常時はひたすらに液晶左下の乙女くじを減算させまくります、スイカやチェリーを引いたらちょっと多めに減算されるのでともかく0を目指しましょう、たまに一気に100減ったりもします。そして0にするとカードが提示され、それがレアカードだとチャンスアップするスマホゲーシステムです。

しかし少々のチャンスアップではビクともしないので心を落ち着けて乙女の動向を見守りましょう。しきりに連呼される「好機乙女(ちゃんすおとめ)」を真に受けてはいけません、本機における本当のチャンス演出はショートフリーズ時に出るちょっとえっちなカットインです。ちょっとえっちなカットインのために男たちは今日も戦地に向かうのです。

中央上がオウガイ、どうやって倒すのか謎の存在です

何度か乙女くじを0にしていると乙女アタックに突入しました。これは8人の乙女が敵と一騎打ちし、勝利するごとに乙女参戦モードをストックというART＆上乗せ抽選モードなのですが、実態としてはほぼオウガイ無双モードです。

オウガイとは北斗の拳で言えばラオウに相当するわがままボディを持つ敵方キャラです。彼女がレバーオン毎に「我が名はオウガイ」と名乗りをあげて乙女達を蹴散らし続けるという、そういう趣味の人にはたまらない演出ですが、私は女の子が棒状の武器で殴打されるのを観賞する趣味は無いため心は無の境地。スイカ程度を引いたところでそんなにアツくないことも知っています。

事情が変わった

ここで登場したのがチャンスキャラであるコタロウ。これにはシンゲンも棒状の武器で殴打せざるを得ません。

コタロウは殺伐とした乙女アタック中の癒しとも言える存在、オウガイと違いコタロウは本当にチャンスなんだから!!　いいぞコタロウおじさんのところにおいで!!　ハァハァコタロウハァハァ!!

変わらなかった

はい、ハズれました。この時点で私の中のシンゲンはただ通常時に股をおっぴろげるだけの存在になり下がりました。開くこと股の如く、卑猥の風林火山です。

ちなみにこの後も全部負けて700GほどハマってからようやくART強カワRUSHに突入しました。ちょっとえっちなカットインが見られたので良かったです。1000枚以上飲まれてるけどよかったです。

新キャラが謎の空間で走り回ったり跳びあがったりして上乗せする西国参戦モード

初期ゲームもまずまず、これから乙女達を参戦させまくってベロベロのグチョグチョに5000Gくらい上乗せしてやりましょう。

デデンデデンデン!!　に゛ゃーん

さぁ御覧ください、ART開始20Gとたたずに上乗せゾーンの討伐の刻に突入しましたよ。8Gの間にリプレイ以外の全役で上乗せし、勝利すればさらなる上乗せゾーンも得られる期待値満点パラダイスです。

三つ首の犬みたいなモンスターが相手ですが、犬の相手はかつてのアナザーゴッドで慣れっこです。パチ7内で最もトップブリーダーっぽいライターと言われている私のウデをみせましょう。

この時ヨシテル様と完全に気持ちがシンクロしてました

……またこれですよ、7G間連続リプレイの辱めにあいました。何が好機乙女だ、お前は再遊技乙女だよ。いつになったら5000G上乗せしてベロベロのグチョグチョにできるのでしょう。

とりあえず上乗せゾーンには突入できても、そこから何もできない展開には私も飽き飽きです。本来であれば上乗せのメインとも言える乙女参戦モードにすら1度も突入しやがりません、乙女に嫌われています、私がオッサンだからでしょうか。

残りG数も尽きて席を立とうかと思ったその時、乙女抜き演出に突入。これは画面を満たすパネルを全て破壊できればART引き戻し成功という演出、BETボタンを叩く手にも力が入ります。乙女抜き(意味深)で私もグチョグチョです。

乙女が抜いてくれました、これは間違いなくご褒美

舐めまわすように乙女を見つめながらボタンを連打すると見事乙女抜き成功。西国参戦モードを経由して65G上乗せ、これでまだまだ戦えます。さぁ出るぞ、ヨシテル様の大活躍が、乙女ボーナスや特化ゾーンの決戦の刻が。

ヨシテル様のまなざしが哀れみのようにも感じられます

出ませんでした、そして実戦終了です。ART中にいくつかチャンスがあったにもかかわらず、それを活かすことはできませんでした。まるで私の人生のようです。

今回はお見せできませんでしたが、乙女参戦から乙女ボーナスに繋げる王道パターンに入れば、あるいは乙女アタックで複数ストックできれば大量獲得も可能です。どこかでレアフラグを引く必要はありますが、一度特化ゾーンに入れてしまえば転落しない限り上乗せが続くループ性があるため、乙女に好かれれば延々同行して爆連させることも夢ではありません。

そう考えると私の敗因も浮き彫りになりますね、グチョグチョとか言ってたから乙女に嫌われたのでしょう。気持ち悪いですもんね、そんなオッサン。

パチスロ戦国乙女〜戟に舞う白き剣聖〜西国参戦編　戦いの奇跡

対戦相手:パチスロ戦国乙女〜戟に舞う白き剣聖〜西国参戦編

投資:1650枚
回収:0枚
収支:-1650枚
それ以前に沖ドキでしこたま負けた枚数:-3850枚

パチ7編集部
【岡井からの一言】
「ARTに突入させたい」「ハマリたくない」というわがままな打ち手を満足させるためメーカーが苦心していた時代にあって、乙女西国はART中の純増が1Gあたり2枚と今の基準で見ると控えめではありますが、常に希望を見出せるなかなか考えられたバランスではないでしょうか。
一撃万枚というよりは、数回に分けて出玉を獲得する展開になる機種ですが、通常時は最低でも100G回せば何かあるという配慮が絶妙だと思います。

様々な要望に応え続けた5号機たち

今回ご紹介した3機種は、それぞれが違った方向を向いている機種です。

・かつての荒波連チャン機を再現したような機種
・マイルド方向に進化し打ち手の要望をかなえた機種
・出目や技術介入要素に注力した機種

いつの時代もスロッターとはわがままなものです。出玉やゲーム性、演出というように打ち手が重視する要素もバラバラ。そんななかでもメーカー各社が期待に応え、楽しめる機種がリリースされ、メンテナンスをされながら設置が続いたことに感謝しましょう。そしてスロッターのみなさん自身のメンテナンスもお忘れなく、体調管理ができてこその遊技ですよ。

設置尽きるまで私は戦います。

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岡井モノ：ライター兼パチ7編集部員(別館): 代表作：オカイ☆サロン

学生時代友人に連れられ、はじめて『ジャグラー』を打って負けたその日、悔しくてなぜか『サバンナパーク』のゲームを買った異端の猛禽。パチ７自由帳において「何か変なヤツがいるな」と思われていたが、何か変なヤツのまま編集部に捕獲されたトリックプレイヤー。日本全国を旅する渡り鳥としての経験を活かしたコラムを、旅情たっぷりに綴るかと思わせながら特にそういうコラムを書いたりはしない。今日も今日とて奇策縦横。