ONE

随分と前の話になるんですが、久しぶりに地元の悪友と鍋をつつきながら呑もうぜ！って話になりまして。で、その席で「最近スロット何打ってんの？」って話になりましてね。
私は当時デビューしたてのHANABIをお勧めしましてね。その場にいる全員がモロ世代だから割りと食い付きが良くて、そこから当時の話なんかにも飛び火しましてね。えぇ、結構に場が上がった感じになったんですよ。

で、お次は誰だ？ってところで口を開いたのがT君。

T君「最近は○○ホール←超過疎店で鉄拳デビル打ちようるよ！いつ外されるかドキドキしようるで(笑)」

一同「い、い、いま、て、てて、鉄拳デ、でび、鉄拳デビルと申したか！？」←金文字


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鉄拳デビルver　

2012年導入　山佐
5号機AT機の黎明期に登場した迷機。鉄拳2ndでプレイヤーからほどよい評価を受けていたにもかかわらず全てを投げ出し、何もかもをデビルフリーズに一本化したピーキーなマシン。即通路化するも一部の脳を焼かれたプレイヤーには愛されたとか。

ちなみに私がデビルフリーズで獲得したストック数は5。最低保証のみである(怒)
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場が騒然となる。それもその筈、T君の口から『デビル』なんて機種名が出てくるなんて誰しもが思っていなかったからである─


T君について少しここで説明をしよう。
彼は青春をパチスロに捧げた残念な若人の１人である。まぁ当時は周りもそんなヤツばかりだったんだけど、我々と一線を画すところが１つありまして。

それは誌上プロである『しのけん』への寵愛が過ぎていた事である。氏の連載である「喰うならやらねばっ！」の書籍を購読し、そこにある氏の立ち回りをトレースするかのように立ち回っていた。私のバックナンバーにあるファイヤーゴング回に出てくる彼もT君である。一時は氏の背中を追い専業をしていた時期もあったのだ。



待て待て、まだ慌てるような時間じゃない。その理由とやらを聞いてみようではないか。

一同「なんであんな田舎の過疎店のデビルなんて打ってんの？」


T君「あーそれはねぇ‥‥」

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一同「ゴクリ‥‥」



T君「1/8000引いたら勝ちじゃん？いろいろ考えなくて良いから楽なんだよね！出るときすげぇ出るし。良しっ！」



一同「いや、良しっ！じゃねーよ！！」



当時は「ったく、引きゃー良いじゃねーよw」と思ったんですけどあれからスロットは更に難しくなったじゃないですか？有利区間の絡みとか、ぶっちゃけその辺の仕組みを知らなきゃどうにもならんみたいな事があったりで、空台に容易に座れないって現状がありますよね。


その点鉄拳4デビルなら「フリーズ」を引けば勝ち。
更に6号機で不評な2400枚天井もフリーズのおかわりゾーンが搭載されていてぶち抜ける様になってるとかいないとか。くぅ～痺れますな！これこそパチスロの自力感ってやつです！あの時のイカれ具合を踏襲しているなんて、山佐の開発は分かってんな！





えぇ、私は一円もお金を入れていません。
3戦突破とか、実質青天井とか、5号機のよりデビル化しちゃってどーすんのよ？って話でね。
嬢がどれほどの経済力をお持ちか分かりかねますが、私のような家庭持ちの小遣い制のサラリーマンには敷居が高過ぎて打てないのですよ。


なもんで、当時と同じようにノーマルタイプの新HANABIをオススメしたいと思います。有利区間とか気にせず、出目にスベりに一喜一憂。一撃は無いにしろコツコツと積み上げて行く感覚とか上手くなっていく過程とかを楽しんでいただくのが健全かと。


アクロスAプロジェクトの次機種、CCエンジェルなんかも楽しむ分には良いスペックだと思います！

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