【台語り】「自力」とは

どうも、モジャです。
今回は久しぶりに台語り、機種は『ガールズケイリン』です。まだ1000ゲームちょっとしか回していないので、とりあえず現時点で感じたことを書きます。


圧　倒　的　無　理　ゲ　ー


　本機は、周期抽選で入るCZを突破するとATに入ります。が！下の表を見てください。

CZ確率に対してAT確率が恐ろしく低いです。さらに、本機はCZ失敗で有利区間が切れるためAT突入は青天井です。私の初打ちした台は履歴が6スルー→AT→1スルーでした(その後6スルーし1000枚飲まれたのでヤメ、後で座ったおじさんが2スルー後ATで完走)。

　何故、こんなにも突破率が低いのか。それはCZが難しすぎるからです。内容を簡単にまとめると以下のような感じです。

CZ: ウイニングチャンス
3枚のカードが並んでおり、押し順ベル成立時の第一停止が赤カードならポイントをGET。これを3回行い、取得したポイントに応じて抽選。

　　　　　　中or右が1stならポイントゲット

これだけ見るとよくある内容ですが、「ポイントに応じた抽選」がかなり辛く、低設定は3ポイント(つまり全て赤カード)取らないとほぼAT当選しません。さらに、参考図では赤が2枚ありますが、基本的な並びは青2枚赤1枚の33%です(後の周期からCZ当選した場合に優遇される可能性あり、ただしCZがとても軽いのであまり行かない)。レア役もCZのゲーム数を伸ばすだけで、結局33%が取れないと無意味です。

　「白鯨攻略戦」とは違い自力感は確かにありました。しかし、33%×3は流石に辛かったです。白鯨が流行ったのは「1戦ずつで考えれば50%は勝てる」からだと思います。正直、いくらATの期待枚数が高い(1300枚、もちろん設定1の値、これも白鯨に近い)といっても、データカウンターに建売分譲(白鯨は高層ビルが出来るが、こちらは200ゲームぐらいでCZなので低い)を作るような台は流行らないと思っています。

(写真撮るの忘れてました。)

　さらに、通常時がまた面白くないです。同じKPEのスロット『G1駿馬倶楽部』のように自キャラを育てながら周期ゴールを目指すのですが、G1のように1マスずつ進んで対応のマスで小役を引いて育てるのではなく、本機はサイコロを振って止まったマスで育ちます。勿論、サイコロの出目は強いマスを避けるように内部で調整されており、デキレ周期(実在するかは不明だが、打感ではありそう)以外ではロクに育ちません。

　とりあえず1度ATに入れるまでは打ちますが、今のところ良台だと言えるポイントは1つもないです。「自力感」はあくまで「自分でもできそう」だから流行るのであって、超難しい条件を並べるぐらいならデキレの方がマシなんじゃないかと感じたのでした。


※本機を愛する方には不快に思える内容が含まれるのでご注意ください。

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