閉鎖病棟

久々の投稿、恐れ入ります。

仕事もせず金もなく、部屋にこもって暗いアニメばっかりみていたため、今月末まで2カ月再び入院してました。ちょっと前に映画であった「閉鎖病棟」です。

刑務所のような日々でしたが、正直、退院したくありませんでした。

なぜなら主治医がイケメンだったから…♥️

最悪な状態で入ったのに、週3回の診察は至福の時間で、先生にかまってもらいたくて、ちょいと暴れてみたり、奇怪な行動をとってみたりしていました。

ところで、閉鎖病棟の実情はご存知ですか？

朝は実質6時起床、夜は9時消灯。
出入口には全て鍵かかっていて、医師看護師の許可なく開けてもらえません。スマホなど外部情報の機器は面会者も持ち込み禁止。怪我をしそうな物、鏡、ショルダーバッグのショルダーも禁止です。

容態が安定して医師の許可が出れば時間限定で外でスマホは使わせてもらえます。


安定が続くと初めて閉鎖空間から許可つきで出してもらえます。とはいえ、午前午後ともに2時間のみ。遅れて帰るとまた外出は取り消しになります。

しかし、これは任意入院のみの特権。
医療入院や保護入院は、親族以外の面会は許されず、電話は公衆電話(これも許可要)、お金がない！など苦痛な日々を強いられます。

私は、まずは外泊への道を歩みましたが、初めの試験外泊で発作を起こし、ケーサツ消防を呼ぶ騒ぎを起こして「当面外出不可、次やったらクビ」と言い渡されました。

パチンコには行きましたよ。時代が変わってるのでは？という不安がありましたから。でもこれは、おとがめ対象ではありませんでした。

リビングの前方に鉄の扉の「保護室」があります。どうしようもないクレイジーなやつが羽交い締めにされて放りこまれます。週1人くらいかな？、なんやら薬が効いたようで1週間ほどして外に出てきました。

私の特等席の横でフリーメーソンとか奇妙な事を話すので完全無視しましたが、もう1人ウザい女がいたので、愛想よく声をかけて「あの女、殺してくれへん？」と頼んでみました。私の手は汚さないし、ナイスなアイデアです。でも以外にも真面目に断られました。

彼とはその後兄妹のように仲良くなりました。が、彼は親との関係が悪く、スマホは未だなく、閉鎖病棟の外にも出れていません。

親しくなった何人も保護入院で、先月末まで閉鎖病棟の外に出れていません。

映画ではもっとゆるい印象でしたが、約100平米の空間に閉じ込められている人たちの存在を理解していただきたく思います。

うちがいたとこは1～5棟まであって、5棟の人は大犯罪を犯したが精神鑑定で一生暮らす所。
あとは等級に応じた場所に振り分けられるので、うちがいたのは基本穏やかな人たちでした。

私はいま、入院ロスです。

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