一万年と二千年前から煽ります～♪八千年過ぎたころからもっと煽りひどくなった～♪

マツバです。どうもこんにちは。
ココ最近本当にいまさらですが、ぱちんこCR真・北斗無双 が楽しいです。

思えば、導入当初は賛否ありましたね。
当時はまだ1/399のMAXタイプも置いてありましたし、スペックは悪くないとはいえ、MAXタイプより少し落ちますし。
かなり頻繁に保留変化して、これでもかと煽る煽る。
見た目的に期待できそうだけど…やっぱり期待できないじゃないか！な後半発展バトル演出に行ってハズレ…。
これが打っていると本当に頻繁に発生します。
『煽りが頻繁に来すぎる！』
『二対一の戦いは無い！じゃないよ！なんでもいいから勝てよ！』
『後半発展してるときにいちいち保留赤に変わるな！』
『すんげー音しながら神拳？て保留に変わってもリーチすらないのか！』
などなど…いろいろな感想が取り巻いておりました。
MAXタイプでもないのに『煽り』演出が多かったのが原因だったのかな？と今では思います。

ですが、設置機種やホール状況が変われば、過去の台が見直されるのもまた事実…。
1/399MAXタイプが2016年末に全撤去され、2017年からは北斗無双のスペックが実質的にMAXタイプと呼ばれるようになりました。
そこからまた、1/399のMAXタイプと入れ替わりで設置されることが多くなりましたね。
やはり、いつの時代も求めるのは【一撃出玉】と【爽快感】と【継続の安定感】なのだなと、改めて理解できました。

※みんな大好き北斗無双のスペック。爆発力と安定感を兼ね備えており、最強に見える。

そんな北斗無双ですが、実は繰り返して打ってみると、いろんな奥深さがあることがわかります。まるでスルメですねぇ。
・スペック◎。出玉2000発の16Rと、ST総継続率約80%の安心感。これは下手な1/399MAXタイプよりも優秀
・演出はくどい『煽り』がある中でも、実は妙な強弱が各所に細かく設定されてあって、その強弱の法則性を見つけたりする楽しさがある　※例：キリン柄激熱＝激熱ではな最終カットインがキリンになるだけ。過度な期待は禁物…。　後半演出で赤北斗七星役物が透けるとアチアチ…。　『あとX秒』の発動が中途半端に遅いのがアチアチ（遅すぎるとキリン柄激熱持ってくる…）。　一撃当千チャンスはどんな状況でも発展さえすれば、どんなに弱くても3割くらいの期待感がある…などなど
・ST中はテンパイすればワンチャン当たる可能性もあって期待感持てる（奥義重視型除く）
・ST中に当たるときの役物の動き、迫力のある映像とサウンド、ドライブギアバイブの気持ちよさ
・役物が正しく動かないシュールさ（人によってはマイナスかも？でもなんか、ドジっこみたいでワタシは結構すきです。憎めないというか。『北斗』役物くんより、あとから遅れてもとの位置に戻る『無双』役物ちゃん萌え）
・なにより、リンちゃんとマミヤがエ○いしかわいい
などなど…
いろんな賛否があったのも事実ですが、スペックが良いことが打ち込む人を呼び、その人達がいろいろな楽しみ方を見つける。。。いい循環だと思いませんか？
わたしも、昔のパチンコエヴァのレバ確法則を楽しんでニヤニヤしていた世代のおじさんですが、ここまでくれば『煽り』も味になるなーと思いながら、わりと楽しめております。

あれ、コラムタイトルの台のことは？今回の題材は北斗無双なの？タイトルがこれって詐欺じゃん！！

と言われてしまうかもしれないので（長過ぎる）前置きはこのくらいにしまして…。

コラムタイトルをご覧の方かつ、ここまで読んでいただけた方であれば、なんとなーく察していただけるかと思いますが、
今回は 2018/08/06 に新台として登場しました 【パチンコ CR FEVER アクエリオンW】 についてのお話いたします。

※2005年放送のTVアニメ「創聖のアクエリオン」と、2012年放送のTVアニメ「アクエリオンEVOL」の両作品を題材にしたパチンコ新台。2007年に登場したパチンコの名機「FEVER 創聖のアクエリオン」の流れをくむ正統後継機なのですが。。。

皆さん、こちらの台はもう打ちましたか？
「アクエリオンW」
一部ネット界隈では、機種名に入っている【W】が（笑）を省略した→ ｗ に見えることから、
「アクエリオン（笑）ってなんだよ」「機種名で笑うな」「アクエリオンｗ おもしろすぎてお許しあれ(;^_^A」
とか言われているようです…。
さらには、「アクエリオン草」「機種名に草生やすな」「機種名でも煽ってくるな」「単芝やめろ」などなど…。
そこまで言わなくても、と思うような、結構なひどいことを言われている印象があります。
※ｗ がなぜ 草 なのか、こちらはについては、ネットスラングのようなものですので、詳細な解説は割愛いたします。　→　https://kimu3.net/20170407/7351　こちらのページで詳しく載っているので、興味のある方はどうぞ。

しかし、実際に打ってみたわたくしの感想としても、
『ひどいのは機種名だけではなかった…。』
と思わざるを得ない演出の出来でした。

なにがひどいのか、それは、このコラムでも度々登場する単語『煽り』です。
この『煽り』が、アクエリオンWでは兎に角、とにかく、とにかっっっっっくひどいのです。

そもそもなにをもってして『煽り』というか。
具体的な例を出すとすれば、
・リーチになるかな～…残念、この変動ははずれです！図柄が滑ってズルリんちょ！
とかリーチになりかけたりするとか（ST演出でよくありますね）、
・リーチになったよ！激熱になるかなー…？うーん、残念！激熱にならず、後半発展はしません！
などなど、リーチしたけど外れた場合、これも『煽り』ですね。

今のパチンコは大体が液晶付きの遊戯機です。リーチアクションを液晶や出目で楽しむという側面もあります。
迫力ある映像や、魅力的なサウンドとともに、大当たりするかしないか、ハラハラドキドキの展開に期待する…。これもパチンコを形成するエンターテイメントの一つですしね！

そのために、リーチや大当たりと、『煽り』はきっても切り離せない関係にあるといえます。

その期待感をもたせるため（正直に言えば、より多くの玉を貸出してもらって、遊戯してもらうため）に、『煽り』は必要不可欠。
しかし、今回の アクエリオンW に関していえば、わたしの知るパチンコ史史上過去最大級の頻度でかつ無意味に、高頻度で煽ってくると思っています。

長い前置きで、北斗無双を用いて、『煽り』＝法則性や熱さの予想などで楽しめる側面について書いております。
しかし、北斗無双も、結構な頻度で無意味な『煽り』が頻発するタイプだと思っています。
しかし、この北斗無双すら真っ青になって裸足で逃げ出すような、連続頻発するリーチ『煽り』や発展『煽り』の数々がこの台には存在しております。

とくに頻発する『煽り』が『一万と二千年前チャンスに発展するかどうか！？』の『煽り』です。

コラムのタイトルでももじりましたが、アクエリオンといえばおなじみのオープニングテーマのサビの部分、
『一万年と二千年前から愛してる～♪』
このフレーズです。
名曲である アニメ 創聖のアクエリオン のオープニングテーマ、そのなかでもとりわけ印象に残るキャッチーな歌詞とメロディの、この超重要な部分を、発展するかなーどうかなーという『煽り』に、使いまくるのです。
権藤権藤雨権藤、と言われていたように、往年の名投手 権藤博もびっくりの、それはものすごい『煽り』、いやここまでくると『酷使』のような気がします。

気になったので、『煽り』がどのくらいのスパンで発生するのかカウントしたところ、8～20回転に1回は、このフレーズの『煽り』がきます。
保留1でも4でもお構いなし。『煽り』に煽ってきます。

ここまで頻繁だと逆にすごいです。
この『煽り』をこの頻度で発生するようにした開発の方は、一体どんな気持ちなのでしょうか…。
パチンコを打ったことが無いのでしょうか…。

なので大体、1kの玉分打ってみればこの『煽り』がきます。これはほぼ間違いないかと思います。わたし含め、周りの台もたしかに煽られていました。

この『煽り』は、ロングリーチ中でも、演出発展後でも、まるで麻薬中毒者が起こすフラッシュバックかのように（麻薬中毒ではないのでこの喩えが正しいかは未知数ですが…）、
「一万n」
「一万年と」
などの曲のワンフレーズだけを使って、一瞬かつうっすらと、しかしながら大音量で煽ってきます。
リーチ失敗やリーチハズレ後に発生するのですが、本命の『煽り』がくるのですが、この『煽り』が頻繁に発生します。

ちなみに、この『煽り』が成功すると、
『一万二千年前チャンス！』に突入しまして、初代FEVER 創聖のアクエリオン にあったソーラーアクエリオンリーチに発展します。
旧作ファンには嬉しい要素…ではありますが、それにしても、このリーチに発展する『煽り』は本当に多い。
辟易するとはまさにこのこと。何回もこのフレーズを聴くことになります。

それこそ、

客を『煽り』ます何度も何度も何度も～♪（アクエリオンEVOL 1クール目オープニングテーマ「君の神話～アクエリオン第二章」のサビ部分をイメージしてください）

という具合です。
まさに、

絶望的に期待できないさ～♪（こちらも、アクエリオンEVOL 2クール目オープニングテーマ「パラドキシカルZoo」のサビをイメージしてください）

とでも言いましょうか…。とにかく、本当にすごい頻度です。
こんな長ったらしいだれが読んでくれるかもわからないようなコラムに、残したくなるくらいには、頭にこびりつきます。

ああ…やめて、名曲を対した期待感のない『煽り』に使わないで…。
パチンコ初代のFEVER創聖のアクエリオンを汚さないで…。
きれいなおもいでを…。ううう…。そのままでいさせて…。

気持ちいい～！…なんて思えないでしょうが！こんなんじゃ！


などと、初打ちが終わって ＋5000発 で終わったワタシでも、思ってしまいます。
この台を打って、勝てずに負けた方は、もう二度と打たないんじゃないでしょうか…。そう思ってしまうくらいのひどい『煽り』だと思います。

SANKYOさんはシンフォギアの成功があり、「お客さんて、キャッチーな音と光で煽られるのが好きなんだ！」って勘違いしてしまったのでしょうか…？
いや、それも嫌いじゃないですよ？嫌いじゃないですけども、塩梅ってあるじゃないですか。
良い塩加減といいますか、ちょうどいい味といいますか。

ずーっと豚骨ラーメン（アブラカラメニンニクマシマシ）とかだったらあかんと思えないのでしょうか…。

くどい『煽り』演出は法則性があってこそ期待感が持てるのです！
頻発されても！打ち手にとっては意味が無いのです！期待感を持つ前に、嫌になってしまいます！
こんなに無意味に煽られると、法則性や楽しみを見つけるまえに、熱いポイントを理解できるようになるほどに打ちこまれる前に、打たれなくなっちゃいますよ！

末永く愛される機種って、そういうところがしっかりしてるんだなと思います。
なんだかんだ、北斗無双も一周回ってバランス良いですし…。

というか、同じ会社が制作してるんだから、シンフォギアを見習ってください。
ん、開発や制作のチームが違う？あっ…（察し）

もうすこし工夫すれば、面白いパチンコになりうるのに…
題材が豪華でも、料理する人によっては台無しになる料理のようだなと思う、マツバでした。
チャンチャン

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