思い出ボロボロ　4

馬鹿は馬鹿らしく

昼飯を食べてアーケードを歩く２人

何気ない会話、どこの営業所のだれだれがどうしたとか

こんなお客がいてこうしたとか






アーケードのなかに有るパチ屋に目が行く

『おお～この店にもあれがはいってんだ』と視線を送る

「ねぇ～なにしてんのよぉ」笑ってごまかす俺


すこしつれない顔をして先に歩き出す後ろ髪引かれながら後を追う

それからは夜まで車でドライブ　少しずつ無言の時間が増える

仕方ないので夜飯を食べて少し早めに送る、強引に唇を奪う

「ばか」そう言って降りて行く、振り向いて手を振ってくれた

と言ってもまだ９時、次の日も俺は休みだが彼女は仕事なので

お泊りはダメ、ましてや相手の親父さんがかなりの堅物らしい（まだ会って無い）

さて時間がある急いで地元のパチ屋へ

一般電役のジャンケンポン？と成るものを発見

機械と打ち手のジャンケンバトル相手は定期的にグー、チョキ、パーを移動

スタートに入ってバトル勝てば数秒間当たりチャッカ—が開閉する

当たりゾーンに入ると打ち止めまでまっしぐら

本日三回ほど打ち止めしている優良台「よし！勝負だ」

おっ、1回目からあいこか次は？またあいこ、また、また・・

気が付けばホタルノヒカリが流れていた、手元には５００玉位

投資７０００円

持ち玉を全てタバコに替えて終了

「チョット痛かったかな？」デート代とパチの投資分で３００００円越え

車もガス欠になる手前、また頑張んなきゃと思った








そんな自分の思いとは違う方向に進むとは思いもしていないお目出度い自分

これ知ってる人はレア

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