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月刊保通協の資料~2017年4月編~
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暇人ししょうさん
ノーマルタイプをメインに立ち回る自称アマチュア養分。 好きな機種はマタドールとスーパーシオ。 パチンコもちょくちょく打っている模様。 所謂5号機チルドレンだがなぜか古臭いネタを知っている。 - 投稿日:2017/04/13 12:21
怒涛の仕事ラッシュが落ち着きつつあり筆を取る余裕がやっとできました、暇人ししょうです。
オフ会に参加しすぎて外の陽気とは裏腹に懐が寒くなる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今月のお題ですが正直選ぶのに困りました。
というのも落ちる理由がだいたい出玉率関連で、次にくるのがパチスロの制御表ミス(取れる子役が滑ってこない)なんですけど、これらが9割を占めると言っても過言ではありません。
被りを含めて説明できる不適合事由が出てこないこともいずれあるだろうとは思っていましたが、5.9号機や6号機の話が出てる中まさかこんなに早くやってくるとは……
そんなわけで今回は全く新しいものでは無く、一度コメント欄で佐々木師匠が言及されていた事に近い回胴の設計書等審査の一番下と下から3番目。
「第一種特別役物作動時に、入賞に係る条件装置の作動する確率が、非作動時よりも下がる性能を有していた。」
「第一種特別役物に係る役物連続作動装置及び第一種特別役物の作動時に、遊技メダル等の獲得性能が、第一種特別役物に係る役物連続作動装置非作動時よりも下がる性能を有していた。」
これに類似した事項については2017年2月編でコメントをしていただいたのですが、その時はノーマル機の射幸性を上げるためなんて予測しました。
氏の連載である「思考ルーチン」に何度か書かれていると思いますが、通常時のコイン持ちを下げることができればその分をボーナスなどに回すことができます。
これを利用したシステムの最終形がアクセルATだったのですが、試験方法の変更(AT殺し)や子役優先制御の制限(リノ殺し)が入ったことにより事実上不可能になりました。
否が応でも射幸性を抑えなくてはいけない状況ですし、それをお上から望まれているのに未だメーカーは北斗の幻想に囚われています。
射幸性の高い機械を世に出せば売れる、と。
その要望を受け設計担当がなんとか抜け道を探した結果が今回の不適合事由、私はそう思っています。
ボーナス内部成立中に状態を閉じ込めておけないなら、ボーナス中の状態に閉じ込めてしまえばいいじゃない。
パチスロテラフォーマーズ等のボーナスのように払い出しのある子役を押し順ベルとし、その押し順を表示しなければどうなるか。
見た目上は旧基準ART機の通常時と遜色ありません。
ボーナス中状態(役物連続作動装置作動時)の終了条件は主に払い出し枚数が規定枚数を超えた時、すなわちこれが天井。
その後にくるのがボーナス終了後の純粋な通常時、ここの性能を良くすれば立派なAT、ART機が作れるじゃないか!
条件付きでボーナス中を完全ナビにすれば速度も出る!
恐らくそういう感じだったんでしょう。
多分設計者は不適合になることがわかっていたと思います。
今回の規制強化は射幸性の抑制が目的で、その内容は杓子定規な試験からの脱却と自身は受け取っています。
手を変え品を変え旧基準を模してもよっぽどのことがない限り今後は通らないでしょう。
そのように役員連中を説き伏せるための高価な材料作り、それが一連の流れではないでしょうか。
チャレンジするのは良いことですが同じこと繰り返してもしょうがないことをそろそろ学ぶべきかと。
時代は変わる、もう変わった、波ニ、乗レ。
そんなことを思う今日この頃です、また次回。
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暇人ししょうさんの
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このコラムへのコメント(2 件)
個人的にはルールをぶっ壊したほうが圧倒的に良い物できると思ってるんですけどやるところが無くて悲しいです……
するなって事を無理強いしてみても歪な物しか出来ないと思いますし、実際出回ってる機械がそうですから。
既存をぶっ壊す‼︎くらいの気概のある台の登場を期待したいっすね。