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インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
2018.02.23
国会議員を目指してました! チャレンジャー幸手店のオーナー兼人気演者『ひげ紳士』さんインタビュー!
チワッス! 毎度お世話になっております! あしのです!
今回のインタビュイーはなんと! 先日惜しまれつつも休業に突入した幸チャレこと「チャレンジャー幸手店」のオーナーさん。そう! あの「ひげ紳士」さんです!
ワオ! スーパーホットじゃん! やッべぇ!
▲伝説のお店、チャレンジャー幸手店外観。
「チャレンジャー幸手店」という店名に聞き覚えが無い方でも、『パチンコ店買い取ってみた』という動画タイトルには聞き覚えがあるやもしれません。──そう。あの方です。
一応説明しておくと、氏は「脱サラしてパチンコ店を買い取る」という前代未聞の偉業に挑戦。しかもその栄光(?)の軌跡を「動画」で世に公開するニュージェネレーション全開の活動をされておられまして。ネット社会が産んだミラクルというか、時代の寵児と申しますか──。
まだ動画を見たことが無い方は、先に何かしら見てからの方がこの記事を楽しめると思うので、一応俺のイチオシ動画を貼っときましょう。 幸チャレとひげ紳士さん、そして動画をプロデュースしておられるPさんの雰囲気やら2人の関係性なんかがよく分かる動画です。
▲【パチンコ店買い取ってみた】第109回店内案内2017年10月版
よしゃ。これで全員予備知識オーケー!今回はそんな幸チャレオーナー、ひげ紳士さんに突撃オン!不定期連載! インタビュー・ウィズ・スロッター第2回、元気よく行ってみましょー!
ヒア・ウィー・万枚!
★ひげ紳士、幼少時代。
「チワッス。あしのっす。どうもすいませんホント。休業中にお邪魔しちゃって……」
「いえいえ。全然全然。休業も含めてエンターテイメントですから! あ。何か飲みます? 良かったらどうぞ、そこの飲み物飲んじゃって下さい!」
「うおお……景品……!」
「全然飲んでください。どうぞどうぞ!」
「俺、休業中のホールで景品のコーヒー貰って飲むの初めてッス!」
「アッハッハ!」
▲休業中の店内はみなし機取り外し作業中……
▲この光景は淋しくならざるを得ない……
「ひげさん今お幾つでしたっけ?」
「46歳、A型の乙女座です! アッハッハ!」
「うわぁぁ……ホント動画のまんまだ……! 生まれはどちらですか?」
「小倉です」
「え! 九州っすか」
「そう。ただすぐに関東に移動したから、育ったのはこっちですけどね」
「へぇ、なるほど……。じゃあ小学校はもう──」
「はい。こっちですね!」
「当時はどんな子でしたか?」
「んーどんな子…どんな子ォ……? そうですねぇなんかねぇ、ボク当時からスゴい細かったんですけど、クラス対抗のケンカみたいなので代表に選ばれたりして──」
「……まず『クラス代表のケンカ』って単語に突っ込みたいのですけど──まあいいや。なんかそういうのがあったんですね」
「ありました! で、ボク縄跳びをこうやって……シュッ!シュッ!ってムチみたいにして闘ってましたね!」
「 笑 」
「負けん気が強いというか──転んでもただじゃ起きないみたいな……そんな感じだったと思います」
「うーん、なるほど。他に何か『負けん気エピソード』みたいなのはあったりしますか?」
「そうですねぇ、負けん気……。負けん気。あー。これねぇありますねぇ。子供の時とかみんなそうだと思うんですけど、カエルなんかを見つけたら捕まえて人の顔に近づけるじゃないですか」
「んー……。近づけるかもしんないっすねぇ……」
「でねぇ、やっぱりみんな嫌がるんですよね。カエルっても、こんなデカいヤツですよ。それをこうやって持って近づけるんですけど……全員嫌がって逃げるんですよねぇ……。でもそれをねぇ、ずっとやるんですよ。しつこく。何回も近づけて」
「 笑 」
「そしたら相手が怒って仕返ししてくるんですけど、それにまた仕返しして。絶対自分のターンじゃ終わらないぞみたいな。アッハッハ!」
「それ負けん気っていうか、危ねぇヤツのエピソードですね!」
▲縄跳びをムチのように使う紳士
「勉強は好きでしたか?」
「図工とか美術は得意でしたね! 一回『アジのヒラキ』の絵で、市か何かの金賞貰いました」
「わお。すごい! ん? アジのヒラキ……ですか?」
「そうなんですよ。アジのヒラキ。しかもねぇ、後からその絵を見たら、アジがムラサキ色に塗ってあって──」
「ムラサキ色……」
「そうなんですよ。たぶんね、その色彩感覚が評価されて、これは金賞だな──みたいになったんじゃないかなぁと思うんですけども、とにかくむちゃくちゃムラサキ色でしたねぇ」
「それ実際は何色だったんですか?」
「まぁホントは茶色だったと思うんですけども、ボクはムラサキ色に描いたんですよね。何かチャレンジしてるんですよね」
「チャレンジャー!」
「そう。チャレンジャーですよ。今に繋がってるんです。アッハッハ!」
★中学生でパチンコ。
「中学の頃はどうでした?」
「パチンコやってましたね」
「早ッ! 速攻でそっち行きますね!」
「そう。ボク早いんですよ。アッハッハ!」
「何でまた中学でパチンコを……。周りに誘われた感じですか?」
「そうですね。先輩に誘われたんじゃないかなぁ……」
「あれ……ひげさんもしかして結構やんちゃだった感じですか?」
「んーやんちゃ、だったのかなぁ……。いやボクはそうでもなかったと思うんですけども」
「髪型どうでした? 当時の」
「リーゼントでしたね!」
「どう考えてもやんちゃですそれ! ちなみに最初何打ったか覚えてますか?」
「最初はねぇ……ちょっと覚えてないんですけど、羽根物の何かですよね。そっから『ローリングマシン(三共/1988)』とか『ザ拳法(西陣/1987)』でパチンコの面白さにハマった感じです」
「うわー全然知らねぇ……。パチスロは打ってました?」
「打ってましたよ。『ブロンコ(アークテクニコ/1985)』とか『ニュースターダスト(オリンピア/1986)』とか……」
「うおぉ、聞いたことねぇ……ブロンコとか……ステーキ屋かって話ですよ。すごいなぁ。勝ってました?」
「多分……勝ってたんじゃないかなぁ。っても、5000円とかの話ですけど」
「種銭どうしてたんですか?」
「バイトですね。なんかねぇワイパー作る会社で日雇いの仕事したり……あとね、ハンバーガー屋のね、ドムドムバーガーで働いてた時代ありますよボク。ドムドム。アッハッハ!」
「うわイメージが全然ない。ドムドム居たんですかひげさん」
「居ましたねぇドムドム」
「なるほどなぁ。で、中学、高校とパチンコ・パチスロにハマって……。で、卒業してから──」
「いや、してないんですよ」
「お?」
「ボクねぇ、中学まではまだマシだったんですけど、高校はほぼ学校行ってないんです。パチンコに狂ってて。しかも途中で当時付き合ってた彼女と『結婚する!』ってなって、高校中退してパチンコ屋に入社してるんですよね」
「え、そうなんですか?」
「そう。彼女と一緒にパチンコ屋の寮に入って……」
「展開早すぎませんか!? あれ、もう少年時代終わり!?」
「終わりなんですよもう。こっから社会人編です。アッハッハ!」
「えぇー! 縄跳びをムチにして闘った話とカエル話しか聞いてませんよまだ!」
「アッハッハ!」
▲作業服のひげ紳士はレア
★昭和から平成へ。リーゼントからパンチへ。
「じゃあ入社無茶苦茶早いんですねぇパチンコ屋」
「早かったです。でねぇ……当時のパチンコ屋っていうのが、独特なんですよねやっぱり」
「独特というと……」
「んー説明がちょっと難しいんですけど、パチンコ屋って当時は訳アリの人が働く所だったんですよ。例えば幸チャレみたいな、こういうお店があったら、上の階にスタッフの寮があって。まかない付きで──。みたいな。要するに、行くところが無い人が夫婦とか、家族で滑り込む、最後のセーフティネット……みたいな感じだったんですよね」
「あーなんか分かるかも」
「でしょう。そんな感じなんでねぇ……みんなパンチなんですよね」
「分かるかも。俺も打ち始めた頃は店員さん大体パンチでしたねぇ……」
「そう。パンチなんです。だからボクもパンチにして……30代後半までずっとパンチでしたねぇ。アッハッハ!」
「 笑 」
「なんかねぇ、夜逃げしてきた元・板前とか……そういう人たちが夫婦セットでバンバン入社してくるんですよね。ホールは旦那さんが出て、カウンターに奥さん……みたいな」
「うわマジか。すごいですねぇそれ!」
「でね、毎晩どっかしらでケンカが起きるですよ。夫婦で。小さい寮なんでそういう声とかも全ッ部聞こえるんですよね……!」
「ホール係とカウンター嬢が……」
「そう。ケンカしてるんですよ。アッハッハ! いやぁ凄かったですよ。そういう所だから入ってくる人も大体ダメな人で。朝入ってきて、賄い食べてトンズラするみたいな。……アレ? あいつどこ行った? とか。しょっちゅうでした!」
「メシの為に入社……!」
「ホントですよ。みんな大体ご飯食べてトンズラするんです。だからねぇ、ボクなんか若いし、トンズラしないから。みんなホントに凄く優しくてくれて……」
「おお……」
「当時の支配人が特にボクのこと気に入ってくれてて『お前の事は俺が面倒見てやる』って言ってくれて。待遇とかも凄く良かったんですよね。なのでその支配人とは結構長い間仕事してました」
「支配人以外で、誰か仲良かったスタッフさんとか居ますか?」
「居ます居ます。2つ上の先輩がいて……。年が近いから凄く仲良くなったんですけど、最近幸チャレの動画見たらしくて『お前なんだよ、ひげ紳士って』みたいな事言われました!」
▲ひげパニックとひげさん
「仕事は楽しかったですか?」
「楽しかったです。みんなで草野球チームも作ってましたよ」
「パチ屋でですか?」
「もちろん。月に1回定休日があるんですけど、その時に練習試合とかして。ボク中学校の時に野球やってたんで、背番号18でした!」
「エースナンバー!」
「そうそう。早朝練習のあとにみんなでお店開けて仕事したり。みんな体がバキバキで働いてるんですよね。面白かったなぁアレは……。ちなみにその時はボクらのお店の常連さんがタクシードライバー仲間で草野球チーム作ってて、そこと練習試合しましたよ」
「パチ屋vsタクドラ……!」
「そうです!」
「……当時はタクシードライバーもパンチっすよね」
「パンチでしたねぇ」
「みんなパンチじゃないですか」
「みんなパンチでしたねぇ……! アッハッハ!」
「ひげさん、それからずっとパチンコ屋ですよね?」
「そうです。途中で店が変わったり、会社変わったり、役員を5年やったり──。全部で28年かな?」
「長いすね! 流石だなぁ……」
「仕事も楽しかったですし、なによりパチンコが好きなんで。天職ですよ」
「それは今でも変わって無いですよね。天職──」
「……なんですけど、途中で一回折れた事があるんですよね」
「お。そうなんですか?」
「はい──」
★国会議員に、俺はなる!
「これは何から話せばいいかなぁ。ボクねぇ、途中から国会議員になる! ってみんなに言ってて」
「うおっと。なかなかまた奇抜な方向に話が──。因みに国会議員になって、何を実現したいとか、そういうのはありましたか?」
「パチンコ店のスタッフの地位向上です」
「 おぅ! 」
「いやー、ホントねぇ、当時は地位が低かったんですよ。セーフティネットの話もそうですけど、やっぱなんか、パチンコ屋スタッフってだけで低く見られがちだったんですよね」
「あー……何か聞いたことあるかも……。ローン組めなかったんですっけ」
「そうです。ホントですからねそれ。今は違いますけど、当時はパチンコ屋のスタッフはローンなんか組めなかったんですよ。元々ボクは学生の頃からパチンコやってて、そういう偏見みたいなのは全然無いし、むしろパチンコは最高のエンターテイメントだと思ってて。映画とかね。マンガとか──そういうのに決して引けを取らない立派な娯楽だと思っているんですね」
「はい──」
「だけど世間は違って、ボクが高校辞めてパチンコ屋に入る時も、みんなすごく反対するんですよね。うちの彼女も反対してましたし。そういうのをね、ずっと見返したいなと思ってて──」
「おお……なるほど……」
「元々、そういう志は凄く高かったんですよ。日々ホールで働きながら、パチンコ屋のスタッフの地位向上の為にはどうすればいいのか──色々模索してて」
「で、国会議員──」
「そう。最終的にはですよ? 最終的にはもう国会議員になるしかないなと思ってたんですけけども……でもねぇ、ある事件をキッカケに折れちゃって」
「な、何があったんですか……」
「震災です──」
「ああ──」
東日本大震災。2011年3月11日に東日本を襲った、最大震度6強の大地震。電力不足や不謹慎という空気感。パチンコパチスロという存在に対する風当たりが非常に強かったことを、一人のユーザーとして筆者も感じていた。
「何をやってもダメで──これはもう個人が何かをやったところでどうにもなんないなと──天災だし仕方がない事で、実際に震災で辛い、悲しい思いをした方も大勢いらっしゃるので、凄く分かるんですけども──そういう悲しい事件があった時に、真っ先にやり玉に上がる業界って何なんだろうなと」
「…………」
「そういう時に、真っ先にマトになって一気に叩かれるのって、やっぱりそこに人生を捧げてる身としては辛かったですよ」
「確かに。無力感というか……」
「そう。無力感。ずっとボクは『パチンコは面白いですよ。楽しいですよ。素晴らしいものですよ』ってスタンスで、みんなにその素晴らしさを知ってもらいたくて頑張ってたんですけど、ここで一回『あ、コレは何やってもダメだ』ってなっちゃって。だから、国会議員になってパチンコ屋スタッフ全員の地位向上! とかいうのは、もうここで折れちゃいました」
「なるほど……」
「業界から足を洗う事も考えたんですけど、ある時期から個人で何か……自分の手の届く範囲の人にパチンコの楽しさを伝える事が出来ないか。本当の地域密着であったり、普通じゃない、居るだけで楽しいホールが作れないか色々考え始めて──」
「おお……。そういう展開かぁ……!」
……数年後、その想いは埼玉県幸手市にて花開く事になるのだった──!
▲夢の場所。おや……窓の文字は……。
★オーナー生活
「実際、最初幸チャレを作る時ってどんな感じだったんですか?」
「んー。最初はもっと楽勝だと思ってましたね!」
「実際どうでした?」
「実際はねぇ、ホントにギリギリで。ギリギリっていうか殆どアウトでした。15時くらいまでお客さん誰も居ないとか。ボク、他のホールに行って、打っているお客さんに『あそこにいい店あるらしいですよ』とか言って営業掛けてましたからね」
「 笑 」
「途中まで本当に常連さんが何人か来てくれるだけのお店で──」
「常連さんいたんですね!」
「居ました。ウチがそういう状況だったんで、基本的にガラガラなんですよ。たぶん、そういうのが好きなお客さんだったんだと思います。だからボクもそういうお客さんは大事にしたいと思ってたんですけど、『パチンコ店買い取ってみた』の動画をやり始めてから、ちょっと状況が変わって──」
「人気店になりましたもんねぇ……」
「そうなんですよ。日本中から一杯お客さんが来てくれるようになって……。ボクとしては、以前からの常連さんも大事にしたいし、新しく来てくれる方々も大事にしたいし。どっちも大事なんですよね。だけど常連さんからすると、きっと居心地がだんだん悪くなってたと思うんです。それもボク分かってて、本当に申し訳ないなぁって──」
「んー……。どうしようも無いですねぇ……」
「ホントどうしようもないんですよね。だから悪いなぁ申し訳ないなぁってずっと思ってたんですけど、ある時、すごく稼働がいい日があって……。一時期からは考えられないくらいお客さんが来てくれて……。ホント座れないくらい……」
「はい……」
「そしたらね、開店したての頃から来てくれてる常連さんがボクの方に来て、ポンって肩を叩くわけですよ」
「ええ……」
「そして『良かったじゃん』って。言ってくれたんです!」
「おお……!」
「ホントはね、打ちたい台とかを自由に打てなくなって、ちぇ、なんだよってなってもおかしくないのに。でもその人はガラガラの時から幸チャレを見てくれてるんで、お店が繁盛して『良かったじゃん』って……。これボクねぇ、感動しちゃって。もう嬉しくて……。ホールで泣きそうになっちゃいましたもん」
「うわぁ、むっちゃいい話だなぁ……。幸チャレならではの話な気がします!」
「有り難いですよ、本当に……」
「1月31日(※休業前の最終営業日)も凄かったですね!」
「はい! あの日も本当に凄くて。想像以上でした。満席で……。鉄火場みたいになってて。『昔のパチンコ屋』の状況を久しぶりに見た感じで嬉しかったし、懐かしい気持ちになりました! ボクもめちゃくちゃテンションが上がっちゃって、マイクもPさんと交代でやるつもりが気づいたらずっと自分だけでやってて──!」
「ツイッターのタイムライン、マジで幸チャレ一色でしたもんねあの日……」
「はい! 日本中の色んな所から色んな人に来てもらえて。ホントは全員とゆっくりお話したかったんですけども、忙しすぎてとても時間が足りなくてねぇ……それだけが唯一悔やまれます」
「なるほど! わかりました。ではちょっと気が早いかもしれませんが、営業再開に向けての意気込みを何かいただけませんでしょうか……!」
「──そうですねぇ。今はやっぱり『みなし機』の問題があるんで、まずはそれを乗り越える事ですね……。今の『幸チャレらしさ』を作ってくれてる台たちは、本当に残念ですけども、今回全部外れちゃいます……。だけど、ボクはこういう店がいいので、もう一回、今の幸チャレを目指したいと思います!」
「おぉ!!」
「今の新台も時間が経てば珍台になるわけで──夢みたいな話ですけど、面白い台を長く使って、もう一回今の幸チャレみたいな、日本でここにしかない台みたいなのを集めた、普通じゃない、面白いお店にしたいなと思います!」
「──エクセレント! 素晴らしいです! 今後とも、盛況をお祈りしております」
「いやー、またそのうちヤバくなると思いますけど、そしたらまたどこかのホールからお客さん引っ張ってきて頑張ります。アッハッハ!」
▲休業中なのに様子を見に来るユーザーさんもいらっしゃるとか
★質問ラッシュなどなど
「ではそろそろ、質問ラッシュに行ちゃっていいですか?」
「はい。ラッシュ。分かりました!」
「巨乳と貧乳どっちが好きですか?」
「いやー! 迷いますね! 普通がいいかな! アッハッハ!」
「さすが大人! 一番敵を作らない答え! では、墓に持ってくならどの台がいいですか?」
「『ローリングマシン』です!」
「一番初めにハマった台ですね! じゃあ次……今までに幸チャレでした握手の回数は、大体何回くらいでしょう? 総握手数……! ですね」
「総握手数……。そうですねぇ……。1万握手くらいかなぁ……」
「すげ。それたぶんAKBの人気無い子より握手してますよきっと……。じゃあ次……。ええと、Pさん居ますか。Pさん」
(はい。どうしました)
「Pさんに質問なんですが、ひげさんに言いたい事とかありますか?」
(そうですね……。今日のインタビューで私の話が出てこなかったのが悲しいですね)
「アッハッハ!」
「ひげさん今日イチで爆笑してますね……! もう1個、Pさんすいません、動画を編集してて一番印象深かった作品はどの回ですか?」
(うーん……。これね、結局『継続は力なり』なんで……毎回しっかり時間通りに動画をアップし続けるのが絶対条件なんですけど、毎回全力で唸りながらやってるんで、どれが印象深いかでいうと『全部』なんですよね。ただ、個人的に好きなのは『初心者のための幸チャレPV(26回)』ですね!)
「ああ、あの馬鹿馬鹿し……ゲフンゲフン。面白い回ですね! 最後笑いました! みなさん是非チェックしてみてください! ではひげさん、ファンに一言お願いします!」
「はい! これからもパチンコ屋を続けていきますので、宜しくお願いします!」
「では最後……! 生まれ変わっても、パチンコを打ちますか?」
「打ちます!!」
「ヨッシャ以上です! ありがとうございます!」
「こんなんでいいですか? アッハッハ!」
▲幸チャレに眠る『ローリングマシン』。ひげさんによる解説付きでチェックできます。
以上が幸チャレオーナー、ひげ紳士さんのインタビューだ。
いやー、ひげさんもPさんもとても明るくて楽しい人でした!お店の雰囲気って、結局そこで働く人に拠る所が大きいと思うので、要するにお二人が明るくて楽しい方々なのが、幸チャレの幸チャレたる大事な部分を構成してる要素になってるのではないかなと思いました。幸アレ!幸チャレ!ファーッ!
さて、人生設定。
たぶんひげさんの天井スゲー低い。 超速で当たる。それだけは分かる。そしてきっと珍台。というより、珍台であって欲しい。
天井低くて珍台……。よっしゃ決めた。
チャレンジャー幸手店オーナー、ひげ紳士さんの設定はタイヨーの5号機『ハイサイ蝶特急ターボ』の設定4だ。
ペイアウト104.3%──。天井はパチスロ界で最短の77ゲーム! 到達時の恩恵もデカいぞ! すげえぜ蝶特急!(ただし5ゲームのATで頻繁にリセットされる上、ハイパー強力な天井ストッパー搭載)
以上、ひげ紳士さんのインタビューでした! 幸チャレ再開店が待ち遠しいですね!
さあ、次回のインタビュイーは果たして誰か。大物の予感がしなくもない。
ではまた次回。シーユー!
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- あしの
- 代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。
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幸チャレ、意外と時間かからず行けたので、復活したら絶対また行きたいと思います! 編集長、復活オフみたいなの企画してくれませんかねぇ……。
はい、是非お会いしましょう!!
いつもありがとう!
ひげさんホントいい人でしたーー!
次回もお楽しみに!!
震災のくだりから、常連さんにかけられた言葉までのところで泣きそうになりました。
あしのさん、復活したら幸チャレで会いましょう!
次回も楽しみにしてるねヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ
いやーホントそうっすよねぇ!
これからのチャレンジャー幸手店の進化(?)が楽しみです。
行ってみたら意外と近かったんで、復活したら遊びにいこっと!
>「今の新台も時間が経てば珍台になる」
ひげさんのセリフにもありましたが、そう、それなんです!
その頃には業界がどうなっているかは分からないけれど、
少なくとも3年後には再びレア台レトロ台ばかりのお店って
間違いなく出てくるハズなので、子供の成長を見守るが如く
楽しみにしていますw