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AプロジェクトにSINボーナス搭載？『CCエンジェル』ハズレ制御テーブルのナゾに迫る！

はせD はせD パチスロ演出信頼度・法則まとめ

みなさんこんにちは！パチ7ライターのはせDです。

突然ですが『CCエンジェル』は打ってますか？難しい目押しも要らず、予告音が無ければ取りこぼす小役（羽・チェリー）もないので、好きなところを狙えるという拝める出目の幅が非常に広い台となっています。

そんなCCエンジェルを楽しんでいる時、とある現象が起こりました。

予告音がない時はここをビタ押しするのが結構好きなのですが…

ハズレの時は4コマスベリます。7が上段に張り付いても、4コマスベって7が下段に停止しても、普通にリーチ目が出ます。ただハズレの時は必ず4コマスベるので、7が上段にビタ止まりしたら『小役orボーナス』になるわけなんですが……

左リールに7が上段に止まって、ベルかな？なんて思っていたらこんな目が止まりました。左リールが1コマスベっていると、ハズレがありますが、出目の形的にも強いですし、何より左リールがビタ止まった自信がありました。なので、意気揚々と1枚掛けでボーナスを狙うとなんとボーナスが入っていなかったのです！

小役orボーナスの停止型で、小役がハズレたのに当たっていない……おかしな話です。5号機以降は1フラグにつき1個の制御テーブルしか認められてないわけですから、ハズレなのに別の制御を持っているのはあってはならないこと。ではこの謎制御はなんなのか？今回はこれを考察していきます。

謎制御の正体

ということは、ハズレではない何かの役が成立しているということ。では何が成立しているのでしょうか？

リーチ目ではない1枚役が成立している説

この謎制御は頻繁に出現しないので、他の機種だとチャンス目にあたる制御になります。ということなら、他の機種になぞらえて「チャンス目1枚役が成立しているのではないか」という仮説を基に考えてみましょう。

▲チャンス目に1枚役を採用している機種たち

A-SLOTツインエンジェルBREAK（以下：Aツイン）とカンフーレディ・テトラはチャンス目が1枚役で、この1枚役を取得していく＋ボーナス入賞を最短で狙うことで出玉率100％を超えるのも魅力の一つ。Aツインは液晶演出がメインの面白さなので、チャンス目1枚役を取得していくのは、さほど気になりません。

しかし、カンフーレディ・テトラはリール制御がメインの面白さです。このチャンス目1枚役はまぁまぁの確率で成立するため、収支を気にすると1枚役は無視するわけにもいきません。ならばと、1枚役を取得する打ち方をすると出目が単調になり、面白さがガクッと下がります。

このように、チャンス目を1枚役にするのはゲーム性を損なう可能性もあるので考えものなのです。では、Aプロ機種やCCエンジェルに置き換えて考えてみましょう。

Aプロ機種などで置き換えて考えてみると

Aプロ機種において、チャンス目1枚役のために特定の箇所を狙わすというのは、拝める出目の幅を下げる行為になっちゃいます。ましてや、変則押しで1枚役を取得して出玉率を上げる方法が確立されると、4号機時代の名機の復刻にならなくなってしまいます。

CCエンジェルは予告音がない時は、とりこぼす小役がないので「左リールを自由に押せる」というのがウリでもあります。しかし、チャンス目1枚役のために左リールは同じところしか狙えないとなると、「左リールを自由に押せる」というウリの部分を自らぶん投げる形になってしまうわけです。

こだわりの強いはずのAプロ開発陣からしたら、このようなゲーム性が破綻するようなことは是非とも避けたいところかと思います。なので、チャンス目のための1枚役は搭載していないと考えます。実際、リーチ目役以外の1枚役を見たこともないですしね。

内部的にシングルボーナス（SIN）が成立している説

急に聞き慣れない単語が出てきました。知らない方が多いと思うので、簡単に「シングルボーナス」というものを解説します。

シングルボーナスとは？

シングルボーナス（以下：SIN）は正式名称は「普通役物」といいます。扱いとしてはボーナスでして、入賞した次ゲームの1ゲームのみJACゲーム（小役確率を変動出来る）を行うことが出来ます。このJACゲーム中はその機種に搭載されているボーナス（SINも）も抽選出来ます。

小役確率が変動出来るということは、変動させないことも出来るということ。SINはボーナスなので、入賞時の払い出しは0枚です。SINのJACゲームで小役確率を変動させなければ役割はハズレと同じということです。

SINはハズレとは違うフラグですから、別の制御が持てます。この場合のハズレとSINは出玉的には同じ役割ですから、ハズレの制御テーブルが2本あるのと変わらないのです。そして、ハズレを基本的な制御として、たまに成立するSINの制御をチャンス目にすれば、今までのノーマルタイプと変わらないリール制御を1枚役を気にすることなく楽しめます。

じゃあ、5号機のノーマルタイプでもこのアイディアを使えば良かったじゃんってなりそうですが、5号機でSINを使うことは非常に難しかったのです。なぜ難しかったのか、そこも解説します。

ボーナスの種類

ノーマルタイプのボーナスはBBとRBを搭載している機種がほとんどです。注目したいボーナスがRBでして、5号機ノーマル機のほとんどのRBは2種BB（正式名称：第二種特別役物に係る役物連続作動装置）と呼ばれるボーナスになってます。これを搭載しているのはボーナス確率を高めるためです。

詳しい話は話がややこしくなるので割愛しますが、2種BBの困ったポイントとして、2種BB消化中もSINと純粋なREG（正式名称：第一種特別役物）は通常時と同じ確率で抽選しちゃいます。問題なのは2種BB消化中にSINやREGに当選してしまうと、当選したゲームを最後に2種BBがパンクしてしまいます。

▲5号機「ギラギラ爺サマー」（大都技研）

5号機のギラギラ爺サマーのCT（2種BB）は、この仕様をゲーム性にし、越後サメの腹立つ顔を世に広めてくれやがりました。ノーマルタイプの2種BBは枚数を取り切れないといけませんから、途中で2種BBがパンクする原因を持つSINを搭載することが出来なかったのです。

また、2種BBを搭載出来る機種はBBの払い出し上限枚数も決まっています。5号機までは360枚、6号機では225枚までとなっています。6号機のAプロ機種を見ると、どの機種もBBの払い出し枚数が270枚を超えています。普通に考えたらフルスペック機なんですよこいつら。なので、2種BBを搭載していません。RBは別のボーナスになっています。

ですが、ボーナス確率は5号機のノーマルタイプとほぼ同じ。何なら確率が甘くなっているまであります。これで、スペックを気にせずにSINを搭載出来るようになりました。

配当表がないからこそのSIN

6号機のAプロ機種では、サンダーVライトニングから配当表が載せられなくなりました。今までは、1枚役が分からないなぁで終わっていましたが、1枚役は払い出しがあるので探せば答えは分かります。ですが、SINは払い出しがないため、答えが分かりません。成立したSINは引き込める範囲ならば引き込みますが、そこは天下のAプロ開発陣。露骨なリールのスベりはしないような組み合わせにしていると思います。Aプロユーザーは露骨なリールのスベりには敏感ですからね（笑）

メーカーから答えを提示されない限りは答えが分かりませんから、気にしなくていいんです。なんとなく存在だけでも意識していれば。

自分の中ではこの背景の考察からも見て、最有力の説です。

謎制御発生時の法則

ここからはCCエンジェルの制御・法則のお話です。謎制御役成立時のリール制御法則や演出法則のポイントをまとめてみました。

※リール制御・法則共に、はせDの実戦上に基づくものです。

左リール制御での謎制御ポイント

予告音が鳴った時には謎制御役は成立しないので、予告音無し時の場合に限定しています。

7上段からのボーナス成立ゲームはチャンス目（この場合のチャンス目はハズレでもボーナス成立時にも止まる目のこと）で入ることが多いので、度々ボーナス成立ゲームを逃します。だからこそ、次ゲームに点灯演出が起こったりすると、ボーナス成立後を回している可能性が高いので、普段より点灯演出のボーナス期待度が上がるのを楽しんだりも出来ます。

この4つの停止形では、フラップくん上段ビタ停止が一番ボーナスに繋がる目になるので、第1停止で点灯演出が起こった時点でのボーナス期待度はこの目が一番高いです。

謎制御発生時の点灯演出

謎制御＋点灯演出発生時は、ほとんどが1点灯のみが選ばれます。なので、左リール上段にフラップくんがビタ停止（謎制御orボーナス）して、2点灯まで進むと激熱です。当たってなかったら泣いていいレベルで熱いです。

まだまだ見つけられてない謎制御があると思いますので、謎制御と点灯演出の組み合わせで自分だけのチャンスパターンを探してみましょう！

最後に

CCエンジェルが6号機の規則だからこそ出来る制御のマジックを見せてくれました。この考えが使えれば、4号機ドン2のハズレで左リールが無駄に4コマスベるレア制御テーブルなんかも再現出来るかもしれませんね。

これから先、ハズレの制御が一筋縄ではなくなる可能性が大いにあります。ハズレの停止形が単調になりにくくなって、制御・ゲーム性の幅がより一層広がるかもしれませんね！

（C）UNIVERSAL ENTERTAINMENT

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この記事へのコメント（7 件）

ぱちねこ: 投稿日：2022/08/23; 配当ですが、薄BAR、チェリー、チェリー(中右共に７の下の１つしかないチェリー)は間違いないと思います。中押しで上段に天使を押すと基本中段に天使が止まりますがたまにチェリーが滑ってきます。右中段に７を押すと基本下段に止まりますが、たまにビタ止まりします。この時例の配当を狙うと引き込み、蹴飛ばしたことはありませんでした。

はせD: 投稿日：2022/02/03; 貯金爆弾さん
コメントありがとうございます。
この考えはチャンス目を1枚役にしてる機種に応用して欲しいですね。
カンフーレディテトラとか…ね？

貯金爆弾: 投稿日：2022/02/03; 自分も謎スベリに気づいて自由帳のコラムに書いたりもしましたが、打ち続けても謎スベリは謎フラグ確定でしかなく、ボナ察知には繋がりませんでした。

このフラグ、上手く使えば楽しくなりそうですけどね。今後に期待、でしょうか。

はせD: 投稿日：2022/02/03; sin sparkさん
コメントありがとうございます。
確かに左リールBAR下段からの右リール上段フラップくんも怪しいですね。
この制御他の台にも応用して欲しいものです。

sin spark: 投稿日：2022/02/03; このSIN、私も導入当初噂を耳にして検証していたのですが、どうも薄BAR-赤7-赤7周りの位置がその配当っぽいと思ってます。
色々試しましたが薄BAR停止時に赤周りだけリールがツルツル滑ったので…。
こうすると薄BARの4コマ引き込みやビタ停止も説明がつきます。
判別してSIN入賞ヤメとかやってみたいです←((実ボナないため

あと私が実践上確認・予想しているSIN制御はこんなのがあります。
・左3コマ滑りで中段天使が止まる形
・下段チェリー付きBARから挟んで右上段天使
後者は普通に狙うと止まらないはず…なんなら左の滑りが浅いと2確？

しかしこの制御、実証できたときは衝撃でしたね…。
過去に似て非なる制御に乙女A+がありましたが、それを上回る驚きでした。
(あっちは単チェこぼしで第2以降の制御が変わる)